宿泊記 超イビス級クオリティ イビスサイゴンエアポート

この日はホーチミンでのトランジットでサイゴンタンソンニャット国際空港近くのイビスサイゴンエアポートホテルに宿泊。
いまでこそIHG系列のHoliday Inn and Suites Saigon Airportがオープンしてますが、当時はまともそうなエアポートホテルってイビスくらいのもんだったんですよね。正直、うっわー、今日の宿はバジェットホテルのイビスか…と全く期待せずにホテルへと向かいました。

空港からホテルへの移動は事前に予約をしていたホテルの無料シャトルバスで。
到着ターミナルを出て正面の待合場所にホテルのロゴ入りプラカードを持ったスタッフが立って待機しているとのことだったが、他のホテルのスタッフは沢山いるのにイビスのホテルマンは見当たらず。
んん?ホテルに電凸コースか?と思ったらやる気なさげに柱にもたれて休憩中だった。油断したぁ~とばかりに「え!出てくるの早いですね!」ってw う~ん、いきなりの意識低い系イビスクオリティw 隣に立ってたソフィテルのホテルマンがピシっとしてたから、余計にイビスの緩さが際立ってましたw


ターミナル内の駐車が禁じられているからか、バスはスタッフとの合流後に呼んでもらう形になるので、合流してから5-6分くらいは待たされる。その後、国内線ターミナル経由でホテルに着くまで約10分…。
これならホテルまで歩いた方が早いんじゃね?と思うけど、ホテルへの道中は道が悪かったりバイクの洪水の中を横断したりのハザードを突破することになりますので、やっぱりシャトルバスが無難っす。タクシーだと近すぎてウザがられるし。


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ホテル前の通りこそごちゃごちゃしててアジアな雰囲気ですが、館内は広々としていて至って快適。全くもって期待してませんでしたが、イビスにしては良い感じです。スターバックスまで入ってるし!

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頭上にはベトナムの国花である蓮の葉?がカラフルに輝いてます。


いやー、ハード面はイビスにしては素晴らしい。

中国で泊まったイビスのクオリティとは大違いで、とても同じブランドのホテルとは思えませんw

アコーホテルズ ゴールドステータス特典

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会員レコグニションもイビスにしては充実してて、ドリンクバウチャー・手の込んだウェルカムスイーツ・スタジオルームへのアップグレード、08:00のアーリーチェックインor17:00までのレイトチェックアウトなどなど盛り沢山。ゴールド会員でもこれだけモリモリのベネフィットが受けられたので、プラチナ時代に泊まっていればどうなったことやら。


部屋のカテゴリーを見てみてもイビス離れしたレベルにあり、バジェットホテルのイビスでもスタジオルームやファミリータイプの部屋まで設けられている。狭く質素な1ベッドルームを覚悟していたので、これは嬉しい誤算でした。

ただ、そのぶん一般的なアジア圏のイビスと比べると若干価格帯が高めですかね。許容範囲ではありますし、質が伴っているので全く問題ありませんが。

シャトルバス ホテル⇒空港


空港からホテル行きのシャトルバスは定時制。深夜・早朝帯にも運行しています。ホーチミン発のフライト出発時刻が分かっている場合はチェックイン時に予約をしておいた方が良いでしょう。

部屋:スタジオルーム


スタジオルームはコネクティングルーム仕様のスタンダードルーム2部屋を繋げた造りで、1部屋がベッドルーム、もう一部屋はリビングルームとしてベッドの代わりにソファや円卓が置かれていました。
今回は中庭に面した高層階の部屋を御用頂いたということもあるのでしょうが、静けさも保たれていてとてもイビスとは思えない良い部屋です。


こんなアート的なメッセージが部屋に掲げられたイビスも初めて。
「なにもかもが逆風のように感じたら、思い出すがいい。飛行機はいつも風に向かって飛んでいくんだ。風と共にじゃない。」ヘンリーフォード拝。

