クウェート初日は寝るだけだったので、空港からのアクセスが良さげなコートヤードに泊まることに。クウェートのホテルってコスパ最低で有償だとコートヤードで2万円とかしたので、ここぞとばかりにポイントを放出しての特典泊。
最寄りのバス停からホテルまでは徒歩5分。高層ビルが立ち並ぶクウェート市街地ド真ん中をとぼとぼと歩いて今宵の宿泊先へと向かいます。
近代的な高層ビル群が集中する立地にあるコートヤードクウェートホテル。コートヤードってどうしてもマリオットの下位互換版中流ブランドって印象なんですが、ここクウェートのコートヤードは思いのほか立派。
低層階の部分はショッピングモールになっているようで、セキュリティを受けてモール内へ。真っ黒い天使の輪を付けた王族ピクチャーがどんな商品や広告よりも大きく張り付けられてるあたり、中東のペルシャ湾側に戻って来たなーという気にさせられます。
モール内からはホテル専用のエレベーターに乗ってロビーフロアへ。ここでもバッチリとロイヤルファミリーの記念写真が並ぶ。
忠誠心あるなー。でもフロントスタッフは出稼ぎのフィリピン人とインドネシア人というアジアンチーム。ここクウェートもカタールと同じく出稼ぎ労働者がバンバン入り込んできてるんだけど、印パ系は工事現場などの肉体労働、アジア系はメイドを含むサービス業という棲み分けがあるらしい。そういや次の日に泊まったJWマリオットもフロントチームはインドネシア人3人態勢だったわ。
プラチナギフトは選択肢のセンスが良い。500リワードポイントなんて貰ってもしょうもないので夜食としてフードアンドドリンクを選択。デーツとキウィの生絞りジュースを部屋まで届けてもらうことに。
マリオット系ホテルのプラチナウェルカムギフト、昔は充実してたよなーとしみじみ思う。普通にワインボトルが貰えたりもしてたし。
部屋:ディプロマティックスイート
今回は寝るだけの利用だったので期待もしていなかったのだが、ディプロマティックスイートなる(コートヤードにしては)素晴らしい部屋をご用意頂いた。
ボトル水を予め冷蔵庫にぶっこんでくれてるのはあり難かった。前の宿泊客がいれっぱなしにしたのが放置されてるだけかもしれんが。
それにしても、中東のホテルってなんで便座もビデもこんな低いところが多いのだろうか。男が小便したらスプラッシュするやんけ。小便は座ってする派が主流なのか?
と、ここでやってきたプラチナギフト。これがまた凄いのなんのって、ギンギンに冷えたのが山盛りデーツが運ばれてきて、とてもこれは食い切れんw 1個目は美味しく食べれるけど、すぐ飽きるような味っすからね。3個以上食べるとただのねちょねちょした茶色い物としか体が認識しなくなるw
クラブラウンジ
コートヤードですが、クラブラウンジがありました。華やかさ皆無w
朝食:06:30-11:00
ハッピーアワー:16:30-18:00
上記時間帯以外は基本的に無人で、カードキーを使って入室するパターン。まぁクッキーにリンゴ・オレンジ、ソフトドリンクが置いてあるくらいなのでわざわざラウンジに来る必要もないでしょうが。
朝食
ちょw 夜はライトアップの化粧であれだけ煌びやかだったのに、朝起きてカーテン開けてみたらめっちゃ茶色くて地味w pic.twitter.com/dyidEUA6XS
— ポンズ (@Worldtravelog) January 2, 2019
朝食は、ホテル建物の中央吹き抜け部分の底にあるアトリウムラウンジで。某欧州系航空会社のCAさんもお泊りになられているようで、コーヒーを制服に思いっきりこぼしてらっしゃいました。
オムレツの具材をeverythingでお願いした結果、憎っきハラペーニョの辛さに悶え苦しむ中東での朝(昨年のオマーンに続き2年連続2回目)。
シャクシューカなる中近東料理が美味しかった。スパイスをきかせたトマトソースに半熟卵をぶっこんだような料理。
ペストリーやフルーツの質もまずまず。コートヤードにしては十分及第点を与えられる内容です。
プール
プールは屋外のみ。ルーフトップで景色は良いが、50℃超えの夏は暑すぎてちょいきつそう。
所感
立地は良いし、ホスピタリティや朝食には大満足。でもやっぱりどう見積もっても2万円の価値はない。クウェートのホテルは高杉晋作なので、ポイント泊が正解でしょう。
【Courtyard Hotel Kuwait(コートヤード クウェートシティ)】
ウェブサイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kwicy-courtyard-kuwait-city/
所在地:Shuhada Street Dasman, Kuwait City
電話:+965 2299 7000
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