機内にバーラウンジ 搭乗記 カタール航空 A380 ビジネスクラス 広州⇒ドーハ

2018年の年末と2019年の年始の休暇は溜め込んでいた有給をぶっ放して中東の安全そうな国巡りに出ることに。

中東での旅程(計画):

羽田から広州経由でドーハへ⇒ベイルート⇒アンマン⇒クウェート⇒バーレーン⇒ドバイと周ってから香港経由で帰国という予定。そういや2017年末はオマーンにいたので、2年連続の年越しin中東。2018年は旅程の消化具合次第だけど、ヨルダンかクウェートあたりでの年越しになるかと思う。


先ずは広州からカタール航空でカタールの首都ドーハへと移動。CAN-DOHで感動のフライトをお願いします!



新しくできた第二ターミナルに負けじと、スタイリッシュに変貌を遂げた広州白雲空港の第一ターミナルからの出発。新ターミナルのお陰で利用客が分散されて、空港内の人口密度がだいぶ落ち着いてマシになった。

広州白雲空港 ビジネスクラスラウンジ


ラウンジは外部委託のBaiyun Airport Lounge。


シャワーのバスアメニティから漂うローカルビジネスホテル臭。


ミールはそこそこ。ローカル市場価格1缶3.5元のビールで酔っぱらうのは勿体ないのでドリンクは自制。お楽しみは機内へと持ち越すことに。

フライト カタール航空A380 広州⇒ドーハ


機体はA380。総二階建てなので、ボーディングブリッジもメインデックとアッパーデックに分岐。

前回はファーストクラスに乗れたので、今回はビジネスクラスを試してみる。


メインデックは全席エコノミークラスで、ファーストクラスとビジネスクラスはアッパーに集約されている。エコノミー席だけで461席もある超巨大船なんだけど、この日のクリスマスフライトはほんと数えるほどしか乗客がいなかった。


良いねー、ムーディーな紫の照明により演出されたこのセクシーな雰囲気。クリスマスを独りカタール行きの飛行機に乗るルーザーのワイ、ワクワク感が止まらず夜遅くだけどテンションアゲアゲモードになる。



シートもワインレッドを基調としていてセクシー。


ポーチは楽しみにしていたBricsではなく、カタール建国記念日限定モデルとしてNappa Doriというインド発の発ハンドクラフトブランドの物が配布された。カタールの代表的風景を描いた幾つかのパターンがあるらしい。


C席の乗客はまさかの3名で、すっかすかでのままドアクローズ。聖なる夜に広州からドーハに飛ぶような好事人は殆どいないらしい…と思ったら、この区間ってあまり需要が無いらしく、CAさん曰く、「C席0人の日もありましたから大丈夫」ってw いやいやいやwww タイ人のキラキラした女性クルーの方だったんですが、すっごい面白くてエンタメ性能の高い方でしたw

そんなもんなんで、機内食のサーブとかも素晴らしく迅速。ほぼ付きっ切りのファーストクラス並みのサービスを受けることになった。

テーブル周りの演出もエキゾチックで素晴らしい。


QR875便の飛行時間は10時間55分。広州を00:55に出発し、カタール時間の05:50にドーハ着。先ずは夜食が配膳され、目覚め後にも朝食が提供される。


そして、カタールのA380といえばのバー。コストかけてバーを作る必要ある?と毎回思ってしまいますけど、それでもついついフラフラと立ち寄っちゃいます。

Bar Menu:
Lallier Grande Reservre(Champagne)
Atair Etoile Rose(Champagne)
Spier Private Collection 2017(Chardonnay
Anakena Enco Reserve 2016(Sauvignon Blanc)
Chateau Vieux Maillet Pomerol 2013 (Bordeaux)
Baily and Baily Folio Barossa 2014 (Shiraz)
Chateau de Rayne Vigneau Sauternes 2002 (Dessrt Wine)
Quinta do Vallado 20 yrs old Tawny Port (Port)
各種スピリッツ
各種カクテル
ビール(Peroni、Heineken、Hoegaarden)
コニャック(Frapin XO VIP、Grand Marnier)

寝酒をグビっとしてるうちにベッドメーキングまでしてもらっていて、中国時間02:30には就寝。深夜便なのに寝間着はおろかスリッパすら無いのには驚いたが、疲れもあって朝までぐっすりと爆睡。起きたら美しきオマーンが目の前に。これは空飛ぶ五つ星ホテル。