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ベッドルームにはソファ・円卓がある代わりにイビス自慢の特製ベッドがデカデカと置かれてる。壁紙に飛行機の絵があしらわれていたりと、エアポートホテルらしさも演出されてます。


部屋ごとに名言集の一句が書かれてるんじゃなくて、どの部屋もフォードのこの一句なんすねw 逆風に感じることが多い客層がよく泊まることを想定してるんすかねw



奥の窓際に設けられたデスクや扉のないオープンタイプのクローゼットもベッドルーム・リビングルーム共に同じ仕様。



バスルームも同じ仕様の物がリビング・ベッドルームにそれぞれ備わってます。

高級ホテルのように何でも揃っているわけでないですが、部屋も新しく快適ですし、エアポートホテルとして1泊する分には十分です。良い意味で期待が裏切られました。

レストラン BISTRO BY OOPEN

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ロビーフロアのオシャレレストラン“Bistro by OOPEN”で蚊と戦いながら夕食を。ビストロと言っちゃうあたり、仏系アコーホテルズの影響か。

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ハイフォン名物ブン・カー(Bun Ca)を注文したら付け合わせの草が凄いワイルドw 他にも「Hue Ginger Tofu」「Nam Dinh Pho」「Nha Trang Seafood Fried Rice」「Saigon Banh Hoi」などなど、ベトナム各地の定番料理が揃っていて、「ローカル飯に挑戦したいけど衛生面が心配…」という方にはお勧めです。

プール&ルーフトップバー


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屋上には、サイゴン市内及びタンソンニャット空港空港が見下ろせるバーとプールが設けられてます。小さいですが雰囲気は良いですし、何よりビールが安い!
17:00-20:00の時間帯はハッピーアワーでタイガーとハイネケンの生ビールが1杯=VND35,000(≒JPY160)++で飲めちゃうという。心地よい夜風に当たりながら飲むゲロ安生ビール、上空には離発着する飛行機…控えめにいって最高っす!


外の屋台の3-4倍の価格だったけど、バインミーも具沢山で美味かった。

ジム・サウナ



ジムも(イビスにしては)素晴らしいですし、極めつけはサウナ。サウナまである1泊6,000園程度のイビスは世界的にも珍しいんじゃないっすかね。施設面の充実度合いではノボテル級です。

朝食


朝食はロビーフロアのオシャレレストランで。エアポートホテルならではの計らいなのか、提供時間が04:00-12:00と長~く設けられています。

06:00-10:30:フルビュッフェ
04:00-06:00、13:30-12:00:軽食ビュッフェ


オムレツはやたらと汚い出来上がりで「誰かの食べかけ?」みたいな感じで出てきたけど、全体的に見たらホットミールもオードブル系もかなーり充実していて(イビスにしては)大満足の内容でした。

周辺環境

また、ホテルの隣にはすき屋やローカルフードコート、スーパーマーケットなどが入ったパークソンデパートなので、ホテル外での安飯の調達にも困りません。


よき塩コーン…だと!?

所感

イビスにしては驚くくらい良いホテルっす。

イビスなのに空港-ホテルの無料シャトルバス
イビスなのに広い部屋がある
イビスなのにサウナがある
イビスなのに朝食が充実してる
朝食が04:00-12:00
ハッピーアワーが安い

ホーチミンでのトランジットには文句なしにお勧めです。

【Ibis Saigon Airport Hotel(イビスサイゴンエアポート)】

公式サイト:https://www.accorhotels.com/ja/hotel-9468-イビス-サイゴン-エアポート/index.shtml
所在地:2 Hong Ha Street, Ward 2, Tan Binh district, Ho Chi Minh city, Ho Chi Minh City

イビス バンコク スクンビット4(ibis Bangkok Sukhumvit4) 宿泊記

この日は付き合いでバンコクのナナ(スクンビット・ソイ4)にあるアコー系列の三ツ星ホテル・イビス バンコク スクンビット4に泊まることに。アコー公式サイトの事前決済レート1泊1,240バーツ(≒3,800円)朝食別だったかな。すっごい経済的で、このエリアのバジェットホテルではナナホテルと並んで屈指のコスパの高さだと思う。

