Wホテル広州(W Guangzhou) 宿泊記


もうかれこれ1年半以上も前に泊まっていたWホテル広州の写真が当時使っていた携帯電話のメモリから発掘された。残念ながらラウンジ飯情報が取れなかったのでW広州ネタはお蔵入りにしようと思っていたが、折角なんで覚えてる範囲で宿泊記を残しておこうと思い直してみようと思う。ラウンジ飯は食べれなかったけど、Wホテルだけあって特にハード面で中々印象深いホテルだったんでね。



場所は高層マンションや近代的オフィスビルが立ち並ぶ珠江新城地区で、リッツカールトンやフォーシーズンズなんかの高級ホテルと同地区にある。古都広州の歴史風情を感じられる場所や庶民的な商店が近くにない点には留意が必要か。

ひだり みぎ
並木のように左右に聳える高層ビルに囲まれた通りを冒険気分で歩くのも面白いですけどね。無機質なノッポビルだけでなく、個性のある建物も多いんで。

Wホテル広州は世界で44件目のWホテルとして2013年に開業。ファッション・デザイン・ミュージックをコアなブランドコンセプトとしつつ、それぞれのホテルの設計に独特のストーリー性を盛り込むのがWホテルのスタイルで、ここW広州は「伝統的文化と現代的革新」というストーリーをコンセプトの柱にデザインされたのだと。まあありがちなストーリーですね。
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もっとカントンカントンしたシノズワリーなテイストを全面に押し出してくるかと思いきや、外観は角ばったフォルムが特徴的な全面ガラス張り建物という超モダン仕様。なんかマンハッタンやロンドンファイナンシャルセンターあたりにある最新鋭ホテルを彷彿とさせる。

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エントランスを入ると壁の色が様々に変化するスペースに続いていて、いきなりWOW!となる。やっぱりWは他のホテルにない唯一無二のデザインコンセプトが魅力的。どこのWに行ってもやっぱり奇抜なデザインにWOWっちゃいますね。


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このスペースを抜けると、これまたアバンギャルドなラウンジバースペースに続く。周りを見渡すとスタッフも利用客も中国の感度の高い若者たち。建物自体のシャレオツ感もそうなんだけど、中にいらっしゃる皆さんもほんとお洒落に着飾った美男美女ばっかりで、オッサンは少々場違い感を味わいそうになる…。

ラウンジスペースを入って左に折れると、今度は天井まで伸びたカラーガラスの格子アートが強烈なインパクトを放つレセプションが目の前に現れる。


パリッとしたブラックスーツに身をまとったヌルヌル氏こと秋山成勲のようなガン黒銀髪のチャラそうなスタッフによりチェックイン手続きがなされる。正規のチェックインより早い正午過ぎに着いちゃったけど、アップグレードなしで最安値のワンダフルルームなら部屋の用意があるとされ、今回はどうせ寝るだけだしアップグレード無しのアーリーチェックインで手を打った。

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エレベーターホールやホールウェイにもブランドコンセプトが徹底されていて、部屋へと近づくにつれテンションが高まっていく。「おっしゃー!今日はまったりホテルステイを楽しんだるぞー」と決意を新たにした矢先、別所でのディナーのお誘いが…。普段の週末は暇なのに、こんな楽しみにしていた日に限って急な予定が入ってしまうのだからついてない。

部屋:ワンダフルルーム


個性を押し殺してさっぱりとした部屋。もっと嶺南様式が取り入れられたりみたいな感じで尖がったデザインと思ったけどな。上品なんだけど、ちょっと無難に纏め過ぎた感がある。


Wホテルにしては尖がってないデザインだけど、やっぱり落ち着けないとレビューで低評価する人もいるんですよね。予めホテルコンセプトを下調べせずに泊まっておいてホテルの感性にケチつけるのはちょっと…。こじゃれた洋風フュージョン料理屋のテーブルでなんで中華料理が無いんだ!とクレームつけるくらいのもんなんで、Wホテルを利用される方は、予約する前にホテルのコンセプトを下調べしてから予約ボタンをポチられた方が宜しいかと。

