搭乗記 厦門航空 B737-700 青年文明号のしょぼしょぼビジネスクラス

Get Wild退勤からの空港直行をキメ空路慰安旅行へ(なお参加者ワイ一人)。
連休が取れたので、ちょっと息抜きで福建省へと飛んできます。

ただ、いきなり出鼻を挫かれた。
福州へのフライトは、遅延に次ぐ遅延に次ぐ遅延に次ぐ遅延。福州でのホテルをラウンジアクセス付きで予約していたのですが、カクテルアワーに間に合わないことが確定してテンションダウン。この便の定時出発率98%だったのに…

ガラガラだった厦門航空B737-700。ちな厦門航空は南方航空傘下。その関係でスカイチームにも加盟していたのですが、親会社である南方航空がスカチー脱退した流れに厦門航空もついていくのかなと思いきや、未だにスカイチームに居座り続けているんですねw

南方航空はあまり大きく遅れることはないのですが、この日は子供がやらかしてくれまして、結局、定時より4時間ほど遅れて搭乗開始となりました。

B738とはいえ、このシートの醜さにビックリ!エコと変わらんですやんw


ピッチが多少広いかなというくらいで、エコノミークラスに毛が生えた程度。FUC(福州)行きだけに、FUC〇!と罵り言葉が出そうになる。

※厦門航空のホームページで調べてみたところ、B737のビジネスクラスはエコシートに比べてピッチが8インチ(20センチ)長いだけみたい。


はぁ仕方ないなと着席したところに客室乗務員さんがウェルカムドリンクの水(ボトル)をもってきてくれた。でもなんかボトル埃かぶってるし、汚いんだがw このウェットティッシュでボトルを拭けってことなのか!?www ていうかシートポケットにも同じ水が入ってるし、二本も要らんw

ひだり みぎ
まぁもう飛んでくれるだけありがたいと思うしかない。C席ワイだけだったし、エコもスッカスカだったんで。

ひだり みぎ
宇宙船のような雰囲気のキャビンに中華版ミスタースポック&ロー・ラレン風クルーという組み合わせ。頼んますぜ、青年文明号。


ひだり みぎ
さぁ、ディレイのことは済んでしまったことで仕方がないので気を取り直して食事や!謎に缶のコーラが渡されてきて不安になりましたが、機内食はキノコの炒め物、炊き込みご飯、メインのホタテまで普通に美味しかったです。今朝、自宅の庭で取ってきたばかりです!みたいなフルーツもそこそこ甘みがあって見た目以上には食べれましたしw


食事を楽しんだことだし、ここらで気持ちを旅行モードに切り替えフライトマップと睨めっこ。あぁ、台湾行きたい!


当然ながら願い届かず大陸側の福州へアプローチ。


そしてランディング。

ひだり みぎ
無事に福州に着いたことに感謝!ありがとうございました!完全に南方航空の下位互換版キャリアということが分かりました!

搭乗記 海南航空 B787 ビジネスクラス 広州-上海浦東

この日は広州から上海へ。
今回は、珍しく良い時間帯に飛んでくれてた海南航空を利用してみます。


スカイトラックス社の5スターを11年連続で受賞、保有機体の平均年齢が5年以下ということが売り文句のフルサービスキャリアで、中国系最強キャリアとも評される海南航空。
スカイトラックへの献金額もすごかったからか、経営母体である海航集団が経営破綻しちゃったり…設立者であり董事長が海外の滞在先で謎の転落死をするなど、最近はキナ臭い噂ばかりで紙面をにぎわしている海南航空ですが、果たして。

ラウンジ HNAクラブ


HNAクラブ。なんか放送局みたいなラウンジ名。
海航は名前の通り海南島の海口市をベースとしていますが、完全アウェイの広州空港にも自社ラウンジを構えています。たいして広州発着便を飛ばしているわけではないのに自社ラウンジを運営しているあたり、金満イケイケキャリアだった頃の名残でしょうか。


