アライバルビザでクウェート入国 空港から市内はエアポートエクスプレスで

2019年正月。今年一発目のフライトでヨルダンのアンマンからクウェートへとやってきましたよ。



やっぱ同じ中東っていってもアラビア海側に戻ってくると地中海側とは空港からして全然雰囲気違うわ。出稼ぎ労働者やアラビアンコスチュームを身に纏った野生のアラブ人が非常に多く、“中東”と聞いて思い浮かべる印象にどちらかといえば近い。観光客とは殆どいないし。

そんな中東では日本のパスポートの威力があまり発揮できておらず、ここクウェートでも観光・商用目的での入国に際して“ビザが必要となる。
ひだり みぎ
ということで、空港到着後に直ぐにイミグレを突破することはできず、「Visa Issuing」と書いてある案内に従って歩いてビザオフィスへ。事前申請は特に不要で入国時に空港でオンアライバルビザを取得することができます。


ビザオフィス、無駄に広いw

以下、作業手順。
1 整理券を入手
2 ビザ申請用紙を貰って必要事項を記入
3 ビザ専用自販機にKD3を入れ印紙を購入
4 ビザカウンターに申請用紙・印紙・パスポートを提出
5 エントリービザ(なぜかA4サイズ)を受領
6 ビザとパスポートを提出して同じ部屋内で入国審査を受ける

これにて手続き完了。この場所が実質的にイミグレなっているので、下の階のイミグレーションは素通りしても大丈夫。
また、日本人はここのサイトで予め電子ビザ(eVisa)の申請もできる模様。

ということで実際にビザの申請手続きへ。

一丁前に順番待ちは整理券でコントロール。担当者が不在なのか、number of waitingが0人なのにビザカウンターでの手続きで5分程待たされる。


順番待ちを終え、係員から渡されたビザ申請用紙を記入。特にトリッキーな記入項目は無い。ただ、クウェートで何するんですか?と聞かれた時は流石に困った。youの国、観光するとこ全然あらへん!ホテルでのんびりするだけですとも言いずらいし。かといって石油ジャックポット当てにきました!目指せ一攫千金!なんて冗談を言えるような雰囲気でもないし。
 
その後、ビザ代金支払い専用の機械にビザ取得料金を投入して印紙を入手。横にはATMもあるので、クウェートディナールを持たずに一文無しで来ても大丈夫。最悪、ビザオフィスの外には両替商もありますし。


ただ、自販機なのにお釣りが出ないんすよ。そこで仕方無く外に出てShake Shackで10ディナールを崩してもらい、改めて自販機でお支払い。お釣りが出ないならATMで引き下ろす前に教えてもらいたかったところ。

申請用紙・印紙が揃ったらパスポートと合わせて再度ビザカウンターに提出。

ビザカウンターから無駄にでかいビザが発行され、これをもって同じ部屋の中にある入国審査場でパスポートに入国スタンプを押してもらう。ここでも担当者が不在で5分ほど待たされるも、やはりトリッキーな質問はなく、事務作業手続き的な感じで審査完了。
ビザの顔写真撮影用のカメラが三脚に備え付けられたコンデジで、毛穴まで記録するかの勢いでめっちゃズームしてきたのは怖かったっすw

あ、そうそう。あと注意事項としては、このA4用紙の無駄にでかいビザは出国までキープしておく必要があります。せめてパスポートサイズにしてくれよw


かくして晴れてクウェート入国。他にビザの申請者がいなかったこともあり、15分程でサクッと手続きを終えることができました。
尚、有効期限は入国日より最大3か月とのこと。観光地も無い娯楽も無いグルメも無いの無い無い無い揃いのクウェートに観光で3か月も長逗留する好事者はいないと思うけど、ビザの有効期限は入国日より3か月とのこと。
特にお酒は真剣レベルで禁止されてるので、自分でもなんでクウェートに来たのか分からないw

在日クウェート国大使館のビザ案内ページのリンクを貼っておきます。


ひだり みぎ
制限エリアを出ると…え?ショッピングモール?

空港⇒ダウンタウンへのエアポートエクスプレス

ロイヤルヨルダン航空のCAさんが空港から市内への移動はエアポートエクスプレスが便利と教えてくれたが、香港のような鉄道があるはずもなく、バスのエアポートエクスプレスで市内にでる。

空港を出たらひたすら右手に右手に進んでいけば停留場が見えてきます。迷うことはないでしょう。


意外と大きく四国程の面積を誇るクウェート。エアポートエクスプレスも一丁前に4路線も走っていた。ルートや運賃はこちらのバス会社公式サイトに詳しく書かれてます。運賃が割安な通常の路線バス(13番)でも市街地方面に行けるみたい。

ひだり みぎ
バス停には英語を話すスーパーパイザーが待機してて、目的地を伝えるとグーグルマップで場所を検索、降車すべきバス停を運転手に伝達までしてくれる。運賃は1ディナール(≒360円)、ストレスフリーで使えるwifiも完備してて、クウェートの評価が1ランクアップ。停留所の英語表記もありますし、路線バスと比べて4倍の運賃らしいけどかなーり快適だした。

ひだり みぎ
ただ、アラブアラブした雰囲気の繁華街では渋滞が…。あわよくばカクテルアワーに間に合えばとの淡い期待も抱いていたのだが、シティセンターに突入するなり醜い渋滞に巻き込まれ無事死亡。全然エクスプレスじゃない!


結局、市街地まで20km程の距離なのに空港から40分ほどかかって市街地に到着した。

で、だ。バスを降りるなり自分の人生史にも残るような謎事件発生。



これ、いまだに強烈な不思議体験として鮮明に記憶されている。何がグッドなのかwww いや、嬉しいんですけどね、謎のクウェート流おもてなし。

ひだり みぎ
最寄りのバス停からホテルまでは徒歩5分強。高層ビルが立ち並ぶクウェート市街地ド真ん中をとぼとぼと歩いて今宵の宿泊先へと向かいます。

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