モロッコ入国 カサブランカ空港から市内のカサ・ボヤージャー駅へ

遂にやってきましたモロッコの空の玄関口・カサブランカ ムハンマド5世国際空港。ここはぱぱっと入国して宿泊先へと向かいたいところですが…


イミグレーション混んでるなー。単純に入国者の人数が多いというよりも、窓口の数が少ない&審査官がちんたらと非効率に作業しているので列の消化が悪すぎる。そもそもモロッコに入国する外国人がこれだけいるというのにも驚きだし。

結局、50分ほどかかってワイの番がやってきた。
パスポートと入国カードを渡すなり、眉間に皺を寄せ、厳しい表情を見せる審査官。

審査官:一体何しにモロッコに来たんだ?
わい:(入国カードに書いてあるやんけ)…観光です。
審:モロッコには何日間いて、どこで観光するんだ?
わい:2日間。カサブランカのみの予定。
審:カサブランカオンリー?モロッコの後はどこ行くんだ?
わい:チュニスに行きます。

観光客はあんまり歓迎されないんですかね…収支不機嫌そうな強面審査官。質問タイムが終わったとも、眼光鋭くワイのパスポートを確認して、確認して、確認して…終わったと思ったらまた確認して。

無言の時が2分くらい続きましたかね。そしたら急に…

「ウェルカ~ムトゥモロッコ!(マジキチスマイル」

何その急変w 顔芸ですか?入国審査間の対応からしてエキゾチックでビビりますわw

ふー。ようやく入国審査場の強面マギキチスマイルマンを突破できた。そう思ったら、今度はパスポートのスタンプを確認する係員に足止めされて、「旅行か?どこに滞在するんだ?」と。さっき入国審査でその問答済ませたやんけw

もう無駄だらけの入国審査。さすがに作業を簡素化しようと思ったのか、入国カードは2019年9月に廃止されたみたいです。

空港⇒カサブランカ市内への移動

カサブランカの空港から市内までの移動手段は二種類。

空港連絡鉄道(43ディルハム=460円~)
タクシー(300ディルハム=3,200円)

今回は急ぐ理由もなかったので、鉄道で市内へと移動することに。空港直結の駅から市内中心地まで移動できるので使い勝手良さそうですし。


モロッコ国鉄アル・ビダウィ線のムハンマド5世国際空港駅は空港第一ターミナルの地下にあるので、人の流れに沿ってひたすら下へ。


ここでの衝撃の驚きが一つ。なんと時刻表が電光掲示板!時刻表そのものが存在してないくらいかと思ってました!失礼しました!

【カサブランカ空港駅-カサブランカ市内(カサ・ヴォヤージャー駅)間】
所要時間:約40分
運行頻度:1時間に1本
空港始発:毎日朝4時台
空港発最終:毎日22時台
乗車賃:64dh/人(一等車)、43dh/人(二等車)

最新の時刻表はモロッコ国鉄公式サイトでご確認ください。
https://www.oncf.ma/en/Home

停車駅は下記マップの通り。

Casa Port(カサ・ポート駅)
Casa Voyageurs(カサ・ボヤージュ駅)
L’oasis(ロアジス駅)
Aeroport(ムハンマド5世国際空港駅)


鉄道駅も近代的だし。もっとラクダとかロバとかが放し飼いになってくらいのイメージでいました。失礼しました!


チケットの購入でも発券機まであって、クレカまで使えるし!

ひだり みぎ
列車も普通にきれいでちゃんとしてますし、ここまでアフリカ感ゼロのモロッコ。アフリカと聞いて思い浮かぶサンコンさんのような黒い人は寧ろ少数派だし。パリっとしたスーツを着こなした白人も多いし、ベールを身に纏ったアラブ人や現地に溶け込んだ華僑、南アジア系の人たちも多くて人種のるつぼ感が凄い。これがホワイトアフリカか。
モロッコだけでなく、エジプト、アルジェリア、チュニジアを含むサハラ砂漠以北はヨーロッパやイスラムの影響が歴史的に強いですからね。アフリカは一つの大陸として捉えてしまいがちですが、実際は場所によって人も風土も違って奥が深いっす。

カサ・ボヤージャー(Casa Voyageurs)駅


ひだり みぎ
降り立ったカサ・ボヤージャー(Casa Voyageurs)駅も超巨大で超近代的w 8つのプラットホームを有する国内最大の鉄道ハブで、ラバト、フェズ、マラケシュといった主要都市への直行列車も発着する駅みたい。
人々の身なりも普通に小綺麗ですし、思い描いてたエキゾチックアフリカとは良くも悪くも全然違いました。