ひだり みぎ
目覚めの朝食は味の無いプレーンのオムレツで。これが美味しくないのなんのって。まぁ基本、カタール航空機内食はワイの味覚には合わんので期待してなかったですけどね。期待してなければ外れても失望もしないので。



深夜便なんで食べて寝るだけみたいになっちゃったけど、機内の雰囲気やクルーの対応でいつも旅情を良い具合に掻き立て楽しませてくれますカタール航空は。

アライバルラウンジ

急いでない時に限って早く着くもので、定刻より30分も早い05:20にドーハ着。どうせホテルに行っても部屋は準備されてないと思うので、アライバルラウンジでシャワーを浴びてから市内へと出ることに。
ひだり みぎ
アライバルラウンジのくせに、くっそ広い。今は亡きキャセイの香港アライバルラウンジがギャグだったかのように思えてくる充実ぶりだ。

ひだり みぎ

アライバルラウンジまで手抜き無しの全力投球。シャワーだけでなく、クワイエットゾーンやビジネスセンターまで用意されている。

ひだり みぎ
ミールは質素でしたけどね。一応オーダーメニューもあったけど、卵料理のみだったし。またあの激マズオムレツが来たら食べきれる自信が無かったので、ここではコーヒーだけ頂くだけにしときました。

市内へと出る前に、あっつあつのコーヒーを飲み、あっつあつのシャワーを浴びれる幸せ。最後までありがとうカタール航空。

ブリティッシュエアウェイズA380 ファーストクラス搭乗記

コンコルドルームでの非日常的なひと時を堪能し、いよいよ今回の旅行の締めとなるブリティッシュエアウェイズA380のファーストクラスで飛び立つ時間がやってきた。

やはり旧英領路線は需要があるのか、アジアではシンガポールと香港のみが巨艦A380の就航路線となっている。

時代が時代ならスエズ・アデン・セイロン・マドラス・シンガポールを経由して命懸けで香港を目指す船旅に出ることになったのだろうが、幸いにして21世紀に生きる我々は飛行機でひとっ飛び。僅か12時間でロンドン-香港を移動できる。

ひだり みぎ
文明の発達に感謝しながら御搭乗w ロンドン時間は19時前だけど、香港は夜中の2時前なので眠い眠い。



*画像はブリティッシュエアウェイズ公式サイトから拝借させて頂きました。ファーストクラスはメインデッキの先頭部分。1-2-1の並びで全14席の設定となっているが、それでもこの日はほぼ満席であるようだった。

ひだり みぎ
クールなライティングの機内にドキドキワクワク感が高まってきたところでロンドン出身のドSなマダムCAによる挨拶を受ける。

今回の座席は窓際最前列の1K。

何これリバースヘリボーンのビジネスクラス?というのが率直な第一印象。なんだろう、このファーストクラスじゃない感。

ひだり みぎ

キャセイパシフィックB773ERのファーストクラスのような優雅でゆっとりといった感じは微塵もないが、黒を基調にモノトーンでクールな空間に纏まっている。


ひだり みぎ
英国らしいシンプルモダンな設計というか。他社と比べて手狭な感は否めないが、スタイリッシュ且つ機能的でなんとなくヨーロッパ車かのようなデザインコンセプト。ちょっと狭いながらもシート生地は上質で座り心地・寝心地は悪くないかな。いざ座ってみたら思ってたより仕切りが高くて他の人の目も気にならないし。

ひだり みぎ
テーブルも真っ白でクール。手前中央の部分をカパって開けばダイニングテーブルを取り出せる。

ひだり みぎ
テーブル横で様々な色に光るジョグダイヤルは照明調整洋のつまみかと思いきや、まさかのリクライニング調整用。これはこれで斬新でお洒落なんだけど、背もたれと足元を分けて調整するような操作はできなかった。

ひだり みぎ

お隣の収納スペースの蓋を開けてみると、中には機内エンタメ用のリモコン・USBポート・コンセント差し込み口が収納されていた。RCAジャックもあるのでカメラの画像をスクリーンに映したりといった楽しみ方もできる。


また、座席の前方部分にはパーソナルクローゼットも完備。機内預入サイズのスーツケースやジャケットなんかはこちらにまとめてぶっこめる。

搭乗から10分弱ほど経っただろうか、ファーストクラスは搭乗が完了したようで、パジャマとアメニティポーチを持って挨拶がてらに担当CAの方々が席を回ってたんだが、乗客の皆さんやっぱりウィットに富んだ返しをしたりして、日系やアジア系キャリアでの乗客の会話との質の違いに驚かされた。他の乗客の会話を盗み聞きするだけで新鮮な気分を味わえたわw
ひだり みぎ
こちらはペイズリー柄のいかしたリバティロンドン製のアメニティポーチと胸元にFirstの文字が踊る濃紺Vネックの囚人服。残念ながら「First」の下に「A380」の文字が入るA380限定囚人服はとっくの昔に売り切れてしまったとのことだった。

