宿泊記 立地至便シェラトングランドホテル広島

この連休は陰キャで休日は引きこもりがちの自分にしては珍しく週末に予定が入っており、仕方なく知人との集合先となった広島へと移動することに。

宿泊先はシェラトンなので移動は新幹線の利用が圧倒的に便利だが、ここはJALメタル修行を兼ね我らがおJAL丸で移動する。

窓の外に目を凝らしてみても広島市どころか周辺の町もなかなか見えないような山岳地帯を飛び…そのまま山の上にランディング!
広島の玄関口・広島空港。広島と言っても実際は三原市にあり、肝心の居間(広島市内)まで遠くて不便極まりない。


空港から広島駅前にあるシェラトンへはリムジンバスで約50分。飛行機での移動にしたのを後悔したくなる距離である。

ただ、バスに乗ってしまえばもうシェラトンに着いたようなもので、広島駅前でバスを降りたらもう目の前がシェラトンです。

広島駅新幹線口2階から屋根付きのペデストリアンデッキで直結。JR全線の利用はもちろんのこと、JR広島駅前から出る市電やバスに乗るのにも便利で交通の便は言うことなしです。

ロビーフロアは5階。5階でエレベーターを降りようとすると、ドアが開くなり10名ほどの某国の人民様集団がワイが出るのも待たずにエレベーター内に雪崩れ込もうとしてきてカオス。

押し寄せる人民様の波を描き分けエレベータを出るも、今度はエレベーターからフロントに向かうまでの狭い通りに大挙するビュッフェレストランとロビーラウンジの利用客の皆様…三連休のなか日ということもあり、外からレストランを利用しに来られてる方も普段以上に多かったのですかね。スペース的にゆとりのない造りでワクワクするようなグランド感はありませんでした。

ロビーラウンジとビュッフェレストランを抜けると右手にロビーが見えてきます。こちらはスペース的にもゆとりがありますし、天井が高く構えられていることもあって窮屈さは感じません。

お部屋の方も三連休真っただ中ということもあり満室御礼。“本来であればアップグレードをさせて頂きたいところなのですが、本日は申し訳ございません”…とのこと。別に一人で寝るだけだからベッドさえあれば問題ないっすよ。

プラチナ会員特典


プラチナ会員用の特典はスタンダードな内容で、クラブベネフィット・レイトチェックアウト・ウェルカムギフト(広島の酒蔵製吟醸酒もしくは1,000ポイント)など。アンバサダーステータス用に特別な特典があるわけではなく、プラチナ以上はチタン・アンバサダーも含めて共通の特典内容になってます。

ハッピーアワーの時間帯にラウンジだけでなくバーでも飲ませてもらえるのは有難いっす。

部屋:デラックスキング

部屋に入るとすぐ左手に仕切りの無い洗面所があり、その後ろにベッドルームが続いてる。ベッドルームとバスルームの仕切る壁をガラス窓にするスタイルは定着してきましたが、壁そのものを無くすというのはなかなか斬新。客室が広く感じられるメリットがある反面、泊まる相手によっては気を使わざるをえませんね。

参照元:https://www.marriott.co.jp/hotels/hotel-rooms/hijsi-sheraton-grand-hiroshima-hotel/

ひだり みぎ
ステータスの恩恵でラウンジアクセスは頂けましたが、部屋自体はクラブルームではなく最安値のデラックスルーム。それでも全然悪くない部屋っす。部屋全体の質感的にもそうですし、なにより新幹線も泊まる主要駅前のホテルの最安値部屋で35㎡というのはなかなか驚きでした。

ひだり みぎ

広島駅新幹線口前のロータリーが直ぐ足元という最強立地ですからね。以前は広島駅の新幹線口側って大して何もない印象でしたが、エキナカ商業施設などの再開発も進んで凄く便利になった印象を受けました。

ひだり みぎ
コンビニや居酒屋も近くにあるので飲み食いには困りませんが、ミニバーの価格も良心的なので、部屋から離れずとも気軽にグビっといけちゃいます。ビール255円、ワイン490円、ソフトドリンク145円~。ほとんど小売価格と変わらない良心的な値付けです。



