モスクワのニコルスカヤ通りとグム百貨店

せっかくモスクワまで来たので、モスクワの象徴たる赤の広場とクレムリンに行ってみることに。


宿泊先のセントレジスがあるルビャンカから赤の広場までは道一本。しかも通りはかなりゴキゲンな感じの歩行者天国になっていて、ストリートミュージシャンやジャグラー、更には記念写真を撮らせて金をせびるレーニンやプーチンのそっくりさんも出没したりと、フラフラと歩いているだけで楽しめるようになっている。

脳内BGMでジンギスカンをオン。コサックダンスをしたくなるような妙なハイテンションで赤の広場へと進撃する。

モッスカウ!モッスカウ!


ルビャンカと赤の広場とを結ぶニコルスカヤ通り。ヨーロッパ的なオシャレな建物が一直線に並んでインスタ映えする通りなのに、上に掛かったネットが邪魔すぎる。


夜はこんな感じのイルミネーションになって綺麗なんだけど、昼間は写真撮影の邪魔になるただの落下防止用安全ネット。

スーパーマーケット:Daily


ニコリスカヤ通りには土産物屋や観光客向けの洒落たカフェにレストランなんかが殆どなんだけど、セントレジスの近くには便利で庶民的なスーパーマーケットもあったりする。

ひだり みぎ
ビールが安く、0.5リットル缶が50ルーブル(≒87円)~。ロシア人からしたらビールなんてアルコール度数の低い飲み物は清涼飲料水扱いなんだろうなw これはビール党にとっては幸せこの上なし。

ひだり みぎ
やっぱり酒の肴はサーモンにキャビアなのだろうか。


ロシア土産の定番中の定番であるクラスニー・アクチャーブリの板チョコもお手頃価格。

土産物屋

ひだり みぎ
土産物と言えば、やっぱり人気はプーチングッズ。お馴染みのソ連関連パロディグッズはプロパガンダポスターやガスマスクが人気みたい。ガスマスクってw

ひだり みぎ
ここにもありました、チョイ悪系マトリョーシカ。マイケルジャクソンの顔が白くなってヤサグレた感じになっていったり、レディガガの顔が整形(?)で変わっていったりというブラックジョークの効いたマトリョーシカも多く、見てるだけで楽しめる。決して欲しいとは思わないですがw


そしてロシア帽の数々。ウサギやミンク、狼と様々な毛皮があり、デザインも様々。貴方だけの一品がみつかること間違いなし!

グム百貨店

買い物の仕上げはニコリスカヤ通りの終点にあるグム百貨店で。外から見るとどこかの宮殿のような威厳ある建物だが、内部は立派な百貨店になってます。
ひだり みぎ

帝政ロシア時代の1893年にヨーロッパ最大のショッピングアーケードとして完成した歴史ある百貨店。スターリンの独裁政権下では政府に接収されて国営デパートとなり、一部は秘密警察のオフィスとしても使用されたそうだ。

ひだり みぎ
内部も宮殿かのような豪華な造りで、光が注ぎ込むガレリアが視界の果てまで続いている。旧ソ連の国営百貨店とはいえ社会主義的な古臭さもないし、西側の企業も多く店を構えているようである。

ひだり みぎ
この日はちょうど収穫祭ということもあり買い物客も多く、バスケット一杯に積まれた色鮮やかな野菜や果実からもロシアの豊かさを感じることができた。


重厚な石造りの建物で見るからに庶民を寄せ付けない超高級百貨店なんだけど、入ってみたら飲食店は意外と大衆的なところも多く、一休憩するのにもってこい。取れたてキャロットの生絞りジュースなんか200mlで70ルーブル(≒120円)、季節の野菜がモリモリに詰め込まれた具沢山のサンドイッチも250ルーブルと全然アリ。


こちらは農場直営店の肉やかな。目の前で赤いエプロンを垂れ下げたロシアのぽっちゃりあ母さんが肉を売り捌いたりしてる。



あとはやっぱり魚介類が豊富。北の国は魚が美味しいのはどこも同じっすね。北方領土が戻ってこないわけだw


キャビアバーも。社会主義時代の平等主義はどこへやら、身なりの良い人たちがお昼からキャビアにウォッカにと宴会を開いてました。


貧民のワイはジェラート1玉=100ルーブル(≒170円)がお昼ご飯。

あと、グム百貨店の地下のトイレが豪奢な造りで凄いって聞いてたんだけど…排泄し忘れる痛恨のミス!


そんなこんなで買い物を楽しみながらニコルスカヤ通りを歩き、モスクワの象徴・赤の広場が目の前に広がった時はちょっと感動しましたね。

こっから聖ワシリイ大聖堂とクレムリンを見てきます。


Booking.com

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