お洒落なスタバまで入ってるし、普通に先進国ですやん。

ひだり みぎ
外観もモダンイスラムなテイストで超絶格好良いし。


トラムの駅もカサ・ボヤージャー駅の目の前にあって、市内各地への接続も楽。普通に先進国の大都市ですやんカサブランカ。

搭乗記 TAPポルトガル航空 E190ビジネスクラス リスボン→カサブランカ

さあ、いよいよポルトガルを離れてる時がやってきました。TAPポルトガルエクスプレスのフライトでモロッコのカサブランカへと移動します。


カサブランカまではジブラルタル海峡越えのショートフライト。イベリア半島とアフリカ大陸ってほんと目と鼻の先というくらいの距離なんすね。

アフリカ大陸に上陸した後は、モロッコ→チュニジア→エジプトとアフリカ初心者向けイージーコースを周った後、カイロ発券のエジ航でアジアに戻る予定となっています。


TAPポルトガル航空の搭乗列は、4列に分かれてました。小型機なのにグループ細分化しすぎじゃね?「ビジネスクラス・ゴールド会員」「シルバー会員」「非会員後部座席客」「非会員前方座席客」の4パターンかな。


正解は「ビジネスクラス・TAP/スタアラ上級会員」「手荷物が無い、もしくは小さい人」「後部座席」「前方座席」。
「はい、あなたはオッケー、あなたの荷物はちょっと大きいかなー。Bの列に並びなおせ!」みたいに非常に厳しく選別してました。確かに、後ろ詰まってるのに荷物収納しようとして通路を塞ぐ輩とかいますからね。搭乗時の列の管理は日系キャリアよりも余程しっかりしてました。


搭乗してからも、前方のビジネスクラスのコンパートメントに荷物を入れようとするエコ民を見つけるなり、「ここはエグゼクティブクラス専用!あなたは後ろ!」と全力で排除しにかかってました。手荷物の扱いについては気合の入った取り締まりをしてますねw


カサブランカまでは国際線とはいえど1時間半のショートフライトなので、機体は小型機のE190。シートはビジネスクラスと言っても前方スペースが多少広く設けられているくらいで、座席自体はエコノミークラスと変わらない仕様です。


しかも、小型機で2-2のアブレストなので、3-3時のように真ん中席のブロックもありません。


もう一つ特徴的なのはこの座席フォーメーション。キャビン前方のギャレーのスペースが削りとられてて、そのぶん1列目C席D席が前にせせり出た格好になってます。


搭乗口との位置関係はこんな感じ。どうしても乗ってくる人たちからの視線が気になりますw TAPポルトガルと言っても、この路線はTAPポルトガルエクスプレスというLCC的キャリアによる運行のようなので、本家TPとは座席配置が若干異なってくるんですね。

TP運行のショートフライトとは違うといえば、TAPエクスプレスは出発前のウェルカムドリンクやお絞りも無かったっすね。ドリンクバウチャーが貰えるホリデイインと貰えないホリデイインエクスプレスの差みたいなものでしょう。

機内サービスは限定的ですが、良いんですよ安全に目的地まで届けてくれれば。飛行自体は順調に海岸線に沿って南下していきます。


海岸線をひたすら南下し、ヴァスコダガマ生誕の地・シネシュ上空で機内食が運ばれてきました。簡単な内容ではありますが、ビジネスクラスだと飛行時間1時間半の短距離フライトでも餌付けされるんですね。時間がないので早食い系フードファイトのような食べ方を強いられましたがw


機内食を食べている間も高度を上げずに飛び続け、陸が途切れた…


と思ったら、あっという間にアフリカ大陸が眼下に広がってきました。こりゃ確かにアフリカからジェットスキーで不法移民がヨーロッパに押し寄せますわ。

ひだり みぎ
ちょっと内陸に入っていくと、意外にも大地には一面のパッチワークが広がりました。アフリカの国といってもモロッコは農業大国なんですね。乾ききった荒野なのかと思ってましたが、沿海部は雨量も豊富で土壌も良いのでしょう。


沿海部から続く沃野の向こうに白の町・カサブランカを見ながら農地真っただ中にあるムハンマド5世国際空港にランディング。いよいやアフリカ大陸上陸じゃー。


なんだかんだで3回もお世話になったTAPポルトガル航空。ありがとうございました!