バスローブだけでなく浴衣もありますし、消臭剤や空気清浄機までデフォで用意されていて、室内の備品的にも申し分ありません。



部屋から一続きになったバスエリア。シャワーブース代わりの洗い場がいかにも日本的な設計。

ひだり みぎ
バスアメニティが据え置き型オンリーというのは驚きましたが、環境保全対策なんですかね。アメニティのミニボトル廃止が進む現在の状況を考えれば、寧ろエコ思想で最先端を走ってたとも言えそうです。

マリオットでは既に北米の宿泊施設を中心にバスアメニティのミニボトル廃止を進めており、既に北米を中心に1,000軒超の宿泊施設で切り替えを完了。2020年12月までにバスアメニティのプラスチック製ミニボトルの使用を2020年12月までの完全廃止を目指すとも発表されています。漸く世界がシェラトン広島に追いついた!w



IHGも2021年半ばまでに世界中の約84万3000室の客室全てでポンプ式バスアメニティへの移行することを発表していますし、他のチェーンも追随していっちゃうのかな~。

ハッピーアワー

17:30ではなく17:00から飲ませてもらえるようなので、本日の行動を開始する前に“雅庭”でのハッピーアワーに参戦することに。メニューには金額の表示がありますが、ハッピーアワー中は無料で頂けます。敷居高そうな懐石料理屋のような名前ですが、有料でもカクテル800円~と非常に安い。
ひだり みぎ
どうしても欲望を抑えきれず行動開始前に抜け駆けの一杯。まあこんなの清涼飲料水扱いですわ。

クラブラウンジ

シェラトンクラブラウンジは20階。こちらにもちょい顔を出してみました。

営業時間:06:00-22:00
朝食:06:30-09:30
ハッピーアワー:17:00-20:00
ティータイム: 20:00-22:00

各種ソフトドリンクにリキュール類、ビール4種類、ワイン赤白1種類ずつ、日本酒・焼酎各1種類、更には地酒とヨーグルト酒なる変わり種も。ミールも肉じゃが、ラザニア、温野菜などなどそれなりに揃っている印象でした。ただ、威圧感あるアメフト系の体格をした白人三人組が狭いラウンジ内で下品な罵り言葉を連発してて残念ながら不快な思いしか残らんかった。

周辺環境


ホテルから徒歩1分の駅ビルには複数のお好み焼き屋が入ってて、夜食にも困りません。


お好み焼き等々をたらふく食い、一旦広島駅前に戻ってからの一人二軒目もお好み焼き。匂い香ばしいかぶり付き席でスペシャル+チーズを頂きます。


胃袋の限界リミッターを外してなんとか食べ切りました。

駅ビルにはお好み焼き屋以外にも一人で気軽に入れるような飲食店も揃ってますし、ほんと立地だけいったら横浜のシェラトンと双璧を成す最強シェラトンかと思います。

朝食


朝食会場はロビーフロアにある「ブリッジ」で。前日にリミッターを外した反動から朝はオムレツくらいしか食べれず…。

所感

ハードも同じく広島市内の外資系ホテルであるIHG系のクラウンプラザより新しくて良かったですし、なんといっても立地最強。広島での滞在時間を最大限有効に使うことができたのでシェラトンに泊まって本当に良かったです。


ただ、クラウンプラザの方は7,000円~とシェラトンの半値以下。クラブフロアでも14,000円~と宿泊レートを下げてきてるので、シェラトンとCPの1泊あたりのレートが1万円も2万円も差があるようなら、多少の施設の古さに目をつぶってクラウンプラザの方に泊まるのもアリ。コスパ厨のワイ、いくら良いホテルでも広島で一泊25K以上だとムムム…ってなっちゃいます。

【シェラトングランドホテル広島(Sheraton Grand Hotel Hiroshima)】

公式サイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/hijsi-sheraton-grand-hiroshima-hotel/
所在地: 広島県広島市東区若草町12-1, 東区 広島市 広島県 732-0053 日本
電話: +81 82-262-7111

宿泊記 無難な優良ホテル シェラトングランドホテル ドバイ

バーレーンからキャセイパシフィックの以遠権フライトでドバイにやってきました。


ドバイ⇒香港区間のフライトは翌日に回したので、この日は一旦UAEに入国。タクシーに乗り込むと、影絵のように美しいドバイの高層ビル群が車窓の外に見えてきた。


これまたドバイらしい謎の近未来的建築物“ドバイフレーム”を通過。世界最大の額物とのことだが、額縁って大きさ競うものじゃないっしょw 今までどこの額縁が1位だったんだろうw

