ドバイ⇒イスタンブールのビジネスクラス、イスタンブール新空港のビジネスラウンジとターキッシュのケータリングレベルの高さをまざまざと見せつけられたワイの胃袋。続いてもウキウキテンションでバルセロナ行きの飛行機へと乗り込みます。
無機質な巨大エアポートを10分ほど歩いて搭乗口へと向かうと、バスへの乗り換えが待っていた。優先レーンも無く、ギュウギュウ詰めのバスで機材へ。
機材はA330-300(A333)。DBX⇒ISTのB773ERに続いて長距離路線用大型機です。
ただ、シートはやっぱり流行りのスタッガードではなく2-2-2のアブレスト。B773ERと同様に、ピッチは窓3つ分でファーストクラス並みの広さ。
やっぱりシートプロダクトの旧式感は否めないですが、ターキッシュは経営資源をケータリングに全振りしちゃってるんで仕方ないっすね。飛行機というよりも空飛ぶレストランですから、レストランのシートと思えば広いと思えるっすw
力を入れているといえば、機内販売も家電量販店ばりの品揃えで凄かった。 エアコンから大型フラットスクリーンTVからオーディオセットまで、ターキッシュの機内販売で家電は一通りなんでも揃えられると思いますw
第一陣のバスで来た乗客の搭乗が完了して暫くすると、フライングシェフ氏と客室乗務員によるウェルカムドリンクのサービスが始まりました。トルココーヒーは眠気をふっとばす強烈な苦さでした。
ウェルカムドリンクを飲み終えて飛び立てず、出発は結局第二陣のバスが来たのは定刻を周ってから。1時間超遅れのプッシュバックでバルセロナへと向かいます。
機内食
ここからがターキッシュの真骨頂。フライングシェフの実力を見せてもらいましょう。
メニューはランチ仕様ですかね。ラウンジで食べたばかりですが、ここでもばっちりフルで頂きますよ。
Smoked Salmon and Celeriac Salad
Garden Fresh Salad
Main Dish:
・Meatball Brochette
・Grilled Chicken Brochette
・”Manti” Homemade Turkish Ravioli
Selection of Cheese
Chocolate Mousse
Oven Fresh Bread
先ずはアペタイザーから…と思ったら、メイン以外がワンプレートで一気に運ばれてきました。
そして、若干オスマン帝国のスルタンみたいなシェフハットを着けたフライングシェフが再度降臨。
メインはカートに乗って運ばれてくる現物を見ながら匂いも含めて検討できるのはありがたいっすね。
ブロシェットなんて小洒落たフレンチな表現使ってましたが、これぞ闘う男の飯!といった男らしい匂いを放っていたマッチョなカバブをチョイス。茄子のプレ、ブルグルピラフと合わせてエキゾチックな味わいで、これぞターキッシュというメインディッシュでした。ボリュームもクオリティも最高!
食後にはトルココーヒーをもう一杯。不味い!もう一杯!的な魅力にやられました。
極楽だったターキッシュでの乗り継ぎもこれにて終了。バルセロナ着は予定より遅れて日本時間だと午前2時近いのですが、ここ終わらぬ終われぬのが哀しき変態フライヤーの定め。3時間後に今度はTAPポルトガル航空の欧州内ショートレグ便がもう一本控えてます…
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