ラウンジ


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チェックイン直後にちょこっと顔を出すだけになってしまったけど、一応は26階にラウンジも完備。背が高くすらっとした妖艶なスタッフ揃いです。あー、W広州のイブニングカクテル楽しみたかったなー。

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夜、外での会食を終えホテルへと帰還。楽しみにしていたWホテルの宿泊日に限って外での食事にお呼ばれされちゃうんだもんなー。自分の悪運と、「ちょっと今日は都合が…」と嘘をつけなかった自分の馬鹿正直さを呪うね。


なんとも派手なホテルエントランス。一角がレジデンス棟になっていて、何人かのイケイケ金融マン的なパリッとした白人男性がエントランスの奥へと消えていった。こんなとこ自分も住んでみたいわ。



夜はしっとりとしたムードのラウンジバー。落ち着いた雰囲気の中で飲むには良いでしょう。

逆に、アゲアゲ気分で飲むにはFei Barというディスコバーへどうぞ。音楽ガンガンイケイケノリノリなムードの中、若者たちで賑わっています。


チャラい!そしてモヒートのグラスの中身は殆どクラッシュアイスで殆どモヒート自体は入っとらん!

プール


ラウンジバーで見かけたような美女はおらず、オッサンしか利用してなかったw

次の日も朝6時にチェックアウトして白雲空港に向かったので、ホテル内で過ごした時間は僅か7時間足らず。まぁでもやっぱりロビーフロアやディスコバーを中心にWホテルらしさが味わえたので記憶には凄く残ったホテルではあった。こんな短時間の滞在でホテルを評価するというのも烏滸がましくはありますが、部屋自体のデザインはWホテルにしてはとげとげしてないので、奇抜系ホテルが苦手な方にもそこまで抵抗感なくお泊り頂けるのではないでしょうか。正統派な高級ホテルをお求めでしたら、近くのリッツカールトンをご利用下さい。

Wホテル広州(W Guangzhou)


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公式ウェブサイト:こちら
住所:広東, 広州 26 Xian Cun Road, Pearl River New Town, Tianhe District
電話:(86)(20) 6628 6628
SPGカテゴリー:4
チェックイン/チェックアウト:15:00/12:00


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上海虹橋ー広州 南方航空777-300ER ビジネスクラス 搭乗記2


さーて、この日もいつもの上海虹橋から広州への移動。この路線は春秋航空・中国東方航空・上海航空・海南航空・中国国際航空・吉祥航空も飛ばす基幹路線だけど、我が選択は毎度毎度の中国南方航空。そろそろ南方航空ネタも飽きられる頃だとは思うが、南方航空ゴールド(スターアライアンスエリートプラス)取得まで暫しお付き合い頂ければ。


車で空港にアプローチしている最中、中国南方航空人民日報特別塗装機がテイクオフしていった。機体に力強く踊る「権威 実力 源自人民」のキメ文字がアツく、権威に弱い自分など、ついつい飛び行く機体に向かって人民日報万歳!と跪いてしまいそうになる。


空港に着き、爆発物検査を受けてからターミナル内へと進む。日本でも東京オリンピックに向けた安全強化策としてこういった検査が導入されるようになるんだろうな。

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爆発物の無い安全な身であることが確認された上でチェックイン。広州と違ってビジネスクラスや北京や深セン行き等基幹路線利用者用の優先レーンのスペースはパーテーションポールで仕切られ、入り口で対象者かどうかの確認をするようになっている(スタッフがいなくてしない場合もあるが)。


銀行系カードラウンジ「VIP貴賓倶楽部」なるラウンジも。名前だけは立派だけど、ヨレヨレTシャツを着用した庶民的雰囲気の方達ばかりが入室していった。


優先レーンで保安検査を抜け、いつもの通りラウンジへと直行する。

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虹橋空港の南方航空ラウンジ。一部スペースが工事中になってたから改装オープンでもするのかと思ったけど、外壁が変わっただけだった。中身は何も変わっとらん。