そんなこんなでドバイらしい景色を楽しんでいると、あっという間にシェラトングランドに到着した。ブルジュ・ハリファとドバイオールドスークの間のシェイクザイードロード沿いにあり、空港からはタクシーで15分ほど。最寄りのメトロの駅(World trade center)からも徒歩5分ちょいと、ドバイにしてはまぁまぁなアクセスの便利なホテルです。

世界一の高さのホテルとして名を馳せた82階建てのマリオットマーカスドバイほどではないけれど、こちらも51階建て、654室のメガホテル。見上げると首が痛くなる高さっす。


ちな、ここドバイはホテル天国で、マリオット系列で43ホテル、シェラトンだけで5か所もあります。ホテルの選定には凄く迷いましたが、今回はトランジットでの1泊だけだったので、ネタの為に宿泊記が極めて少ないシェラトングランドを攻めてみることにしました。立地・部屋の快適度・コストのバランスも良さそうでしたし。(私が宿泊した日はもっと安かったです)


ひだり みぎ
というこで館内へ。やはりここでも年越し後にも関わらず、どでかいクリスマスツリーがデデーンと存在感を見せつけておりました。既に年も明け1月5日、2019年のクリスマスまで置きっ放しにする気でしょうか…。

館内、特にロビー周りは大型ホテルにしては小ぶりなスペース設計で、順番待ちの列を作る気のないアラブ人大家族でカオスな状態。マリオット会員用の専用カウンターも機能しておらず、チェックインするだけで15分程待たされました。
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「Preferred Guest」で3行も使うとか非効率過ぎだろアラビア語。偉大なる中国語なんて6文字で表現できちゃうんだぞ(优先会籍会员

プラチナ会員特典

ひだり みぎ
朝食はポイントかの2択で、朝食を選択。SPG時代は1滞在で500スターポイント(1,500マリオットリワードポイント)貰えてたのに、マリオットとの統合後は1,000ポイントになっちゃったのが地味に残念に思えます。

ひだり みぎ
古き良き時代のSPGライフに思いを馳せつつアサイン頂いた部屋へと向かう。コンテンポラリーなテイストにさりげなく幾何学模様が入れ込まれていてお洒落な館内。これなら部屋も期待ができそうです。

部屋

ひだり みぎ


寝るだけだと割り切って予約したけど、スタンダードルームでこのクオリティ、これで一泊1万円ちょい〜で泊まれるなら満足度は高い。この日は週末を過ごす現地人と新年の休みで来てる観光客で一杯とのことで残念ながら部屋のアップグレードは無しでしたが、この部屋なら全然オッケーっす。


ラム×4、ウォッカ×3、ウイスキー×4、ジン×3…ミニバーの充実ぶりにバブルを感じる。


今回は1泊だったので利用できなかったけど、アジア圏では絶滅危惧種となっているMake a Green Choiceのプログラムも用意されていた。これ、一泊あたり500スターポイント(1,500マリオットポイント)貰えてポイ活がはかどるんすよね。モロッコのシェラトンにもあったけど、中東・アフリカ地区ではまだまだSPGの古き良き伝統であるMake a Green Choiceが残ってるのかな。

クラブラウンジ

ひだり みぎ

ひだり みぎ
カクテルアワーに参戦した時には残飯しか置かれておらず…。民族衣装を身に纏ったアラブ人が瓶のコロナを全力飲みしながら炒飯を食い散らかしてる姿が凄く新鮮だった。

プール

ひだり みぎ
プールはルーフトップ。シェイクザイードロード沿いの高層ビルのルーフトップなんでナイスビューを期待してたけど、隣の建物も同じくらい高くて肝心の部分が見事にブロックされていた。ブルジュ・ハリファの先端だけぎりぎり見えて“ブルジュ・ハリファビュー!”ってドヤられてもなぁ…

朝食@クラブラウンジ

翌朝はチェックイン時に頂いたクーポンを手にレストランに出向くも、激込みで朝食難民が溢れ返ってカオス極まりない状態でした。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
期待はできないだろうが、仕方無くクラブラウンジへと退避。イブニングカクテル時よりは意外にもミールも揃っていましたし、何より朝食レストランと違って空いてて良かったです。