ひだり みぎ
いざ出発。

夕食の時間帯ということもあり、シートベルトサインの点灯が消えると直ぐにミールタイムが始まった。香港の時間的にも早めに食べて寝たい乗客が多いという事情もあったのだろう。ついさっきラウンジで食べてきた自分ももちろん寝ずに参戦する。

【ワインリスト】
Champagne and Sparkling Wine:
– Kir Royale
– Laurent-Perrier Grand Siecle
– Camel Valley Cornwall Brut 2013
– Jacquart Rose Mosaique NV

White Wine:
– Chablis Grand Cru Bougros 2012
– Pine Ridge Chenin Blanc/ Viognier 2016
– Craggy Range Te Muna Sauvignon Blanc 2016

Red Wine:
– Chateau Lagrange 2007
– DV Catena Tinto Historico 2015
– Sokol Blosser Dundee Hills Pinot Noir 2013

Dessert/ Port Wine:
Royal Tokaji Blue Label 2009
Warre’s 2000 Colheita Tawny Port

【ディナーメニュー】
Pre Appetiser:
– British Farm Cauliflower, Shaved Montgomery Cheddar Cheese

Starter:
– Warm Seared Scottish Scallops
– Aubergine Filled with Yam, Carrot and Celery with Szechuan and Tomato Sauce
– Celeriac and Granny Smith Apple Soup
– Fresh Seasonal Salad

Main Course:
– Seared Fillet of Heritage Black with British Wild Mushroom Sauce
– Seared Isle of Skye Fillet of Salmon
– Wonton Soup with Char Siu Pork, Pork Dumplings, Noodles and Pak Choi
– Asparagus and Cheese Tenderloin inLemon Caper Cream
– Lemon Poached Atlantic Prawns with Sweet Brandy Dressing

ひだり みぎ


シャンパンと共にやってきたアミューズをささっと片づけ、スコットランド産ホテタ貝のサラダを迎え撃つ。爽やかなクルミドレッシング帆と良くマッチしてて、残念なBA機内食のディナーの中でもこいつだけは合格。


ここからは眠気との戦いで、スターター後に30分待って漸くスコットランドはスカイ島で上がったサーモンフィレのソースヴィエルジュ添えがやってきた。ただ、これがすっごいしょっぱくてしょっぱくて、もう何も食べる気が起きなくなったのでここでギブアップ。2/3程頂いたところで完食を諦め寝支度をすることに。


さーて寝支度寝支度とラバトリーに入ると、エコノミークラスと大差のない造りにびっくりする。先に乗ったカタール航空のA380ファーストクラスのラバトリーとは大違いである。


お手洗いで寝支度を整えている間にベッドメイキングをしてくれていたので、時間を無駄にすることなく直ぐにぐっすり眠りにつくことができた。就寝用のマットレスとコットンも素晴らしい肌触りで寝心地良かったし、食事中にドSなBBBAが何度も注いでくる高級酒を喰らってたので気持ち良く爆睡。


旅の疲れもあって8時間はばっちり寝たでしょう。朝になり何やら足元でごそごそばたばたと物音がするので起きてみたというか起こされた。ババアお前か!と怒りそうになるも、ちょうど朝食前に起きれたとのプラス思考で感謝することに。


って、フライトマップ見たらもう桂林だし!と焦って朝食の準備をしてもらう。

ひだり みぎ

BAのロゴがエンボス加工されたノイズキャンセリングを着想してBBAお勧めのNew British Talentの音楽を聴きながら朝食を待つ。


ギンギンに冷やされたフルーツと果肉たっぷりのオレンジジュースで始まる朝。


朝食のメインはお粥や凝った卵料理も選択できたけど、ここは敢えてTraditional British BreakfastとEnglish Breakfast teaの王道コンボをお願いすることに。まぁこんなものでしょうといった味でしたわw


最後に時間と胃袋に余裕があったのでデザートワインとチーズプレートまで。


あ~、よく寝たし食ったわ~という満足感と共に香港着!シートの狭さやミールの味はさておき、これだけ食べて飲んで寝れたんだから最高のフライトだったという評価をせざるを得ないでしょう。ブリティッシュBBA、ありがとう!