中に入るなり、CAさん(のパネル)の笑顔での出迎えが眩しすぎるw 美しい制服と、美男美女揃いのクルーも同社のウリとなってますからねw 社会主義的で没個性なモブ系中華キャリアとは一味違うっす。


ラウンジスペースは案の定ワイ一人。マッチョなソファが揃ってるし、天井には見事なシャンデリアまで。どことなく金満感は感じ取れますね。

ひだり みぎ
食事はホットミール×4種類にスナック、ヌードルバーという内容。他の広州空港のラウンジも同じケータリングサービス使ってるんでしょう、食事はどこも似たり寄ったりの内容です。

フライト B787 広州→上海


広州→上海の国内線ですが、今日の機材は大型機のB787。ほぼほぼ全機体が新しいので、ハズレ機がないというのは海南航空の魅力の一つ。

ひだり みぎ
美しいヘリボーン。

ビジネスクラスの座席にはCirrus 3逆ヘリンボーンシートが配置されています。通路幅は最大11インチあり、どこからでも余裕で出入りできます。座席は180°フラットに倒せるため、最大78インチのベッドとして自宅のようにゆったり眠れます。快適さだけでなく、座席の外部ブロックを延長することで、プライバシーも重視しています。収納スペースが4つあり、身の回り品の置き場所にも困りません。
海南航空ホームページ


ひだり みぎ
ファブリックの模様が華やかな中華テイストで良い味出してます。座席周りのデザインの凝り具合は中華系キャリアでも随一ではないでしょうか。


よく見たら、フロアのカーペットまでお上品。



おしぼりの受け皿やブランケット、スリッパの袋まで、デザインの細部まで徹底してこだわっているようです。これは中国系最強キャリアとして評価されるのも納得。


中国の古装劇でみるようなシルキーなチャイナドレスのようなCAさんの制服も最高にイカしてます。気品ある美男美女しか着こなせませんけど。

ひだり みぎ
機内食も国内線ですがこの質にボリューム。コーヒーもネスプレッソで、いつ淹れたのかも分からない水っぽいものではありません。


降機後のランプバスもビジネスクラス専用のものを用意してくれていますし、最初から最後まで文句なしのフライトでした。

アライアンスに入ってないので中国外での知名度はイマイチですが、全然全然良いキャリアですよ。経営母体のトラブルで変なとこに身売りみたいな展開にならないことを祈ります。

搭乗記 フィリピン航空 A350 ビジネスクラス マニラ→香港

今日はねっちょりと暑かった真夏のおマニラからホングコングへの戻り。


本日も、愛しのフィリピン航空様のフライトでの移動です。マブハイ!!

フィリピン航空 マブハイラウンジ


フェロモンが服着て立ってる!フェロモンを具現化したようなお姉さんのパネルを見て期待が高まりますw

ひだり みぎ
人口密度高すぎなターミナル内にあって、ここマブハイラウンジはゆったりと寛げる癒しの空間。決して広くはないけれど、カオスなラウンジの外と比べると天国のよう。

ひだり みぎ

スイーツ充実。完熟マンゴーサイコーでした。


フィリピンといえば!でもこんな単価安いバナナ如きで胃袋スペース埋めるわけにはいかないので、ここではひたすらマンゴー修行。


ヌードルステーションもありました。イケるやんP航!

ひだり みぎ
バーテンダーいないけど、オーダー制のカクテルサービスまであるようですw どう見てもリキュールの種類少なくてやりくり大変そうw

フライトA330-300


ゲート前カオス。全体的に空港内暑くて、エアコンの風があたるベストスポットの奪い合いも激しいことこの上なしw


なんでハトまで搭乗待ちしてるんだよw お前は自分で飛べるだろw


ターミナル内のカオスな惨状から目をそらして外を眺めると、まさかのA333がスタンバイ。ウルトラショート区間に大型機様が降臨です。たかだか2時間半程度のフライトではありますが、やっぱり大型機だとテンション上がりますね。

ひだり みぎ

キャセイと見間違うようなセンスの良いキャビン。A333(A330-300)の中でも一番新しいアタリ機材のようでした。ガラガラだし、香港に着いてから長距離を飛ぶわけでもないのに宝の持ち腐れw