夜は気づかなかったけど、こんなダイナミックなビューも楽しめますし。やっぱり繁忙期のメガホテルの朝食はラウンジで食べるに限ります。

ドバイ国際空港へ

ホテル前の歩道橋からの景色が完全に未来都市。

ここから空港へは地下鉄で一本。ホテルを出て30分ちょいで空港に移動できますし、トランジットで泊まるにはそこそこに便利なホテルです。

所感

とても1万ちょいで泊まれるホテルとは思えないクオリティでした。他にも素晴らしいホテルが多数あるドバイにあって、最高とはいえないまでも、立地・部屋の快適度・価格のバランスが取れた優良ホテルではあると思います。
ブルジュ・ハリファまでも地下鉄で3駅、空港からもターミナル1から8駅、それぞれ乗り換えなしで移動できますし、トランジットでちょこちょこっと観光もしたいような時に泊まるホテルとしては適してるかと思います。

【Sheraton Grand Hotel Dubai】

公式サイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/dxbgh-sheraton-grand-hotel-dubai/
所在地:3 Sheikh Zayed Rd – Dubai – UAE
電話:+971 4 503 4444

宿泊記 バブルの名残 シェラトンバーレーン

娯楽もダメお酒もダメ観光もダメなクウェートから、中東の楽園ことバーレーンへとやって来た。


空港からバスに乗り市内へと移動。今宵の宿が見えてきたのだが、背中に超巨大対空ミサイルみたいなの装備してて草w

後ろの巨大なミサイルのように見えたのはバーレーンのアイコン的存在のワールドトレードセンターのツインタワービル。2棟のタワー間に3基の風力タービンが設置されていて、ペルシャ湾からの風力電気エネルギーに変換する役割を果たしているのだと。風力タービンが設置された高層ビルとか斬新すぎる。
ひだり みぎ
産油国だけど原油埋蔵量・産油量共に少なかったので、バーレーンでは早くから石油依存型経済の多角化を目指してクリーンエネルギーに着目したり、国際金融センターとしての地位を目指してインフラを整備したりと努力してきたらしい。

本日泊まるシェラトンも、1970年代にレバノン内戦勃発によりベイルートから金融センターが移ってきた際に建てられたものでしょう。1981年オープンと歴史のあるホテルで、なんとなくバブルの名残を感じさせるような造りになっています。

ひだり みぎ
うわー、エントランスからしてレトロな中東感が強いなー。


…と思ったらいきなりロビーのド真ん中に巨大なクリスマスツリーがw

ひだり みぎ
そしてサンタ及やスノータウンまでwww


1981年開業で、最近の全面改装は2008年。館内の至る所で古さを感じるので、そろそろ大規模なリノベが必要になってくる時期かもしれません。

さすがアラブ世界の中の遊び場バーレーンといったところか、酒厳禁のクウェートとは打って変わってバーもあればクラブもあるし、娼婦っぽい女性までいるのには驚いた。そりゃあ週末になるとお隣サウジから野郎どもがヒャッハーと押し寄せるわけだ。
…ということでワイもホテルのバーラウンジでカリビアンガールズバンドのソウルフルなライブ演奏を聴きながら一杯。

ひだり みぎ
町には洋風のバーも多いし、確かにアラブ世界らしからぬ開放感がある。町全体が砂っぽく、野郎だらけでむさ苦しい場所から来たから余計にそう感じるのかもしれないですが。


館内は確かに中東っぽくないわと思いきや、フロントにはお約束の王家主要メンバーのポートフォリオがきっちりあり、ここが中東の地にあることを思い出させてくれます。


そしてアラビア語のカードホルダー。

部屋:エグゼクティブスイート

ひだり みぎ
部屋は、エグゼクティブスイートにアップグレード頂きました。閑散期ということもあるのでしょうが、中東のホテルはマリオットにしてもIHGにしてもスイートへのアップグレード率が凄い。夢の4割バッターどころか、8-9割はスイートを用意してもらえてるような気がします。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
家具を詰め込み過ぎて窮屈さを感じるし、やっぱりちょっと古いよなー。クローゼットは新しいのを入れ替えたっぽいですが、カーペットや椅子のガーメントあたりは傷みが隠しきれてないっす。ほんと、椅子に座るのが躊躇われるくらい。


これなら、カテゴリーを下げてでもフローリング仕様のプリファードに泊まった方が良かったかもしれん。

ひだり みぎ
水周りも、シャワーの水圧・水温共に問題あり。これはもうそろそろ改装すべき頃合いなのでは?