ドーハ⇒パリ カタール航空A380ファーストクラス搭乗記

アルサファファーストクラスラウンジで夜を明かし、07:35発QR039便でドーハを離れパリへと飛び立つ時がやってきた。



機材はバンコク⇒ドーハ便と同じく巨艦A380。パリまでは意外と近くて7時間20分の空の旅となる。


1週間ぶりのカタール航空Fシート。今回は座席の説明は省きますので、詳しくは下記のバンコク⇒ドーハ便の記事をご覧頂ければ。

今回の担当CAはボーイッシュでキュートなタイ人女性で、本日は他にもタイに加えカナダ・フィリピン・タイ・アラブ・フランスから集結した多様なクルーが揃っているという。このダイバーシティあるクルー編成から生まれるイケイケグイグイ感がカタール航空の魅力である。

座席へと案内され着席。今回は1Aと2Aにそれぞれヨーロッパ系ビジネスマン風の男性が乗っていて、Fキャビンの乗客は合計3名とのこと。たっぷり飲んで食べて楽しんでくださいね~と素晴らしい歓迎を受ける。


席に着き、先ずはお決まりの苦い苦~いアラビアンコーヒーを目覚ましに一杯。ブラックブラックの1000倍は目覚まし効果があるね。一瞬で眠気が吹っ飛んだ。

ひだり みぎ
アメニティポーチも待望のネイビーを頂けたし、本日は上々の立ち上がり。


バンコク⇒ドーハのアメニティはまさかのキャメル色一択だったからな…。

ただ、機内食は朝食仕様でちょっとパンチが弱いラインナップとなっていた。

Appetiser:
– Seasonal Fresh Fruits
– Choice of Breakfast Cereals
– Greek Yoghurt, Blueberry Compote
– Bircher Muesli
– Smoked Turkey and Beef Pastrami with Emmental Cheese

Main:
– Traditional Arabic Breakfast
– Vanilla French Toast with Apple and Raisin Compote
– Paneer Bhurji with Aloo Matar Poha
– Create Your Own Breakfast(卵料理と各種サイドメニューを選択)

Light Option
– Selection of Hot Arabic Mezze
– Cajun Chicken Salad with Toasted Sweet Corn
– Ricotta Cheese Filled Pasta with Sundried tomato, Kalamata, and Olive
– Falafel Wrap with Tahina Dressing
– Cheese Selection
– Selection of Indulgent indivisual Desserts

先ずは手始め。危険な香りが上空まで漂ってきそうなイラク・トルコ国境辺りで手始めにLight Option Mealのメッゼをオーダー。

軽めにスタートしようとしたのに全然Light Optionに見えないボリュームのメッゼがやってきて、こりゃあ本気出さねばとベルトの穴を緩めて挑む。


続いてもLight Optionから中東風ケイジャンチキンサラダを頼んでみる。ライムが絞られたピコ・デ・ガヨがたっぷり乗っていて見た目はサッパリしたサラダなんだけど、チキンはチポトレの味が強烈なこれまた目の覚める一品。


せっかくなんで今日は最後まで中東料理で押し通すと決め〆にファラフェルをお願いすると、CAの方が物凄く怪訝な顔して私の出身地を尋ねてきたw ミドルイーストご出身でしたかって?やっぱ中東料理はアラブな人たちしか注文しないんだな。確かに日本人の味に合うかと言ったらちょっと微妙で、ここまで中東料理一辺倒に頑張り過ぎたことを少し後悔しながら頂きました。

朝からこれだけ食べて胃袋はパンパンだが、旨い酒は別腹なのでと食べ終わりにバーラウンジに突撃。

ひだり みぎ
わざわざタイ人のCAさんがビジネスホテルの後ろに設置されたバーラウンジまでエスコートしてくれて、「ファーストクラスパッセンジャーのミスター〇〇ですよー」とバーテンスタッフに紹介されたのは恥ずかしかったw

ひだり みぎ
つまみや軽いデザートはテーブルの上に常備。


お勧めを頼んだらスクリュードライバーがやってきた。この爽やかな一杯で口直し。


とりあえず一杯だけやって自席へと戻ると消灯タイムになっていたので、自分もパリに着くまで少し休むことに。食っては寝、食っては寝の豚まっしぐらなフライトだけど、正月休みくらいぐうたらで自堕落な過ごし方したってバチは当たらんでしょう。


