宿泊記 リッツカールトン アブダビ グランドカナル


アブダビでのお宿は、アブダビの象徴シェイク・ザイード・グランドモスクの対面に建つリッツカールトン アブダビ グランドカナル(Ritz Carlton Abu Dhabi Grand Canal)。
立地的にはアブダビの中心地からは離れていますが、ドバイ寄りにあるので逆に車でドバイに向かうには便利。次の日の早朝にドバイ国際空港へと向かうことを考えて、こちらのホテルに泊まることにしました。


アブダビの代名詞的存在のシェイクザイードモスクとは目と鼻の先の距離。ドバイ国際空港までは飛ばして飛ばして1時間15分でした。

広大な敷地

…ということで、リッツカールトンの敷地内に侵入します。

国を代表するモスクの正面にあるからか、ホテルのエントランスゲートもどことなくイスラム建築風。ゲートの守衛室前で狛犬のような顔した怖そうな門番が睨みをきかせて仁王立ちしてましたが、ホテルに泊まることを告げると、一瞬で鬼のような表情からくっしゃくしゃの笑顔にw なにこの顔芸w この一瞬の表情の変化がサイコパス的でちょっと怖かったw


ひだり みぎ
全532室、220,000㎡の敷地面積を誇る巨大ホテル。大通りに面したエントランスから600-700mほど歩き、ようやくホテルの本館が見えてきました。暗くて良く味わえませんでしたが、ベネチアンスタイルのリゾートホテルとしてデザインされているようです。ベネチアンな感じかどうかは分かりませんが、荒涼とした周辺環境の中でリッツの敷地内だけ緑と水が豊富で、砂漠のオアシス的ではありました。


上空から見るとこんな感じで、砂漠に切り拓いたオアシスリゾート感が凄い。正面にグランドモスク、背後には運河と風水的には結構良さげな立地。

ちな、日中はこんな感じらしい。しっとりとムーディーな夜と違って爽やかな南欧風の雰囲気で、プライベートビーチまで設けられちゃってます。ビーチって言ってもカナル(運河)のビーチなんで、すぐ300m先には対岸があるのでハイ訪韓はないですが。
ひだり みぎ
参照:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/uae/abu-dhabi
でも、そういうことっすね。カナル繋がりでベネチアンスタイルにしたんすね。なぜ唐突にベネチア!?と不思議に思ってたんですが、やっと繋がりました。


ホテルの本館からエントランス側を眺めるとこんな感じ。グランドモスクが夜闇に妖し気な蒼い光を放っていて、非常にアラビア~ンで幻想的な雰囲気です。

本館・ロビー

ホテル本館の中の雰囲気も、優雅で実に素晴らしい。スタッフも皆様もディズニーランドのキャストばりにフレンドリーで気の利く美男美女ばかりです。

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蝋燭の火が揺らめき、絶叫系ソプラノ歌手が情熱的な歌声を響かせる最高のムードの中でチェックイン。


部屋は、ヴィラ型のガーデンスイートにアップグレード頂けたようです。リッツアブダビにはこのガーデンスイートの他、ジュニアスート、ベネチアンビレッジスイート、エグゼクティブスイート、ベネチアンスーペリアスイート、クラブエグゼクティブスイート、ガーデンハウススイート、プランジプールプールヴィラなどなど、多様なタイプのスイートルームが用意されています。独りで泊まるにはヴィラタイプよりモスクビューのエグゼクティブスイートの方が適してそうな気もしますが、果たして…

部屋:ガーデンスイート

チェックアウトの手続きを終え、事前に本館の直ぐ外に手配されていたバギーに乗ってガタガタ道を部屋へと移動。

こちらは朝一で撮った画像ですが、ガーデン付きのヴィラでした。ボッチ泊には勿体ないことこの上なし…

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ヴィラの中も高級感があります。調度品の数々に幾何学模様がさりげなーくあしらわれてるあたり、あぁ、アラブ世界のリッツだなぁ、と。


バスローブも首長が使っててもおかしくないクオリティのもの。暑い国なので、モフモフ系よりスベスベツルツルの肌触りの生地の方が良いっすよね。


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バスルームもゴールドを基調にしたお上品なアラビアンテイスト。ミラーの淵やランプ、大理石の床の模様がアラブな感じでイケてます。


Asprayのパッケージの柄まで意味深な幾何学模様に見えてきた。


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リビングもアラブ人富豪家屋風で、足元ではペルシャ絨毯、頭上ではシャンデリアでがそれぞれ強烈な存在感を出してます。


奥の方がダイニングエリア。独りで一泊するだけなのに、90㎡とアホみたいに広々とした造りです。ホテルの部屋というより家ですからね。


ウェルカムアメニティのキモ甘アラビアンスイーツとフルーツもレターと共にプリセットされてました。雑食で、嫌いな食べ物もあまりない食いしん坊なワイですが、アラブの砂糖菓子的な物だけはマジで無理。アラブ世界では成人の4人に1人が糖尿病患者なんて聞いたことあるけど、そりゃ砂糖の塊みたいなスイーツを好んで食べてたらそうなりますよね。と。


夜はホテルの部屋のように隣人の騒音に悩まされることなく熟睡、翌朝は鳥のさえずりで起床しました。バルコニーからの眺めも荒涼とした砂漠の国とは思えない美しさです。たった一晩しかいられなかったのが本当に悔やまれる。

結局、ホテルのプールやプライベートビーチにも行くことなくチェックアウト。朝一でドバイ国際空港へと向かいました。

さらば、アブダビ!またエティハド航空乗りにきます!

