新しい日、新しい国。ジョージアで起きた嫌なことは忘れてポジティブなことにフォーカス。ジョージアで食い損ねた分までアルメニアで食い倒したるで!ということでアルメニアの美食を求めて夜のエレバンの町を徘徊します。
気温マイナス5度と腹周りのミートテック以外に防寒具を持ってきてない自分には外に出た瞬間に酔いが覚める寒さ。そんな中、向かった先はホテルのスタッフに教えてもらった手頃で美味しいと評判の伝統的アルメニア料理屋。
Karas National Food Chain
意気揚々とホテルを出発したのですが、あまりの寒さにホテル近くのファストフード店で妥協することに。
ロシアとペルシャ要素が掛け合わさった感じのアルメニア料理の数々がメニューに並ぶ。英語での表記があるだけでなく、ところどころ実際の料理の写真も盛り込まれてるので注文しやすいです。
さーて、食うぞ!どれも美味そうだ!「ちょっとそれは多すぎじゃ…」と心配するウェイターを制して写真付きで紹介されてた代表メニューから3品とビールを発注。ベルトの穴を緩めて挑みます。
パカっ。お洒落なビーンスープ。スープの容器代わりのパンまで完食する勢いだった。
ロシアっぽいビーンスープ、アルメニア料理の代表格でハリサという鶏肉とバターを入れた小麦粥、そしてペルシャ風シシケバブという統一性の無いコンビネーションでしたが、それぞれ個性があって楽しめました。
そして驚いたのはお会計。これだけ食べてAMD3,580(≒JPY820)とか、アルメニア最高かっ!
【Karas National Food Chain】
所在地:20 Mesrop Mashtots Ave, Yerevan
公式サイト:https://karas.am/en/
電話:+374 10 325555
勢いづいて、一人二次会タイムに突入。食べ過ぎて胃袋破裂しそうだけど、ここで立ち止まる訳にはいかないという謎の義務感に突き動かされ、ホテルの前にあるビアバーDargettへ。
Dargett Craft Beer Bar
ソ連時代の集合住宅の一階部分を改装したかのような作り。ワイワイ友人通しで集まって飲むグループ、恋人とまったりするグループ、一人で黄昏ながら飲む会社員などなど、幅広い客層に愛されてるクラフトビールバーのようです。
ここでもメニューを見て衝撃。一国の首都ド真ん中のオシャレバーなのに、クラフトビールが一杯200円〜とか。アルメニア、控えにいっても天国です。
店員や周りのお客さんとも面白くてガンガン飲む雰囲気になっちゃって、この日は全メニューを制覇する勢いでぐびぐび飲みに飲みまくりました。
深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ(酔ってきた pic.twitter.com/7STSCVQIXH
— ポンズ (@Worldtravelog) February 3, 2019
クラフトビールバーらしい一品・ビールとティラミスを掛けた創作デザートBeeramisuも美味。安くて美味くて店員最高!エレバンのDargett、文句なしにお勧めです。
かなーり良い感じに酔っぱらったんですが、いまだにマスターが言ってた “俺らはビールの風味と味覚で遊んでるように見えるけど、全てが新しい発見の為の実験。実験を積み重ねて、いつかはビールという言葉の解釈に革命を起こすような存在になりたいんだ”という熱い言葉は強烈に覚えてる。自分の商材にこれだけ熱くなれるなら、必ず成功しますよね。翻って自分は何してるんだろう。自分のやりたいことで起業して勝負するのもありなのかなーって思わされたエレバンでの夜でした。
【Dargett Craft Beer】
所在地:72 Aram Street, Yerevan 0001
公式サイト:https://dargett.com/en
電話:+374 96 870870
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