ピンク街直結・夜の街ど真ん中で、夜の徘徊に至極便利。レジャー・エンターテインメント施設が周囲に多く、夜のバンコクを歩いて見て回りたいナイトライフ派な旅人向きのホテルである。
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ナナプラザ・飲み屋・土産物店・B級レストランに屋台・マッサージ店などが建ち並び、夜まで賑やかな雰囲気だ。


スクンビットのソイ4を入り、JWマリオットを右手に見ながら奥へ奥へ。ばっちりメイクのお姉ちゃんや酔っ払いファランが屯して怪し気な雰囲気だし、ゴミやゲロなんかも散乱してて、小さいお子様連れやお嬢様には刺激が強すぎるかも。


BTSナナ駅からは750m、ナナプラザからは500m弱の距離になるだろうか。オフホワイトとブラウンの外壁を組み合わせた7階建て全200室のこちらの建物がイビス バンコク ナナになる。

館内:
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ゆったりとしたロビーはイビスらしく、すっきり爽やかでスタイリッシュな雰囲気。ExpediaのベストコスパランキングBKK編でトップ5にランクインするだけあって、値段の割には悪くないという第一印象だ。

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歩いても大した距離じゃないけれど、ナナ駅への無料シャトルバスも走っているし、ツアー会社によるカーレンタルサービスもある。バンコク市内のみの移動だとカムリを4時間借り切って1,600バーツ、パタヤまで片道1,600バーツ、アユタヤまで片道2,500バーツなどなど。

フロントの右手には小さなカウンターバーや有料ネットコーナーもある。
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アコー上級会員だとバーコーナーで使えるドリンククーポン・ランドリーサービス20%off・レストランのアラカルトメニュー10%off等の特典が楽しめる。ここら辺の待遇は3,000円台のイビスの割にしっかりしてて好感が持てる。中国のイビスと違ってアコーポイントもしっかり加算できますし。

部屋:スタンダードルーム
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ちょっとかび臭い客室はシンプルでコンパクトな造り。21㎡と手狭ではあるけれど、ワークデスク・セーフティボックス・コーヒーお茶セット・無料のボトル水・電子ケトル・薄型液晶テレビ・冷蔵庫と最低限の機能は備わっている。


直ぐ目の前が立体駐車場なのでカーテンを閉めっぱなしにしないとプライバシーが保てない点や、壁が極薄で廊下や隣部屋の声が否応無しに聞こえてくる点はマイナス査定。場所柄、夜中遅く帰ってきて廊下で奇声をあげる酔っ払いが出現しやすいですし。快適な滞在は約束されないので、「この値段でこの立地なら仕方ないな」と割り切れないのであれば利用は勧められん。あくまで3,000円台のバジェットホテルですからね。

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上座部仏教の解説本も用意されている。


仏教の本を置くくらいなら使い捨てスリッパを用意してほしいのだが…。床が硬質のハードウッドだし室内土足利用を想定してるのかな。

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バスルームもシンプルで最低限の機能のみ。バスアメニティはラックスのシャンプー兼シャワージェル(シャンプーとシャワージェルじゃなく、シャンプーシャワージェル)とシャワーキャップなので、髭剃りはおろか歯ブラシもないので自前で準備する必要がある。

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ドライヤーは全室完備。お湯の出や、水圧に関しては然程気にならないレベル。

朝食:

朝食は06:00-10:30、ロビーフロアのレストラン「イッツオールアバウトテイスト」が会場となる。朝食以外にも営業してるけど、ホテル周りに食事処が揃っているからか、朝食以外は殆ど利用客がいない。食べ放題の朝食が229バーツ(≒700円)と破格のお値段なんだけどなぁ。