ラウンジのお食事タイムは下記の通り。どうせ大した内容のミールじゃないのに、なんと終日オファーじゃないんですわ。誰でも作れるようなミールなんだから終日用意してくれりゃあ良いのに。
朝食:06:30-09:00
昼食:11:00-13:30
夕食:17:00-20:00

今回はまさかの時間外。どうせ二日酔いで食べれる気がしなかったから良いんだけど。



「Meal Time is Over. Please Choose Other Food」と書かれているが、対象時間外に来ちゃうとカップラーメンと饅頭系くらいしかない。ラウンジでのフードファイトを楽しまれる皆様は要注意である。

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特に何をやるという訳でもなくラウンジでまったりとした時間を過ごし、搭乗時刻となったのでボーディングブリッジから搭乗する。本日も定刻通りの出発となりそうだ。


機材が長距離路線用の777-300ERなのでファーストクラスのシートも積まれてる。


B773ERだけでなく上海虹橋-広州はB787とA332もE-EY-C-Fの4クラスで運航してるんだけど、国内線Fのくせに片道5,400元(≒92,000円)~とかなりのお値段なので、Fクラスの利用客は殆ど見かけない。乗っても広州ー北京の比較的長い区間でA380の便狙いとかになるだろうな。少なくとも上海ー広州の2時間の便で10万円の支出は勿体ない。


こちら、B773のビジネスクラス席。


前回の搭乗記でも記載した通り、ソロでの利用だとC・Hの窓際席が一番のお勧めになるのだが、この日はどんなもんかと試しにK席を選んでみた。

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やはり通路に近く、搭乗客が後ろの座席に向かう際にガンガンと肩掛け鞄を私の左肩に当ててくるのが本当に腹立たしい。


通路とモニターの距離も近いので、映画を見てても人が通りかかる度に気になってしまう。

映画オプション。今回は二日酔いで食事も出来なかったので、飛行中は映画を楽しむことに。

タイトルから判断するにサスペンス物の刑事ドラマと思しき「大いに犯人を追跡する」を見始めるも、余程疲れていたのだろう。プッシュバックで機体が動き出す前に寝落ちしていたようだ。

気付いたら隣にケニア航空。寝ぼけていたこともあり、「ファッ!?ケニア????なんじゃこりゃ!!?」と大いに焦ったようだが、広州空港に着いたとのアナウンスを聞いて我に返る。

21:40広州発バンコク経由ナイロビ行きのKQ887。機材はB787で、ケニアまでビジネスクラス片道KES251,142。アフリカ廚の皆様、The pride of Africaで飛ぶアフリカ行きは如何でしょう。

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国際線の駐機場に着いたので、いつものバスで国内線到着ロビーへと向かう。フライト自体は何の記憶も残ってないので、搭乗記と呼ぶにも恥ずかしい内容になってしまったな。

広州ー上海虹橋 南方航空A330-200 ビジネスクラス 搭乗記


広州から上海虹橋への戻りもモチロン我が愛する(?)中国南方航空で。頑張って取ってもあまりおいしくなさそうなCZゴールドのステータス取得に向けて、今日も元気でCZで飛んできます。


この日は珍しくスカイプライオリティレーンも混雑していたので、ビジネスクラス・ファーストクラス専用のチェックインラウンジを利用。座りながらにしてチェックインが出来るが、国内線で預入荷物もないとなると1分足らずで搭乗券が出てくるので、わざわざ腰を下ろす必要もない。ラウンジっていっても豪勢な飯が振る舞われる訳でもないし。

今日のゲートは初めてのB01。
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ゲートへの最寄りラウンジ近くのインフォに遅延時のお詫びミール配給所があった。広州発の南方航空ってそんなに遅れてる印象無いけど、わざわざこんなもん設置するんかい。しかもインフォに。