改めて見ると長いわこのシート。どんなに頑張って前屈してもアップライトポジションからだと画面横のコンセントまで届かないのが逆に不便だったけど。


ということで、なんだか食べて飲んだ記憶しか残らないフライトだったけど、無事にパリまでやってきましたよっと。

パリでは空港近くの宿に一泊だけしてから明日ロンドン経由で香港まで戻りやす。

カタール航空A380ファーストクラス搭乗記 バンコク⇒ドーハ

さぁ、いよいよ中東の地まで飛び立つ時がやってきた。 19:30バンコクスワンナプーム国際空港発で22:55ハマド国際空港着と、ドーハまで7時間25分の空の旅となる。

暑くて汗疹にならないのかと見ているこっちが心配になりそうな黒装束を全身に纏った方々や白人旅行者と共に向かうはカタール航空A380が待つ出発ゲート。驚くべきことにバンコク⇒ドーハはカタール航空がこの日だけで6本も直行便を飛ばしていて、機材もA380・A340・B787・B777ERと選び放題。

カップル仕様の2人用ダブルベッドやグループ仕様の4人用プライバシー空間まで作れちゃうB777のQsuiteという新型ビジネスクラスも試してみたかったけど、どこまでいっても向こうはビジネスクラス。子沢山なアラブ富豪ファミリーに騒がれたりしたら堪ったもんじゃないんで、今回は無難にFクラスのあるA380を選択した。

ひだり みぎ
画像はカタール航空公式サイトから拝借。こんなん閉ざされた空間でカップルがいちゃついたりグループが宴をあげたりやりたい放題じゃないっすか。個人利用者のプライベート空間が確保される一方で同行者との共有空間の確保が難しかったスタッガードタイプやヘリンボーンタイプといったビジネスクラスシートに対する次世代型シートとしてグループでの利用客には需要があるんだろうが…

話を今回利用するA380に戻すと、こちらはエコノミークラスだけで461席もある二階建ての大型機材。1階の座席は全てエコノミークラスに割り当てられており、ファーストクラス8席とビジネスクラス42席は2階部分に集約されている。
ひだり みぎ

ボーディングブリッジも1階行きと2階行きに分岐していて、ワイは機体の2階部分へと続く軽いスロープを上ってご搭乗。


機内に乗り込むなり、ミスターポンズでしょう?と担当CAのユリアさんに声をかけられる。唯一の東洋人だから一目見てワイがミスターポンズだと分かったらしい。更に予習ばっちりなことに、今回がワイのカタール航空デビューとなることや、年明けにドーハからパリまで飛ぶことなんかも把握されていた。また、話の流れから年越しはドーハでお迎えになられるのですかーなんて聞かれて年越しイベントについても教えてくれたんだけど、ごめんこっちは年越しはオマーンなんすわ。おまーん。ニューイヤーインオマーン。

ドーハで年越しせず申し訳ない気持ちにさせられながら、中東美人のユリアさんにエスコートされ我がシートの1Aへ。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
ゴージャスを極めたエミレーツのファーストクラスとは対極的なシンプルで洗練されたシート。縦83インチ(210.82cm)× 横23インチ(58.42cm)と先に乗ったキャセイのB777-300ER程ではないにしろ十分な広さだし、エンタメスクリーンも26インチと液晶テレビ並みの大きさだ。


年々プライベート化が進むファーストクラスのシートであるが、同じく中東御三家のエミレーツやエティハドのA380ファーストクラスとは異なりカタールは個室タイプでない開放的なデザインのシートとなっている。

オーバーヘッドコンパートメントは設けられておらず、収納スペースが無いなぁと思ったら1列目席の前に設けられた共用クローゼット的なスペースにぶっ込こむ仕様らしい。そして共用クローゼットのお隣には共用ミニバーも。エミレーツとの比較ばかりで悪いんだけど、「うはあ!」と度肝を抜かれた座席横のパーソナルミニバーもカタール航空には無いので、その代わりの共用ミニバーなのでしょう。
ひだり みぎ
ドリンクとかスナックとかチョコチョコっとした小物を好きな時に好きなだけどうぞ、と。席を立つのすら億劫という無精者はボタン一つでCAさんが好きな物を持ってきてくれたりもするので実質的にはパーソナルミニバーと変わらない。消化されただけストックアップされていくし。