おっしゃA333で安らぎの2時間半キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と喜んでみたものの、出発時刻になっても一向に動く気配のない機体。出発時刻を30分ほど過ぎた頃アナウンスがあり、機体トラブルにより乗り換えが必要となりましたとのことで一旦降機。

フライト(機体変更)A350

5時間後にゲートに戻ると、機体は更に新しいA350に変更となっていました。


最新鋭機キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と無理くりテンションを再び上げたのは良いですが、再びの搭乗から機内で更に2時間半待機というディレイ地獄にはまってしまうことに。なんで変更した機体でもトラブルがあるんだよ!


14:35出発予定が、マニラを発ったのは真っ暗になってから。


機内食もランチ予定がディナーに。食ってストレス発散や!!…って、これのどこが海南鶏飯なんだw これもう海南鶏飯じゃなくて完全に別物の鶏肉料理っす。ご飯の色もなんかサイケデリックだし美味しくないw


結局、2時間半のフライト予定が、丸一々かかって香港着。到着が大幅に遅れた為、この日は空港近くのホテルをフィリピン航空が手配してくれることとなりました。


香港を経由して世界中に出稼ぎに行くフィリピーナの皆様の旅程に影響が出てしまい、移動難民の皆様にもホテルバウチャーが配布されていたようです。



とりあえず他のフィリピン人と相部屋じゃなくて良かったw

ただただ移動するだけだったのに、ほーんと疲れた一日となりました。

搭乗記 フィリピン航空 A321 ビジネスクラス 香港→マニラ

今日はホングコングから真夏のおマニラへ。


まさかのP航ことフィリピン航空での移動となり、気持ち高ぶらないw

ラウンジ 紫荊堂(クラブ バウヒニア)


指定ラウンジは香港航空の紫荊堂(クラブ バウヒニア)。香港航空の自社客だけでなく、今回のフィリピン航空やロイヤルブルネイ、ネパール航空、吉祥航空、フィジー航空、フィンエアーなんかのビジネスクラス客にもサービスを提供しているそう。


階段でグランドレベルまで降りてみると、ラウンジ内は思ったより広かった。今回は利用してませんが、シャワーもあるそうです。狭い狭いと聞いていたけど、アライアンスに所属していない航空会社のラウンジとしては十分でしょう。


一番奥には横になれる仮眠スペースまであるし。短距離便なのに深夜の時間帯発が多かったり、たまーに激安な運賃を出したりするのでLCCと間違えられがちですが、香港航空はきちんとしたフルサービスキャリアですからね。

ひだり みぎ
お酒も充実で、ワインにもこだわりあり。

ひだり みぎ
他にもサラダや揚げ物、飲茶などがありました。高いレベルで安定の味。

ひだり みぎ
エッグタルトだけでなく、エッグワッフル(鶏蛋仔)まで用意しているあたりが香港航空らしいというか。P航の機内食が期待できなそうだったこともあり、ガッツリと香港飯を楽しませて頂きました。

フライト(A321 HKG→MNL)


搭乗ゲートは500番台。「馬尼拉(中国語でマニラ)」の漢字表記は脱力感あって良いですねw 尼さんを引っ張る馬www


マニラまでのフライトタイムは2時間20分、機体は小さめのA321ceoでした。予約段階ではA321としか表記されておらず、アタリ機材のA321neoとハズレ機材のA321ceoの判別ができないんですよね。こればっかしはもう完全ガチャ要素で、今回はハズレ籤を引いちゃいました。


ビジネスクラスは2-2のシート配列。A321neoだとナロー機材でもフルフラットシートになるのですが…今回は香港→マニラのウルトラショート便なので仕方ありません。


ウェルカムドリンクのレモネードは果肉入り。パックのジュースそのまま渡してきたらどうしようとか思ってましたが、オレンジジュースにもオレンジのスライスを入れてましたし、意外とやる気あるじゃないですかフィリピン航空さん。