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スープ・おかゆ・炒飯・マントウ・野菜炒め・サラダ・カオパット・卵料理・果物・ヨーグルト・シリアルなどなど、朝食のバイキングはイビスにしては良い部類に入る。


210バーツとホテルの朝食にしては安いけど、周りにもっと安くローカル料理が楽しめるB級食堂が豊富にあるからなぁ。

所感:
ナナで遊んでホテルではただ寝るだけという使い方なら悪くない選択肢で、3,000円台なら全然アリ。ただ、周りには似たようなバジェットホテルも多いので、5,000円以上だと別のホテルを検討しちゃうかな。同じアコーでもプルンチットにノボテルやナショナルスタジアム駅前に別のイビスもあるし。

イビス バンコク スクンビット4(イビス ナナ)


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住所:41 Sukhumvit Road Soi 4, Bangkok
電話:+66 2 659 2888


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イビス中山ザ センター(中山中心宜必思酒店)宿泊記

この週末は知人が中山に来てイビスに一泊するとのことだったので、付き合いで自分もイビスに部屋を取ることに。中山にはシェラトンもヒルトンもホリデイインもあるのに、よりによってイビスかよ、と思いたくもなる。立地条件が良い割に一泊1,500円程度から泊まれるバジェットホテルでお財布には優しいんだけど、中国大陸のイビスはアコーの宿泊実績にもカウントされなければポイントも付与されないんでね。ホテラー的には全く無意味な一泊となってしまう。

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中国各都市やマカオ行きのバスストップも近いし、市街地ど真ん中の商店街も徒歩圏内というシティホテルで、「イビス中山ザ センター」という看板に偽りは無い。この日、自分はオンライン決済で120元で部屋を取ることができたが、当日レートは169元~で、4時間単位で部屋を借りられる休憩コースもあるようだ。漢庭や錦江などの中国系チェーンよりも安いし。


部屋数は135らしいが、ロビーの大きさは部屋数50未満のミニホテル。すっごく狭いしフロントスタッフは携帯弄ってるしと、ローカルな緩~い雰囲気のホテルになっている。

格安レートで事前にオンライン支払を済ませていたからか、チェックインは至ってスムーズ。パスポートを提示して速攻でルームキーが渡された。早く携帯を弄り直したいが為だけに急いで仕事を終わらせただけという疑いもあるが。

薄暗くジメジメした廊下を通って部屋へ。カーペットは汚れで色がくすみ、壁にもシミが目立つ。この時点でテンションダダ下がり。


部屋はシンプルで思ったよりは清潔だけど、ちょいと窮屈で閉塞感がある。10㎡くらいだろうか、なんだか学生寮の部屋みたい。ベッドのマットレスも薄くて安っちいし。

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デスクスペースも窮屈で作業が捗らない。立地条件とコストは確かに優れてるので、朝から晩まで町歩きをしてホテルは夜寝るだけ的な使い方なら良いだろうが…。

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水回りも写真でこうして見る分には余り気にならないが、実際はシャワーブースの部分部分が錆びてたりバスタオルもくたびれきった上にシミまで残ってたりと、非常に不快。同じバジェットホテルならIHGのホリデイインエクスプレスに軍配が上がるかな。どうも大陸のイビスは好きになれん。

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ドライヤーは貸し出し製。ハウスキーパーに問い合わせたところ既に出払ってるとのことで空きが出たタイミングでまた持ってきますよ~なんて言われたが、ドライヤーが届けられることは終ぞチェックアウトの時間までなかった。

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チェックイン後、昼間は適当にアテンドをして、夜はホテルの面する交通路にある湘菜館(湖南料理屋)の野外席でヒィヒィ大汗かきながら火鍋をつついて羊肉をかじる。

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ローカルレストランの他、ホテルのすぐ隣にはセブンイレブンもあるので簡単な夜食やビール等の調達には困らない。キリンやアサヒの500ml缶が9.5元(150円)で、ギネスなんかも500ml缶が12.5元(190円)、インスタントの丼飯も15元程度と経済的なお値段ですし。