荷物の収納も終わり座席周りを観察していると、シャンパンを開栓する景気の良い音が聞こえてきて、キラースマイルのユリアさんがシャンパンを持ってやってきた。

KRUGキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。ということで先ずは一杯。香港とバンコクで胃袋をセーブしてきた分、ここで食欲酒欲を発散させる。

さて離陸後は何を頂いたるかとドリンクメニューをペラペラっとめくってみると、Krug以外にも名酒が揃っていて目移りしてしまう。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ひだり みぎ
Krug Grand Cuvee Brut
Taittinger Prestige Rose
Vincent Girardin Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot 2010
Saint Clair Family Estate 2015
Gustave Lorentz Reserve 2015
Chateau Ducru-Beaucaillou, Saint-Julien, Grand Cru Classe, 2009
Fox Creek, Short Row, 2014
Errazuriz, Don Maximiano, Founder’s Reserve, 2009
Domaine Zind-Humbrecht, Vieilles Vignes, 2010
Gran Cruz, Porto, 1992
聞いたことないけど名前からして高そうなワインが並んでいるし、ワイン音痴な自分のような乗客の為に解説が掲載されているのもポイント高い。


ワインリストを眺めていると、中東キャリア定番の黄金ポットに入ったアラビックコーヒーと袋入りデイツがやってきた。出発前から中東気分が盛り上がってきたぞ。


ひだり みぎ
中東気分といえば、ラゲッジメーカーBRICSのアメニティポーチも砂漠色でどことなく中東風…。ネイビーを希望したんだけど残念ながらこれしか無いと。確かに砂漠が好きで渡航先のオマーンでもルブアルハリ砂漠で砂遊びしてきたいとは言ったけど、この色のポーチや靴下は趣味じゃない。

あとは代わる代わるCAの方がご挨拶に来てくれたりして楽しんでいるうちに出発時刻となり、定刻通りの19:30にバンコクを出発した。キャセイのCAチームに更にダイバーシティを加えた感じで本当に面白いわ、カタール航空。ハマりそう。

巨体をいかした安定した飛び出しで揺れを感じることなく離陸し、シートベルトサインが消えると同時に始まる機内食タイム。香港・バンコクと胃袋をセーブ気味にきたので、ここで一気に食欲を爆発させますよ。

Soup:
Creamy Tomato Soup with Basil

Appetiser:
Oscientra Caviar
Signature Arabic Mezze
Roast Beef Tenderloin with Caramelised Onion
Panko Crushed Snow Fish with Egg Noodle Salad

Main:
Grilled Stuffed Chicken Breast with Wild Mushroom
Stir-fried Mie Goreng Noodles with Prawn
Lamb Bamia with Kabsa Rice
Vegetable Fried Rice with Tofu and Cashew Nut Sauce

Cheese Plate:
Emmental, Cambozola, Red Cheddar, Camembert

Bread:
A Selection of Artisan Breads

Dessert:
Apple Tarte Tatin with Vanilla Cinnamon Sauce, Raspberry Coulis
Chocolate and Ginger Tart with Cinnamon Creme Anglaise
Gourmet Ice Cream
Seasonal Fresh Fruits

Light option:
Selection of Hot Arabiv Mezze
Pomelo Pimento Salad with Smoked Salmon
Grilled Chicken Sandwich in Ciabatta Bread with Pesto Mayonnaise
Selection of sweet and savoury assortments
A selection of artisan breads



いきなりきたー、キャビア。

ひだり みぎ
キャビア専用の白蝶貝製風スプーンや幾何学模様付きテーブルクロスなんかにもアラブな高級感が感じられる。

ひだり みぎ
キャビアを食べ終えると、アペタイザーの白身魚フライとメインのチキン胸肉のポメリーマスタードソース和えが順にやってきた。メインはガッツリした胸肉にかぶりつけると期待していたのだが、中がごっそりと刳り抜かれて中東風テイストのキノコリゾットが詰め込まれていたので個人的にはガッカリ。でも確かに今メニュー見返してみたらGrilled STUFFED Chickenて書いてあったわ。チキンを丸かじりしたい欲求からStuffedの部分を飛ばしてみてしまったのかもしれんw

ひだり みぎ
サクッとメインを食べ終えチーズとデザートコースへ。


“グルメアイスクリーム”だけでは食べ足りず、コーヒーと合わせてチョコタルトも追加注文。本当はメインの中東シチューを頼みたかったんだけど、ふと我に返ってドーハに着いてからもアルサファラウンジ飯が控えてることを思い出してはたと思い留まった。

