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搭乗記 ウズベキスタン航空ビジネスクラス B767-300ER タシュケント⇒ブハラ


ふう。ようやく退屈なタシュケントの町を離れてブハラへと移動できる日がやってきた。

首都タシュケントからブハラへの移動はウズベキスタン航空で。

元々は高速鉄道での移動を計画してて、わざわざタシケント駅まで乗車券を買いに行ったんですが…


ID110番が営業時間中にさぼってるのか、窓口が閉まったまま。待って待って待って、待った挙句に空席無しと。

仕方無く、ここではブハラ⇒サマルカンド、サマルカンド⇒タシュケントのチケットのみを購入し、タシュケント⇒ブハラは飛行機で飛ぶことにした次第です。

【乗車券代】
ブハラ⇒サマルカンド エコノミークラス 運賃=56,700スム(≒700円)
サマルカンド⇒タシュケント ビジネスクラス 運賃=105,000スム(≒1,300円)

時刻表は、こちらのウェブサイト(日本語対応)もしくはウズベキスタン鉄道公式サイト(英語対応)で確認可能。

都市間長距離鉄道には特急以外にも普通快速のレギスタン号、快速シャーク号なんかもあるようですが、特急に乗りたい場合はアフラシャブ!って言っておけば大丈夫。窓口のおばさんは簡単な英語も話せたので、ロシア語を話すことなく乗車券を買うことができました。

タシュケント市内から空港へ

移動日当日は朝一のフライトに乗るべく宿泊先のウズベキスタンホテルが手配したタクシーで空港へと移動。料金は空港からホテルに来た時と同じくUS$5で交渉しようと思ったんだけど、メーターで走りますから安心してくださいとホテルスタッフに言われてタクシーに乗り込んだ。

あ、ウズベキスタンにもメーター付きのタクシーがあるんだ!と感心したのもつかの間、スマホを弄くり出す運転手。どうやら携帯端末がメーター代わりに使われてるみたいなんだけど、胡散臭いな~と思ったら案の定。運賃70,000スム(≒750円)強で、空港からウズベキスタンホテルに移動した白タクより高くついた。市内から若干遠い国内線ターミナルまで走ったことを考慮に入れても高いっすわ。早朝割り増し代金?ホテルスタッフもグル?釈然としないままタシュケントの地を後に。

タシケント空港国内線ターミナル


国内線専用ターミナルであるタシケント空港第3ターミナル。2011年開業とオープンから日が浅く、外観だけみると比較的綺麗。

出発便は早朝の時間帯に固まっているようで、狭苦しい空港内には人の洪水ができていた。

こういったカオスを回避する為にビジネスクラスを予約したのに、人で溢れるタシュケント国内線ターミナルに優先チェックインなんて概念は存在しなかった。もちろんビジネスクラスラウンジなんて気の利いたサービスもありません。


やたらと前に並ぶ人たちのチェックイン手続きに時間がかかってるのは、体重チェックでもしてるからか!?と思ったけど、ニュースに出てたような体重チェックはなく、単純に職員の手際が悪い為だったよう。


安全確保の為に必要な措置として乗客の体重チェックが義務付けられたなんてニュースになってたけど、面倒になって止めたんかな。ワイ2人分以上の重みがありそうな小錦級の白人観光客も完全スルーだった。


搭乗券も入手できたし、ブハラに行く前に手持ち現地通貨を増やしておこう…と思ったら銀行もこの有様。営業時間内なのに、起こすのに罪悪感を覚えるくらいの勢いで爆睡してた。



カフェも店員が不在で食べ残しが思いっきり放置されているし…「頑張っても頑張らなくても給料は皆平等!それなら一生懸命働いただけ損!」という社会主義の悪弊なのか、とにかく資本主義側の世界から来たら驚かされることが多かった。

フライト:ウズベキスタン航空 タシュケント⇒ブハラ


タシュケントからブハラまでの距離は273マイル。ちょうど東京-伊丹くらいの距離っすね。沖止めされた飛行機へはギュウギュウ詰めのバスにて向かいます。ここでも勿論ビジネスクラス専用バスなどありません。