そしてビビるのはこのコンドームの種類…。そしてそれらがレジ前に堂々と置かれているという配置…。お隣のイビスが「休憩4時間プランもありますよ!」みたいな宣伝を積極的にしてるのには訳があるんだろうな。

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朝は中山港まで知人を見送りしてから、ホテル近くの永和豆乳で豆乳(5元)と水餃子(8元)を。ホテルの朝食はフルーツの食べ残しとトーストが置いてあるだけと朝食の体(てい)すら成してない代物だったので、予約時は朝食オプションを付けずに近くの飯屋で腹ごしらえした方が良い。

うむ。分かりきってはいたことだが、ここは完全に町歩き派な旅人用バジェット宿。ファンシーステイならここから徒歩5分のシェラトン中山をご利用あれ。

イビス中山センター(中山中心宜必思酒店/Hotel Ibis Zhongshan The Center)


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住所:中国広東省中山市中山一路107号
アクセス:中山港からタクシーで30分強(約50元)/新幹線中山駅から25分(35元)


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マリオボロモール直結で立地条件最高のibisジョグジャカルタホテル

今回のジョグジャ・ソロ旅行は2連泊×3で27,000円分のポイント還元というアコーホテルズの大型キャンペーン修行を兼ねていることもあり、二件目の宿泊先はアコー系列のibis ジョグジャカルタ マリオボロを選択。ここジョグジャカルタにはibisの他、Mギャラリーフェニックスホテル、ノボテル、ibisスタイルと4箇所のアコー系ホテルが展開しているが、修行一発目には観光の拠点として理想的な立地条件にあるibisを選んでみた。

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甘ーいパステルカラーがお洒落なibisホテル。地上四階地下一階の現代的なマリオボロモールと連結していて、ホテルのからモールに直接アクセスすることができる。旅行会社や外国人向けカフェ・レストランが密集するソスロウィジャヤン地区へも徒歩5分だし、アクティブな町歩きを楽しむにはこの上ない立地条件だ。

王宮⇒水の離宮⇒ソノブドヨ博物館⇒フレデブルク要塞博物館⇒ミロタとゆっくり時間をかけてジョグジャの町を見て回った2日目、ホテルに着いたら既に陽暮れを過ぎていた。
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ibisは簡素で飾り気の無いビジネスホテルだと思っていたが、ロビーに入ると思いの外ポップな印象に驚かされる。女性従業員も赤いド派手なサリーを頭に巻いて非常にフランクで気さくな対応だし。ただ、ホテル入館からルームキーが渡されるまで、20分くらい待たされたのは如何なものか。作業効率がすこぶる悪いようで、一人一人のチェックインに要する時間が長すぎるのは頂けない。グローバルチェーンで予約システムは確立されてるんだから、もう少しスムーズな客捌きをお願いしたいものだ。


部屋は最安値のスーペリアで一泊朝食付きで税込5,000円程。パステルカラーのイエローにウッドのブラウンがちょっとチグハグした感じ。

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モダンなガラス天板のデスクに一人用ソファ。日本のビジネスホテルよりは広いかな。ただ、コンセント差込口が丸ピン2本のCタイプしか用意されておらず、貸出用の変換プラグも出払っているとのことだったので、マリオボロモール地下のスーパーでプラグの購入を余儀なくされたのは大減点対象。

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水回りは清掃が行き届いていないのが見え見えで、落第点の清潔感。洗面台はティッシュで拭いたら汚れが取れるし、シャワーもやたらとかび臭い。バジェットブランドだからといって納得できる許容範囲を超えたお粗末なレベルです。

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アメニティ。ドライヤーは貸出制。ストックアウトにならぬよう使用後は返却してくださいとのこと。わざわざ借り貸しするのが面倒臭い。


クローゼット周りにはハンガー数本とぺらっぺらで不衛生そうなスリッパのみ。こんなこともあろうかと前日に泊まったシェラトンからスリッパを持ち返ってきて正解だった。他には中身の入っていない冷蔵庫があるだけで、金庫は無し。まぁibisなんてこんなものと開き直るしかありません。