映画を見ながらゆっくりと食べていたこともあり、「食ったわ~」と思って時計に目をやったら既に香港時間00:00過ぎ。他の乗客の皆様も食事を終えたようで、ちょうどワイが食べ終わって直ぐくらいに消灯となった。バーラウンジも試したかったけど、ビジネスクラス後方にあって遠いし、また年明けのドーハ⇒パリ便で利用機会があるので今回は大人しく顔を洗ってから眠りにつくことにする。

こちらはドーハ⇒パリ便でお世話になったバーラウンジ。用意されているお酒は基本的にビジネスクラス用なので、単純にお酒が飲みたいだけであればCAの方に頼んで席まで持ってきてもらった方が良い。バーテンダーや他の乗客との交流を楽しみたいのであればアリだけど。

ひだり みぎ

消灯後のちょっとエロい感じのトイレ周り。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
トイレの内部もエミレーツからシャワーを取り除いたようなイメージで非常に広々としていて、立派な薔薇の花なんかも花瓶に挿されてる。ここでも寝れるわ、ワイ。いや、なんだったら暫く住めさえするわ、ここに。

ひだり みぎ
引き出しには歯磨きセット・マウスウォッシュ・シェーバー・綿棒・櫛といったホテルの部屋かのようなアメニティが一通り揃っていて、手洗いグッズもRITUALのボディミスト・ハンドローション・フェイスローションが用意されている。


トイレ行く前に声かけられたCAさんに「もう寝るわー」と告げていたからでしょう、寝支度を済ませて座席へと戻ると簡単なベッドメイキングが済んだ状態になっていた。

ということで暫しのあいだ眠りに就き…気付けば機体はドーハへ向けて降下を開始、窓の外には突如として街が見えてきた。香港を発って既に13時間超、時刻は既に香港時間04:00になろうとしているが、初の中東旅行に胸ワクワクで眠気は一気に消え去った。今から7時間後にはルブアルハリ砂漠の中に失われた砂漠のアトランティスことウバールの地に自分がいるであろうことがとても信じられん。

エミレーツA380ファーストクラス搭乗記 EK384 バンコクー香港

贅の限りを尽くしたエミレーツの最新鋭機A380のファーストクラスが何やら凄まじいらしいとの噂を聞いたのはいつの頃だったか。エミレーツA380のファーストクラスの個室キャビンは「プライベートスイート」と呼ばれ、機内でのクルーのおもてなしは「機内サービス」ではなくて「ルームサービス」だと。

もちろん、豪華な座席以外にも驚き満載のエミA380。先日の往路便で見たバーラウンジに加え、ファーストクラスにはシャワーサパまで用意されているというののだ。高度1万メートルですっぽんぽんになってシャワーを浴びれるなんて、まさに空飛ぶホテル。

そんな夢のA380のファーストクラスを格安で乗る方法が分かり、遂にA380ファーストクラスご搭乗の夢が実現となる日がやって来た。たった3時間弱のフライトだけどw

白象かのような巨艦A380に架かるボーディングブリッジは2本。ビジネス・ファーストの乗客は直接アッパーデッキに搭乗できる。


ファーストクラスはアッパーデッキに入って左側の上部最前列。座席は1-2-1が3列と最後尾1-1というアブレストで、合計14席。ビジネスクラス同様、中央二席の仕切りはリモコンで開閉できるカップルシート仕様になっている。


今回の座席は最前列スイート1K。

ひだり みぎ
ビジネスクラスと同様に木目調とアイボリーを基調にして、モニターの枠組みなどにゴールドをあしらった気品あるデザイン空間となっている。黄金色が強く、如何にもアラビアンリッチという感じ。確かに飛行機の座席という感じはしないかな。


電動のスライドドアを閉めれば機内のシートが完全個室に変身だ。Do Not Disturbのサインもあるので、変に中をのぞき込まれる心配も無い。

ひだり みぎ
もちろん革張りの座席はフルフラットベッドになるし、長距離便ではクルーがベッドメーキングもしてくれる。シートピッチは82インチ(208cm)で、座席のクッション幅は21.5インチ(55cm)と、サイズも文句なし。