…と思っていたら、やっぱり2019年10月から全面改装されることになったそうです。


改装工事は2021年いっぱいまでとなるで、見込まれる改装コストはUS$40,000,000(≒43.4億円)って…。2021年いっぱいまで完全開業になるのでその間の機会損失も含めたら大変な金額になりそう。どのようなホテルに生まれ変わって戻ってくるか、期待したいところです。

クラブラウンジ


営業時間:06:00-22:00
Breakfast:06:30-09:30
Tea And Cookie:09:30-13:30
Snacks: 13:30-15:30
Pastries: 15:30-18:30
Happy Hour: 18:30-20:30
ガチ禁酒国のクウェートのホテルと違って、アルコールもサーブされるようです。

Happy Hour:
ひだり みぎ
確かにアルコールもあった。ビールはバドワイザーがタップで飲ませてもらえます。


ミールはショボいけど、3日ぶりのアルコールに大満足。

Snacks:
ひだり みぎ
チェックアウト前にもラウンジに寄ってみましたが、Snacksはショボかった。というか殆ど品切れで補充も無しという状態。

朝食

ひだり みぎ
朝食はロビーフロアのレストランで。町中でインド人の姿がやたらと目立つようになったと薄々感じてはいたが、シェラトンの朝食会場のウェイターも皆様インドご出身。料理もインド料理が目立ってました。ソーセージ・トマト・ハッシュブラウン・野菜炒め・炒飯といった基本メニュー+インド料理。

ひだり みぎ

すまんのシェフ。レストランにある食べ物の中で、この赤青緑の乳製品トリオ(市販品)が一番美味いということに気づいてしまった。


全自動オレンジ絞り機を発見。アンティーク的な見た目から展示目的に置かれてるだけかとも思ったが、問題なく稼働する模様。これは嬉しかった。構造的にはあまり複雑そうではないので、家でmy圧搾機械を自作できないかなーと思ってみたり。

ということで、すみません。改装されることになってしまったので、この宿泊記はお蔵入りにしようかなと思いましたが、一応アップして残しておくようにします。

【シェラトンバーレーン(Sheraton Bahrain)】

HP:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/bahsi-sheraton-bahrain-hotel/
所在地: 6 Palace Ave, Manama, Bahrain
電話: +973 1753 3533

宿泊記 ヨルダン一のオシャレホテル Wアンマンでのヒップな夜

二日間過ごした歴史ある名門ホテル・インターコンチネンタルを離れ、2018年4月オープンの最新鋭ホテル・Wアンマンへとマットレスラン。ヒップでポップな夜の幕開けだ。

場所は新市街地側の丘の上。アンマンで一番高いとされる高層ビルに入ってる。
ひだり みぎ
Whatever, whenever!地味な石灰岩で作られた低層家屋ばかりが立ち並ぶアンマン市内にあって、ここだけ完全に別世界。


中に入っても真っ赤w

アンマン市内はこんなにモノトーンで色彩に欠けるのに…


モノトーンなアンマン市内とは正反対のド派手なムード。WはアンマンでもWだった。

ひだり みぎ

ちな、日中の雰囲気はちょい違う。色使いがエロいっちゃエロいけどまだ大人しめ。Wにしては微妙に節度が保たれてるのは流石にイスラム圏なのでW側も空気を読んだのかw

ひだり みぎ
真っ赤に染まったグランドフロアからエレベーターに乗ってフロントのある上階に行くと、ロビーフロアは一転真っ暗で大人な雰囲気。謎の民芸品が暗がりに照らし出されてお洒落な美術館的雰囲気です。

ひだり みぎ
迫力ある顔面アートに囲まれチェックイン。この時点で既に2018年はSPG/マリオット系列ホテルでの宿泊数が100泊を超えアンバサダー会員になっていたからか、ロシアとヨルダンのハーフがねっとりねっちょりした濃厚サービスで迎えいれてくれた。