ここの国内線ラウンジは初めてだけど、なんか陰気臭い他のラウンジと比べて明るく爽やかで良い感じ。
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ここも他のラウンジと同様、エコ乗り上級会員用とビジネスクラス乗客用とでスペースが分けられている。JGCやSFCの上級会員エコ利用者が多い日本でこんな分け方したら上級会員用スペースがパンクしてしまうだろうが、中国では上手く人数的なバランス取れてるんだろう。

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イイねー、B01側のラウンジ。広州空港の他の南方航空ラウンジと比べると、多分ここが一番モダンで洒落ている。

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ただ、食事も良いのかなーなんて淡い期待を抱いた自分がバカだった。本拠地広州のラウンジだけでももっと気合を入れたらいいのにな…といつも思うのだが、周りを見渡すと麺なり米なり饅頭なりをガッサリ盛って食べる方も多いので、中国の方達にはこれはこれでアリなのかもな。

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作り置きのホットミールはどれも食欲をそそるようなものではなかったので、オーダー制ヌードルバーでワンタン麵だけ頂くことに。



ドリンク。アルコールは青島とハイネケンの缶ビールと、申し訳程度に置かれた安い赤ワインのみ。酒豪の皆様には物足りないかも。

ラウンジでは麺だけ食べて、あとは適当にダラダラと怠惰に過ごしてると、「上海虹橋行き、ボーディング開始~」とラウンジスタッフが声を張り上げ呼びかけ始めたのでゲートへと移動。中国のラウンジってアナウンスじゃなくてお姉さんが叫びながら呼びかけるスタイルなんですよね。で、たまーにJapan Airwaysとか間違える。

ゲートは一階。沖止めパターンだ。

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一般レーンはいつもの通り鬼の行列ができているけど、スカイプライオリティはいつもの通りガラッガラで、ストレスフリーに搭乗券確認手続きを完了する。


が…搭乗券手続きを早く終えたところで全くもって意味なくて、非スカイプライオリティな方々のバス待ち渋滞に巻き込まれて猛暑の中を待機させられることに。額からは幾筋の川が流れるかの如く汗が滴り落ちてくる。


遅れてやってきたビジネスクラス専用バス。それなら「未だバスが来てないので中でお待ちください。」とか一言声かけてくれりゃあ良いんだけどね。ここの人たちにそこまで気の利いたことを求めるのは酷なのかな。

ボーディングブリッジへと続く階段に着いたけど、案の定、先に出たエコノミークラスのバスの乗客で階段の入り口に行列ができている。別にちょっとぐらい待つのは全然かまわないんだけど、雨の日や真夏は本当に勘弁。涼しいバスの中で列が捌けるのを待ってたら追い出されるし。それなら待つ必要が無いタイミングで連れてきて欲しい。それか、列が捌けるまでバスの中で待たせてくれよ。

ここで川のように流れていた汗は大きなナイアガラの滝級に。ほんと最悪な搭乗だ。



階段を上ってボーディングブリッジへ。これならタラップで直接飛行機に乗り込ませてくれよと思うところだけど、国内線ゲートからバスで国際線の駐機場に移動する場合にはそうもいかないのだろう。故に、国内線で国際線機材に乗る場合はこのパターンの搭乗が多い。国際線の機材のシートはほぼ総じて国内線の物より良いけれど、こんだけ乗る前に汗をかかされるなら考え物だ。

この日の機材はスカイチーム塗装のA330。ビジネスクラス専用のバスは空いてたのに9割方の席が埋まっているということは、インボラが大量発生したのだろうか。
ひだり みぎ

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この日は全席アクセス+フルフラットのシートを積む機材が満席だったので仕方がない。B737とかよりはマシだと思って自分に言い聞かせることにする。


食事の選択は点心。「広州発便の点心は美味いに違いない!」っていつも頼んでは騙されるパターンでホント自分は学習しないなと思う。こんなレンチン感たっぷりの点心を出して南方航空の面子が立つのだろうか。なーにが「食在広州」だ!