ひだり みぎ
座席はひじ掛けにあるスイッチでもコントロールできるが、細かい設定は大型リモコンからのみ制御可能。

ひだり みぎ
仕切りやライティングの強弱などもタブレット風の大コントローラーで電動操作可能。


前方にある大型の液晶スクリーンは23インチ。蘭ももちろん生花だ。

ひだり みぎ
モニター手前の半月型の鏡の下にはアメニティとしてテンプルスパのクリームやシャワー後の化粧水、レフローラリというブランドのスニフボックス等が揃ってる。サイドテーブルのドリンクバーは暗闇でライトアップしたりリモコンでオート開閉したりとカッコいいけど、スイートルームを演出する為の飾り物的な扱いかな。保冷機能がないので、何か飲みたくなったらクルーに頼んだ方が良いだろう。

ひだり みぎ
これまたホテルの客室同様、デスクにはエミレーツのボールペンとレターセットが備わっている。


ここで天使の様な微笑みが美しいタイ人クルーによりアラビアンカフェとデーツが振る舞われる。木製の高級化粧箱から王室御用達メーカー・バティールの甘いデーツをつまみ、苦ーいアラビックコーヒで流し込むと、なんだかアラブの国を旅する気分になってくるから不思議である。

ひだり みぎ
シャワーは二か所、機体前方の左右に脱出ポッドのようなシャワールームが設けられている。

ひだり みぎ
お湯やドライヤーは5分という時間制限があり、水の使用量に応じてモニター表示が緑色から黄色、そして赤へと変化する。水圧全開にして5分間分の水が割り当てられるので、ちょびちょびお湯を止めたりしながら使えば何とかなる分量らしいが、それでも配給統制下のように水の残量を気にしながら浴びるのはちょっとなぁ…。

ひだり みぎ
木目調をベースとしたシャワールーム内のスペースは機内とは思えない広さで、エアショーが流れるモニターまで付いている。

ひだり みぎ
バスアメニティはタイムレススパのアメニティ以外にコットン、髭剃り、綿棒、歯ブラシなど。各シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、石鹸、ボディーモイスチャー、ボディピーリングなどがガッサリと用意されている。


ただ、ドバイの張り紙は銭湯の富士山のタイル画なみに安っぽいのが勿体ない。

ひだり みぎ
シャワーのエントランス脇は水が流れたりする優雅で素敵で無駄な空間となっていて、そこからはエコ席がギッシリと詰まっているメインデックへと続く階段が続いてる。


ファーストクラスキャビンのツアーを終えるとドンペリを持ったクルーがスイートルームでお出迎え。本日のF客は小生一名のみとのことで、落ち着かないほど色々と饗応して頂いた。乗客1人に対してクルー3名ですからw


ドンペリを開けさせた責任を取るべく急ピッチで飲んでいると、テイクオフの時間がやってきた。一つの座席に3つの窓が備わっているが、内側と外側の窓の距離があるので外の景色の写真は撮りずらい。日除けは和紙のような薄いシェイドと遮光性の高い分厚い日除けの二段構造になっている。

離陸後の楽しみはドリンクにフード。メニューはこのようになっている。まさか一人でドンペリのボトルをやっつけられるバブリーな体験を味わえるとは。
【ドリンクメニュー】
ひだり みぎ
この他にもChateau Guiraud 2002やSandeman 40Year Old Tawny Douroという40年物のポートワイン、各種カクテルなども振る舞われる。

【ランチメニュー】

・ハーブチキン
・シーフードプラッター
・季節のサラダ
・各種ブレッド
という基本メニュー+選択制のメインとデザート(各4種)というコース内容になっている。


スリン上空でドンペリとピーナッツが、次いでアミューズがサーブされる。こうやってゴチャゴチャ並べられると、テーブルの大きさにも気づかされる。

ひだり みぎ
メインのほうれん草とマッシュルームのトルテリーニに、デザートのブルーベリーチーズケーキ。メインは味が薄過ぎるというか微妙なテイストで、少し拍子抜け。往路便の機内食も余り美味しくなかったし、中東系キャリアの食事は日本人の味覚に合わんのかな。


最後はおしぼりとゴディバで〆。


食事を楽しんだだけでもうあっという間に着陸態勢だ。もっと夢の時間を満喫したかったのに、よりによってこういう時にはきっちり定刻通りに着いちゃうんだよな。

ひだり みぎ
結局、ドンペリのボトルは1/3を残してギブアップ。3時間で結果残せず、と。

次回は是非ロングフライトで試してみたい。エミレーツは成田・羽田・関空の3空港からドバイへの直行便を運航していて、提携してるJALのマイルでエコノミークラスなら4万マイル、ビジネスクラスなら6万5000マイル、ファーストクラスなら10万マイルで往復の旅行を手配できるので、次回は特典航空券のエミレーツで行くドバイ小旅行だな。