滑走路付近では等間隔に設置された見張り台から歩哨が目を光らせていましたが、空港内などは他の観光客の皆様もバシャバシャと写真撮り放題。世界最悪の独裁者とまで言われたカリモフさんがお亡くなりになってからウズベキスタンも変わってきてるんでしょうね。聞いていたよりはオープンな感じでした。

ひだり みぎ
レトロなウズベキスタンカラーでウズベキスタン政府専用機かのようなウズベキスタン航空機。こんな短距離の国内線区間なのに、機材はワイドボディのB767-300ER。


いざ搭乗。すると…誰か私の席に座ってるw しかもめっちゃ我が物顔w ブハラからの便に乗るウズベキスタン航空社員のようだけど、なんでガラガラなのによりによってワシの席に座ってるんだw 朝一のフライトで寒かったから、座席を温めてくれたのかなw

恐る恐る搭乗券を見せて「そこ私の席なのですが…」と声をかけると、明らかに不機嫌そうな顔をして反対側の窓側席に移動していった。座席番号はあるけど皆さん好きなところに座り放題という中国のバスシステムみたく、まさかの実質自由席だったのか?

ひだり みぎ
ビジネスクラスは2-1-2が3列の計15席。その内、私を含む3人が観光客、6人がウズベク航空関係者で搭乗率6割w


ひだり みぎ
レザーがひび割れてたりテーブルにシミが残っていたりと年季は入ってるけど、成田やモスクワまで飛ぶワイドボディ機だけあって足元は広々。


ウェルカムジュースはアップルジュース・リングジュース・水の三択。別に喉かわいてなかったので不要と伝えたところ、「飲んでください!あなたはアップルジュースを飲むべきです!」とばかりにアップルジュースを押し付けられましたw それも笑顔なく終始ムスッとした表情でw 不愛想なお節介スタイルとかすごく斬新で反応に困ってしまいましたが、とりあえず飲みたくもないアップルジュースを一気飲みすることにしました。


押し付けられたアップルジュースを渋々飲みながら機内誌チェック。巷の評判よりも意外としっかりとした会社なのか、会員プログラムも用意されているようです。


ネットワークもなかなかのもので、ウズベキスタン航空は国内線だけでなく国際線の就航地も充実。ニューヨークまで直行便飛ばしてるとか本当かよ。と思ったら本当に飛んでた。疑ってごめんなさい。


タシケントからニューロークまで12時間50分。ビジネスクラスで往復24,167,862スム(≒30万円)。意外と中央アジアとニューヨークって遠くないんですね。イメージ的に14-15時間くらいかかるんだと思ってた。自分の地理感覚なんて当てになりませんね。

ひだり みぎ
今回の目的地であるブハラへはタシュケントから南西方面へと1時間のフライト。中央アジアの首都タシケントの町をオンタイムに飛び立つと、あっという間に眼下一面に砂漠が広がった。いよいよシルクロードの舞台にやって来たんだと実感が湧いてきます。


暫くすると、辺り一面砂漠の中に広がるオアシス・アイダール湖が見えてきた。やっぱりスタン諸国は郊外まで行かないとその国の良さを感じることができなそうっすね。定年後に時間ができるようになってからまた戻ってきたいっす。


…なんて思ってたら、あっという間に機体は高度を下げ、眼下に広がる小さな町へとアプローチ。結局、離陸後はムスッとしたCAさんは一度も姿を現すことはありませんでした。


10:10ブハラ着。これならブハラへの移動日も一日丸々観光できるので、飛行機で移動して結果オーライと思うことにしよう。


ラウンジもなければ、機内サービスも強制的に飲まされたウェルカムドリンクだけと、ビジネスクラスの恩恵を受けることは殆どなかったが、優先降機はばっちり。3年の池上くらいのディフェンス力を誇る客室乗務員が体を張ってクラス間の関所を守っていました。


3年の池上。ディフェンス力に定評があります。


不愛想でディフェンス力のあるオバ様たち、ありがとうございました。



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