また、嬉しいことにチェックイン時にルーレットボードの運試しもあったりする。ポイントが当たったり軽食が当たったり。大晦日限定のオリジナル特典だったかもしれないけど。

ポイントこい!!と念じながら挑むも矢印が示した先は無情にも“High 5”。フロントスタッフの皆様とハイファイブという謎テンションでチェックインの手続きを終え部屋へと向かう。

部屋:Wスイート

ひだり みぎ
部屋もWスイートにアップグレード頂いたようだ。Wonderful⇒Spectacular⇒Mega⇒Marvelous⇒Cool Corner Suite⇒W Suiteとよもやの5段階アップに心躍る。


ファンキー。このシートとクッション欲しいわw

ひだり みぎ
風船まで無造作に置かれててパリピの夜の館感が凄い。まぁまさかW側としてもワイが一人で泊まるなんて思ってもなかっただろうなw すまんの。

ひだり みぎ
ライティングもWらしいエッジが効いたスタイリッシュなデザイン。


唇!


ひだり みぎ
ミニバーもフルストックで、カクテルシェーカーまであるパーティー仕様。


窓の外に広がるしょっぼいアンマンの夜景を見ながらシェイクシェイク。


水周りはリビングから見てバースペースの背後にある。スペースの使い方も斬新っす。



Wの手にかかるとビデまでスタイリッシュに見えてくるから不思議w


バスアメニティは死海のミネラル成分を豊富に含んだヨルダン発ナチュラルコスメブランドの物。死海の塩はもちろん、ヨルダンでとれるホホバの種やアボカドのオイル、アロエなんかも入ってて匂いからして癒やされる。

ひだり みぎ
クローゼットも白と黒のコントラストでキッメキメ。隙がありません。

イブニングカクテル


4階のバーラウンジへのWIPアクセスを貰えたので、早速カクテルアワーに参戦する。まだ19時半前なのにDJまで動員してイケイケノリノリムードっす。

ひだり みぎ
真っ暗なクラブムードでガンガンミュージック。客層は20-30代に絞られてます。インターコンチネンタルアンマンを好んで選ぶようなお堅い系のご年配者がここ泊まったらカルチャーショックで心臓発作起こしてしまうかもしれん。それくらい別世界。どっちが良いとかどっちが悪いという話でもなくね。合う合わないの問題で、アンマンのインターコンチネンタルとWだったら好みが両極端に分かれると思う。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミールもちゃんとある。ポップコーンとかロリポップとかのパーティーメニューだけじゃなくて良かったわ。


ドリンクにはボッテガ・プロセッコも用意されている。メニューの種類は少ないけど、ワインはヨルダンワイン、ビールもヨルダン発のクラフトビール等、ヨルダンならではのメニューも揃っていて個人的には大変気に入った。



許可を貰って撮影&アップ。


無料の酒だけじゃ飲み足らず、ここでオリジナルカクテルJust Beat Itをオーダー。生絞りビートルートの苦味とレモンの酸味、テキーラの刺激がガツンと効いた脳天直撃系の一杯で、眠気が一気に吹っ飛んでしまった。

朝食


部屋が真っ赤な朝日に包まれるなか起床。Wはアンマン一高い建物らしく、部屋からの見晴らしの良さも抜群っす。


バスタブからのアンマンビューも抜群に良い。


ひだり みぎ
さっぱりしたところで朝食会場のレストランへ。朝食会場は地中海レストランMESH。


ディスプレイが博物館のそれw ミューズリーが上品にライトアップされてますw


生ザクロ絞り機が大活躍。


これどうですか?あれどうですか?と勧められまくるがままにどんどん料理や飲み物が運ばれてくる。


さー、食べたし部屋戻るかーと思い席を離れると…朝食は会員特典で無料だけどビルは来るんすか。料金の10%とかできないからチップの金額書きずらいなこれ。

プール・ジム


ジムは普通。プールは野外のみで、冬の間はクローズでした。

いやー、スタッフの皆さんも気合入ってましたし、素晴らしいホテルでした。大晦日の年越しイベントもあるようなので延泊しようかと激しく迷ったのですが、やっぱり死海にも行ってみたいということで翌日にはチェックアウト。死海にあるクラウンプラザデッドシーへとマットレスランすることに決めました。