プールも極少で、常に中国大陸の大衆浴場が如く利用客で溢れ返っていたので、利用機会に恵まれず。


プールで泳いでロビーのバーで一杯したかったけど、泳げなかったしロビーが煩かったので今回はパス。

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朝食会場もロビーと同じタッチで描かれた素人手書き風アートで飾られている。

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朝食ラインナップはバナナの皮で包んで蒸したような魚や豆腐とテンペの煮詰め料理など、郷土色が強いメニューが並んでいる。それもそのはず、客層は九割方が地元民。ジョグジャの観光客の間ではこんなビジネスホテルよりも郊外のヴィラやリゾートホテルが人気のようで、意外に外国人観光客の姿は見かけなかった。


コーヒーメーカーはデフォでミロの設定が入っている完全インドネシア仕様品。


ディナーでもこのレストランを利用したけど、ナシゴレンが絶妙な香ばしさで美味。他に利用客がいないのに注文してからサーブされるまで30分かかったけど。このホテル、一々、対応が遅すぎる。


こちらはホテル直結のマリオボロモール。食事処やカフェ、スーパーマーケット、本屋なども入っていて、ちょっと休憩に立ち寄るのにも便利なモール。建物も1階中央スペースは最上階までの吹き抜けになっていて立派だし、もちろんエアコンも付いていて快適。

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グラメディアやゲームセンターもあったりと、従業員の質とかは別にして、日本で言うと昔のダイエーあたりの施設に近いかな。

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テナントは衣料品店や化粧品店、携帯電話店などの他、J. CO.コーヒーやBread Talk、KFC、ホカ弁など安心の飲食チェーン店も多数入っている。屋台飯は衛生的にちょっと…という人はマリオボロモール周辺に滞在されることをお勧めする。


地下のHeroスーパーマーケットと鉄板焼き屋。生鮮食品など全般的にちょっと高めの設定だが、輸入食品などの品揃えも割りと豊富で、立地柄簡単な土産になりそうな小物も置いてあったりするので、何かと重宝する。

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フレッシュパパイヤがガッサリ入って50円とかの世界。極楽浄土かよ。


大塚製薬とコカ・コーラの仁義なき戦いがジョグジャカルタでも。ボトル一本40円と価格破壊的な安価で勝負を仕掛けるアクエリアスに対して、ポカリはハンドタオルなどのオマケで来店客の興味を引こうとしてる模様。中学生くらいの頃にスターウォーズのレア物ペットボトルキャップが欲しい余りに何箱もペプシをダース買いして飲み切れなかった苦い記憶が甦る。飲みもしないペプシを家に大量に在庫してしまった経験から、もう二度と景品などに釣られまいと誓ったものだ。


買物を終え、スーパーの前にある鉄板焼きMenteng Chefで簡単に食事を済ますことに。解読不能なインドネシア語オンリーのメニューを一通り上から下まで見て、直感でi fumie(愛 踏み絵?)という料理を頼んだところ、餡掛けかた焼きそばがやってきた。多種の野菜にイカ、エビなどの海鮮や鶏肉が惜しみなく乗っかっていて栄養満点っぽいし、味もまんま中華料理のかた焼きそばで、全然アリ。

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続いてこちらは後日gerai es teler77というレストランのマリオボロモール支店で食べたナシゴレンスペシャルセット。20,000ルピア(≒160円)で腹一杯。

ホテルの快適さとしては不合格なイビスマリオボロホテルだが、立地条件は抜群なので、アクティブな町歩き派や、モールでの清潔な食事処を求められる旅行者にはおススメできる。
ibis ジョグジャカルタ マリオボロ(ibis Yogyakarta Malioboro)


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住所:Jalan Malioboro No 52-58, YogYakarta
電話:(+62)274/516974



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【2015年ジョグジャカルタ・ソロ旅行記】