機内食も超短距離便のものとしては及第点。
フィリピーノホスピタリティ全開の若い女性CAさんも好印象でしたし、ワイとCAさんの会話にグイグイ突っ込んでくる隣のフィリピン人(栄光のマブハイマイルプレミアエリート会員)も含めて、機内のノリが完全にラテン世界のそれでしたw


乗って食ってするだけで着いちゃう短距離便でしたが、予想に反して良い印象を受けたP航フライトでした。

搭乗記 エジプト航空 A330ビジネスクラス カイロ→バンコク→香港

本日はホルス号による出エジプト記。深夜1時のフライトでカイロから飛び立ちます。


カイロから、バンコク経由でホングコングへ。

当日はカイロ市内を半日ほど観光してからカイロ国際空港へと移動しました。
この空港、チェックインカウンターの手前で手荷物検査を受けるのですが、ここが鬼門。フライトが深夜遅くということもありフライト4時間前に空港に着いてしまったのですが、フライト出発時刻の3時間前にならないと通してもらえないルールのようで。困った顔して立ち尽くしてたらキャッシュはあるか(ド直球)と聞かれたり、カイロ国際空港ならぬワイロ国際空港は噂に違わぬクソ空港でした。
短期間の滞在経験だけでその国の国民性を語るようなことはしたくないけれど、それでもエジプト人のウザさはガチだと結論付けたくなるくらい、総人口あたりに占めるウザい人含有率が高いと思えてしまう。インド人のウソツキ要素、アラブ人のネチネチ要素、社会主義的なやる気ない要素、アフリカ人の野性味要素、それに暴力性と謎のプライドの高さを加えたような人たちが多いので、ウザい人フェチには堪らない国だと思います。まぁウザいというか、日本人の価値観と違いが大きすぎるだけですし、なんだかんだエジプト好きなんですけどね。ウザいウザいも好きのうちっす。

ラウンジ

フライト出発3時間前になり、やっとの思いで出エジプト。紀元前13世紀のモーセの時代も現代も、エジプトから出るのは変わらず大変なんですね。
ひだり みぎ

アルコール無しは仕方ないが、シャワーが無いのがなぁ。半裸の胸毛男がトイレの手洗い場でオラウータンのように豪快に水浴びしてましたが、やっぱ深夜便出発前に体中に染み付いたエジプトの香りを洗い落としたいですよね。

フライト


ひだり みぎ
A333の座席は2-2-2のライフラットだけど、寝るには十分な角度。乗客よりCAの数の方が多いくらいのガラガラぶりで隣もいないし、これならバンコクに着くまでがっつり休むことができそうです。

ひだり みぎ
ポーチはCERRUTI 1881で、エジ航にしてはセンスいい。アイマスクの素材も肌ざわり良いですし。


このゴム底の靴下はスリッパ代わり。これでトイレに入るのには違和感ありますが…


今回は即寝落ちできる格好で搭乗したので、スマイルシールを座席に貼り就寝。

ただ、シールが剥がれてしまっていたようで、深夜02:00、CAの脳筋男子に起こされる。シールの粘着力が弱くて皮との相性が、シートのレザーの部分に貼るのはお勧めできません。

それにしても、エジ航はほんと脳筋男子とふてぶてしいおばさんタイプのCAさんが多い。ごくごく稀にものすごくシャイで丁寧な仕事をしてくれる女性もいらっしゃいますが…

ひだり みぎ
目覚めの朝食はオムレツ。日本のようにフワモチっとした感じではなく、カサッ、パリッとした中東風。ボリュームは十分ですが、味付けや食感は好き嫌い分かれそうです。


オムレツ食べた後もまた眠りにつきたかったけど、バンコクにて一旦降機。香港まで通しで航空券を買ってても、バンコクで降りてから乗り直すことになります。


30分後にまたゲートに戻ってきてねー、って。もうちょっと時間があればシャワー浴びれたのに。微妙に時間が足りないのが惜しい!ということで、ワイもバンコクのトイレでオラウータンしてから香港行きに乗り直しました。