【Wアンマン(W Amman)】
ホームページ:https://www.marriott.com/hotels/travel/ammwi-w-amman/
所在地: Rafiq Al Hariri Ave 13, Amman 11953
電話: +962 6 510 8888

宿泊記 アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel, Bangkok

本日の宿は、アテネホテルことザ アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク(The Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel, Bangkok。

こちらのホテル、元々は2001年にニューヨークのプラザアテネの姉妹ホテルとしてタイ王国の王宮跡地に開業した、バンコクでも指折りの超名門ホテル。2004年からはSPGと手を組みプラザアテネロイヤルメリディアンとして営業をしてきたが、2016-2017年の一年半にも渡る大規模な改修を経て、同じくSPGブランドのラグジュアリーコレクションに格上げとってリニューアルオープンした。

バンコク市民の間では、アテネホテルといえば一生に一度は泊まりたい憧れのホテルであり、タイのロイヤルファミリーやガチリッチ層が定宿として泊まるような格式あるホテルらしい。タクシーの運ちゃんにもアテネホテルと言えば一発で通じるし、羨望の眼差しで見つめられるくらい。本家であり兄貴分のニューヨークのアテネホテルが一泊8万円からのところ、こちらでは1/4の価格で泊まれちゃうんですけどね。


BTSプルンチット駅から約400m、高層オフィスビルや各国の大使館が建ち並ぶワイヤレス通りに位置するアテネホテル。オークラプレステージ、SPGのアテネホテル、IHGのインディゴ、ヒルトンのコンラッドと、各ホテルチェーンの高級ホテルブランドが連なるように並ぶ立地にある。


この日はウッディなエントランスが良い味出してるインディゴと迷ったんですけどね。IHGのターゲットプロモの内容がイマイチどころかイマサンだったこともあり、この日はやっぱりSPG系のアテネホテルにすることにした。インディゴはクラブラウンジ無いし。

ロビー

高級感たっぷりのロビー。中央の左右に広がる階段が、まるでホテルに訪れるゲストを両の腕で優しく包み込むかのように柔らかい曲線を描いている。

幾何学的構造の中に曲線美が感じられる、なんとなく不思議な空間。
リブランドされるにあたっての設計コンセプトは、かつてこの地にあった王宮で暮らしていた“Valaya Alongkorn王女の人生と旅”。王女の嗜好に合わせるように、タイとヨーロッパのスタイルを融合させた優雅なスタイルのホテルに仕上げたそうだ。王女のことは当然乍ら存じ上げぬが、きっと優雅で素敵な方だったのでしょう。

プラチナ特典

フロントは螺旋階段の左手、今回は日本人のゲストリレーションズの方がチェックインの対応をして下さった。
【主なプラチナ会員用特典】
・ウェルカムギフト(ポイント)
・1日2点までのプレスサービス
・バンコク市内への電話が無料
・ラウンジサービス
明文化された主な特典はこの程度かな。当時はクラブ特典の中にロビーフロアでの朝食サービスも含まれていた為、朝食と500スターポイント(≒1,500マリオットリワードポイント)の両取りができました。2018年8月にSPGとマリオットのプログラムが統合となり、ここらへんは変更となった可能性もございます。

部屋カテゴリー

アテネルーム(38㎡)
アテネプレステージルーム(46㎡)
アテネクラブルーム(38㎡)
ロイヤルクラブルーム(44㎡)
ロイヤルクラブプレステージルーム(55㎡)
ファミリールーム(76㎡)
アテネスイート(86㎡)
ロイヤルクラブスイート(100㎡)
ファミリースイート(124㎡)
ロイヤルピマーイテーマスイート(178㎡)
ピーマンサイアムテーマスイート(190㎡)
ルアンタイテーマスイート(190㎡)
ラタナコーシンスイート(350㎡)

部屋

ひだり みぎ
部屋の中も、王女が生きた19-20世紀のクラシカルスタイルをベースとしているそうだ。エレガントな調度品の数々や、カーペットやカーテンの生地にあしらわれた優美なタイ独特のモチーフに、タイ王室の伝統が息づいている。