【The Ritz Carlton Abu Dhabi Grand Canal】
公式サイト:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/uae/abu-dhabi
所在地:P.O. Box 91888, Khor Al Maqta’a, Abu Dhabi, United Arab Emirates

世界一の異世界感 シェイク・ザイード・グランドモスク アブダビ


どこかの機内誌で目にして以来、どうしても訪問したいと強く思い続けてきたアブダビのシェイク・ザイード・グランドモスク。
UAE建国の父ことシェイクザイードさんが残した世界一のモスクの世界観を味わいにいくべく、わざわざドバイでストップオーバーをしてやってきましたよ。


石油大国UAEの潤沢な資金が投下され造られたアブダビの象徴。宿泊先のホテルからもばっちりとその威容が視界に入って、モスクに向かう前からもうドキドキです。


おっしゃ!いざ参る!とモスクの東側のエントランスまで来たけれど、文字通り門前払いを喰らった上に警告を受ける。観光客はモスク南側のエントランスからしか入れないのだと…


気をとりなして南側のゲートへ。玉ねぎ頭のゲートが目印です。


おっしゃ!来たで!…と思ったらやっぱりここでも入れない。モスクは目の前にあるのに柵で通路が遮られてしまっている。なに?もう今日はクローズ?

親切そうな警備員に伺ってみると、この青く光る球状のドームが観光客用のエントランスになってるのだと。

誰もこのオブジェみたいな青い球体がモスクのエントランスとは思わんでしょ…。

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サイヤ人が乗ってきて乗り捨てた丸形宇宙船なんじゃね?とか思いつつ恐る恐る青い球体の内部に入ると、長ーいエスカレーターで地下のエントランスへと繋がっていた。ここで入場登録を済ませ、地下の連絡通路を通ってモスクの足元へと移動するということらしい。



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長い連絡通路を抜け地上に出たら、目の前はもう異世界。夜闇に浮き上がるゴールドとブルーのコントラストの神秘的なことといったら…。感無量。このモスクの為だけにわざわざアブダビまで来た甲斐があったというものです。

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重なるアーチの奥にグランドモスクのメインホールがちらりと見える。ここからモスク内へと入り、回廊をぐるりと回ってメインホールへと向かうような見学ルートになっているようです。

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回廊の中も異世界感がやばい。


ラピスラズリやアメジストなどの宝石が埋め込まれた柱が等間隔で並ぶ。この規則性と細部にまでこだわりぬかれた緻密さこそがイスラム建築の真骨頂。露骨な成金テイストやけばけばしさのない優美なデザインもポイント高いです。


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息をのむ美しさとはまさにこのことっすね。どこを切り取ってみても隙の無い美しさに、ただただ圧倒されるばかりです。

オマーンのグランドモスクも豪華爛漫で凄かったですが、アブダビのグランドモスクは芸術品としての完成度が違いすぎます。

ひだり みぎ
回廊を歩き、メインホール手前のエントランスにやってきました。

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上を見れば100万個のスワロフスキークリスタルが散りばめられた世界最大のシャンデリアが、下を見れば世界最大の手縫いペルシャ絨毯が…上を見ても下を見ても右を見ても左を見ても豪華爛漫で神秘的なアラビアンワールドが広がります。

ドバイの世界最大のモール世界最高の建造物と比べると記録としてのパンチが弱いんじゃね?なんて軽んじてる部分が自分にもありましたが、世界最大のシャンデリア世界最大の手縫いペルシャ絨毯も侮るなかれ。実際に現物を見たら感動ものの美しさです。

ひだり みぎ
いやー、中から見ても外から見ても幻想的。結局、時間切れで追い出されるまで魅惑のアラビアンナイトを堪能してまいりました。


日中の白亜の塔とドームが青空に映える姿も良いけれど、やっぱり圧巻は夜だよなー。涼しいですし、人も少ないですし、ライトアップは綺麗ですし、せっかくアブダビまで来られたのであれば、夜のモスクも見られていくことをお勧めします。

アブダビでは僅か1日だけの短い滞在となりましたが、シェイクザイードモスクはほんと行って良かったです。ドバイでのラグジュアリーなステイも良いですが、アブダビまで足を運んでアラブ風情を味わうのも悪くないっすよ。