シンプルなんですけど、格式高いっすよね。インテリアの質に妥協が無い。

ひだり みぎ
高層階の部屋ということもあり都心ど真ん中にいるのが嘘のように静かだし、部屋の快適度合いでいったらバンコクでも一~二位を争うのではないか。

ひだり みぎ
ワークデスクは窓際に面した狭いスペースにある。このようなスペース割りの部屋は同ホテルのホームページでも見つけられなかったが、ロイヤルクラブプレステ―ジの一種だろうか。


謎の銅鑼なんかが置かれてたり。



カーテンの生地やクッションの柄にもコンテンポラリーなタイ風味を出してきている。



エアコンの送風口やベッドサイドにもタイならではのモチーフが。こういった紋様もタイ王室専用の紋様とかなんだろうか。

ひだり みぎ
クローゼット。

ひだり みぎ

ミニバーならぬリフレッシュメントセンター。メニューの紙の質感も格式高いw 抜かりないっすね。


こちらはマリオットプラチナ会員用のウェルカムフルーツと、ターンダウン時にご用意頂いたスイーツ。こんな格式高い部屋にいると、フルーツまで格式高く見えるから不思議w オレンジもリンゴも妙に光沢があるような気がするし。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
バスルームはスタイルこそ古いものの、生花が飾られていたり、バスソルトがアジアン雑貨的な陶器に入っていたりと気遣いが感じられる。アメニティはタイのホテルだけあってタイの高級ブランドTHANHの物でした。メリディアン時はMALIN+GOETZだったので、ブランド刷新時にタイ風味を増すためにTHANHに切り替えたのでしょう。ナイス判断です。

Royal Clube Lounge

ロイヤルクラブラウンジは26階。アフタヌーンティーもありますし、イブニングカクテルの開催時間もSPG系列のホテルにしては長くて助かります。

営業時間 06:30-23:30
06:30-22:30:コーヒー、紅茶、ソフトドリンク
06:30-10:30:朝食(ロビーフロアのレストランでも可)
14:30-16:30:アフタヌーンティー
16:00-20:00:イブニングカクテル
17:00-20:00:軽食
ひだり みぎ

でっかい油絵アートが飾られたラウンジ。むっちゃ広いし、ガラガラ。やっぱりややもすればラウンジが大衆的になりがちなシェラトンやウェスティンとのレベルの違いをまざまざと感じさせられる。

アフタヌーンティー:


どれもこれも非常に美味しい。

イブニングカクテル:
ひだり みぎ
ひだり みぎ
17:00からは続々とミールがやってくる。クラブルームの案内では軽食だなんて謙遜されていたけれど、全然全然。かなりガッツリとしたディナー代わりのホットミールも用意されています。



プリプリ果肉のジャックフルーツが美味かった。

ひだり みぎ
ドリンクは全オーダー制。カクテルなど手の込んだドリンクもご用意頂けるのは嬉しい反面、簡単なソーダ水なんかも頂けるまで時間がかかるというのが難点だった。簡単な物は冷蔵庫から飲みたい時にパパっとセルフで持ってこれれば良いかとは思う。

朝食


翌朝の朝食はロビーフロアのRain Tree Cafeで。これがまたレベル高いんすよね。部屋の快適度もトップレベルなら、朝食のレベルもバンコクトップ級。



先ずこのフレッシュジュースの種類。具材が豊富に揃っているので、自分が指定した組み合わせの具材でオリジナルのフレッシュジュースを作ってもらったりということもできる。


そしてアイスクリームね。


鉄火巻のマグロの赤身もでかでかして食べ応えあるし、一品一品コストがかかってるのが分かるような料理ばかり。スタッフもフレンドリーだし、最高の一日のスタートを切らせて頂きました。

プール

ひだり みぎ


都心ど真ん中のオアシス的なラグーン風プールも気に入った。

所感

バンコクでは1泊1-3万円レンジのホテルに多く泊まってきたけど、ケンピンスキーサイアムと並んでトップクラスの快適さだった。マリオット/SPGの中ではレジス超えで一番かな。部屋もラウンジもプールも朝食も非の打ちどころがなかったっす。間違いなくお勧め。

The Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel


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住所: 61 Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok, 10330, Thailand
電話: (+66)2-650-8800
URL:こちら