【Sheikh Zayed Grand Mosque(シェイク・ザイード・グランドモスク アブダビ)】

公式サイト:https://www.szgmc.gov.ae/en/home
所在地:Sheikh Rashid Bin Saeed Street، 5th St, Abu Dhabi
電話番号:+971-2-419-1919
入場料:無料
営業時間(通常):
土-木 09:00-22:00
金 16:30-22:00

営業時間(ラマダン期):
土-木 09:00~13:00
金 休み

アブダビ エティハドタワーのオブザベーションデッキ アット 300


馬鹿と煙は高いところが好きとはよく言ったもので、バカなワイはアブダビに着くなりエティハドタワーにある展望台へと昇天しにいくことに。


それにしても、アブダビもタクシーが安くて助かるわい。
日中(06:00-22:00)の初乗り料金はAED5(150円)で、エティハドタワーまで20分弱走っても1,000円程度でした。

厳つい見た目と裏腹に安全運転をするアフリカ系移民(?)のドライバー。道中はうとうとと眠りこけてしまい、彼のドスの効いた「着いたぞー」という一声で起こされる。

着いたといっても、目を開くと目の前に高層ビルがありすぎて、どのタワーに行けば良いのか分からない。聞けば、エティハドタワーズは住居用3棟が、オフィスビル用1棟、ホテル用1棟の合計5棟で構成されており、展望台はタワー2のホテル棟に入っているとのこと。
どれがホテル棟か分からんが、とりあえず高層ビルが目の前で林立する様は凄まじい迫力です。


結局、ホテル棟に入るジュメイラ・アット・エティハド・タワーズのエントランスで降ろされた。



凄ぇ。同じジュメイラグループのホテルだけど、ドバイで泊まったジュメイラ・エミレーツタワーズホテルよりも全然格上な感じだわ。ここに泊まってれば展望台のオブザベーションデッキの入場料も無料になるらしいし、こりゃあアブダビのホテルはジュメイラでも良かったかもな。

オブザベーションデッキ アット300のエントランスには、アブダビ首長国の首長で、アラブ首長国連邦の初代大統領だったザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏の肖像画が掛けられてる。


めっちゃ渋い声で「ようこそ」と語りかけてきそう。


入場料はAED95ですが、展望台のカフェで使えるAED55のバウチャーが付いてるので、ドバイのブルジュハリファと比べると非常にお得感があります。

首長に見つめられながら首長の顔と同じくらい渋い味のアラビアンコーヒーを頂き、エレベーターに乗って74階のオブザベーションデッキ アット300へ。300というのは地上からの高さということらしい。360と空目したわ。


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うおー。エレベーターのドアが開くなりいきなり圧巻のアブダビビューが眼下に広がります。ブルジュハリファと比べると人も少ないですし、単なる展望台と言うより眺望付き高級ラウンジと言った佇まいで落ち着いた雰囲気。窓に沿って座席やテーブルが置かれていて、眺望を楽しみながらゆったりシャンパンが飲めたりもします。


足元の海岸線にはアブダビの象徴ともいえるエミレーツパレスホテルが。


こちらはプレジデンシャル・パレス。

ひだり みぎ
人工島にはマリーナモールとフェアモントホテルが。
オブザベーションデッキから半径2-3kmの範囲にハイアット系列の・グランドハイアット・アコーホテルズ系列のフェアモント・IHG系列のインターコンチネンタル・マリオット系列のセントレジスと泊まってみたいホテルが密集してます。ああ、あとヒルトンもありましたね。コンラッドではなくヒルトン。各チェーンがエース級を投入してくる中で、なんだかヒルトンだけ格下感あるなー。



ユニークな形の高層ビルが立ち並ぶ市街地方面。因みに、このエティハドタワー2はアブダビで4番目に高い建物になるそうです。単純な展望台の高さという点ではブルジュハリファに軍配が上がりますが、ダイナミックなドバイの街並みに対し開放的な街並みのアブダビの街並みも見応え十分。展望台の雰囲気も含めて考えると、アブダビの展望台も全然全然悪くないっすよ。


入場料に含まれるバウチャーを使ってビールも飲めちゃいますし。
どうせAED55のバウチャーを貰っても最安値のドリンクがAED100とかするんでしょーなんて思ってましたが、ビールや木テルはAED40(約1,200円)~だったりと、意外とドリンクもフードも良心的な値段設定なんすよね。もっと目が飛び出るほど高いと思ってたので、メニューを見るのが怖かった自分が情けなく思えますw

メニューはこちら:
https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/abu-dhabi/jumeirah-etihad-towers/restaurants-and-bars-at-jumeirah-at-etihad-towers/observation-deck-at-300/



くっそでかい太陽がペルシャ湾へと沈んでいく。

天空のバーで俗世界での嫌な出来事を忘れてゆったりまったり飲めますし、利用客もブルジュハリファと比べると全然いないので、意外と穴場的な場所なのかも。高いところが好きなバカな皆様にはお勧めです。

【Observation Deck at 300】

営業時間:10:00-19:00
所在地:Tower 2, Level 74, Jumeirah Hotel, Etihad Towers, Corniche W St, Abu Dhabi
電話番号:+971 2 811 5666