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大阪伊丹ー但馬ー大阪伊丹でJAL修行でもないのに但馬タッチ


この土曜日は前日遅くに伊丹の東横インに投宿、午後に羽田に戻る予定となっていたのだが…土曜日午前中の予定をどうするか。大阪市内に出るのも億劫だし、かといって暇に任せて東横インでまったりする気にもなれん…

暇を持て余した人間は、時に常軌を逸した行動を起こす。

何を思ったか、突如として大阪伊丹⇒コウノトリ但馬(兵庫県豊岡市)⇒大阪伊丹の超短距離便往復航空券を発券。ゆっくりと城崎温泉を満喫するなり但馬牛に舌鼓を打つなりしてくるなら分かるものの、但馬に飛び折り返し便で即伊丹に戻ってから羽田へと移動するというアホ旅程。まぁジェット機と違って独特の乗り心地が楽しめるプロペラ機での飛行なので、遊覧飛行を楽しむ的な気持ちでぱっと飛んできますわ。

伊丹から但馬までの片道の所要時間は僅か25分で、移動距離は70マイル(≒112キロ)。車でも2時間弱で移動できてしまう距離であり、「誰が乗るんだ…」と突っ込まずにはいられない短距離路線なのだが、伊丹⇔但馬路線はデイリーで2本の便が運航してる。

【伊丹⇒但馬線の運行スケジュール(2018年11月現在)】
伊丹⇒但馬
便名:JAC2321
運航日:毎日(08:45発 09:20着)

便名:JAC2323
運航日:毎日(17:00発 17:35着)

但馬⇒伊丹
便名:JAC2322
運航日:毎日(09:50発 10:25着)

便名:JAC2324
運航日:毎日(18:05発 18:40着)

今回は08:45伊丹発09:20但馬着のJAC2321に乗り、そのまま09:50但馬発10:25伊丹着の便で折り返して昼過ぎの羽田行きで移動。せめて半日くらい但馬に滞在したかったのだが、夜に東京で予定があった為、本当に行って返ってくるだけになってしまった。


出発前にはこんなメールがJALから来てたけど、まぁ大丈夫だろうと高を括って伊丹空港へ。小型のプロペラ機でのフライトで機内持ち込み荷物の制限が厳しそうだったので、スーツケースをロッカーに預け身軽になってから搭乗ゲートへと向かう。

伊丹⇒但馬

搭乗率は70%程で、殆どが地元民のように見受けられるご高齢の方々だった。但馬はJALのいわゆる回数修行の聖地であり、1月や12月の追い込み時期には修行僧の皆様で溢れ返るのだろうけど、この日は搭乗口で「ピロン♪」という例の音は殆ど鳴っておらず、回数修行のお勤めに出られている方はいらっしゃらないようだった。

機材へはバスにて移動。この路線は24年間に渡りSAAB 340Bで運航していたのだが、ちょうど2018年5月7日から少し大きめで最新鋭機の「ATR42-600」に切り替わったらしい。意外にも但馬-伊丹便は3年連続で年間利用者数の記録を更新し続けているらしいので、更なる誘客促進のために機材を変更したのでしょう。

それでもマイクロバス並みの大きさの飛行機で、機体の基本スペックは全長22.7m、全幅24.6m、全高7.6mで巡航速度は時速556キロとなっている。

*降機時に撮影。

ATR42-600型機は、エアバスグループとイタリアのレオナルドが共同出資するATR社製のプロペラ機。従来のSAAB340B型機が1-2の座席配列だったのに対して2-2の配列にすることにより12席多い48席を備えている。


座席はJAL SKY NEXT仕様に準じて全席革張りでLED照明を採用。小さな機体ではあるが、最前列は足元のスペースが広々として窮屈感は一切ない。


そして、このプロペラとの距離w


ひだり みぎ
プロペラの振動をほぼ直に感じながらテイクオフ。ジェット機よりも飛行高度が低いので、遊覧飛行のような感覚で機窓からの景色を楽しむことができる。


暫くすると霧に突っ込んで機体が右に左にと大きく揺れたけど…


雲を突破すると安定飛行に…と思った矢先に着陸態勢にw 流石は本州最短路線、到着まであっという間すぎるw

ひだり みぎ
山の稜線をすれすれに飛びながら、墜落するんじゃないかと思うくらいに山肌のギリギリを縫って但馬空港へ。あっという間のフライトであったが、不安定な天候もあって久しぶりにプロペラ機のスリルを楽しめた。

コウノトリ但馬空港

出発エリアから到着エリアまで一続きとなった空間に、物販スペースが置かれただけのシンプルな造りのターミナル。

コウノトリ但馬空港は大阪―但馬の1日2便しかない空港なので、空港と言ってもバスターミナルの待合室程度。幸いなのは、伊丹以外への便が無いので、「伊丹へとお乗り継ぎのお客様」みたいな乗継便情報のボードを掲げたスタッフが待機していなかったことくらいかw

空港内にはコウノトリのブロンズ製オブジェも飾られている。

なぜ「コウノトリ」なのかというと、豊岡市を含む但馬地域が国の特別天然記念物「コウノトリ」の最後の生息地だから。1999年にオープンした豊岡市の「兵庫県立コウノトリの郷公園」ではコウノトリの放鳥や幼鳥の巣立ちなども見学できるらしい。

他には一応小さなお土産物屋もあったので、但馬に来たからには来た証を何かしら残さねばという謎の義務感から但馬牛の肉味噌と但馬黒牛の鼻くそを購入。
ひだり みぎ
その後は直ぐに待合室への入場開始のアナウンスが流れ始めたので、空港の外に出ることも無く保安検査場を通過して搭乗口へ。もちろんここでは優先レーンはございません。

空港での滞在時間10分程で折り返し便に乗るべく搭乗待合室へ。 土産売り場もトイレも無い小さな待合室で、先ほど買った鼻くそをほじくり食いながら折り返し便の出発準備を待つことに。

但馬⇒伊丹

10分超ほど待っただろうか、搭乗開始となったので霧雨が降る中を歩いて機体へと移動。

最前列席じゃないとやっぱり狭い。

不安定な天候の中を離陸。伊丹へは余りに近すぎるので、雲を突っ切ってシートベルト着用サインが消えたと思ったら5分後にはまた点灯。もちろん飲み物サービスはない。

あっという間に大阪へ。


大阪上空に差し掛かると天気がだいぶ持ち返してくれていた。



08:45に伊丹を発ち、10:30には戻ってこれた。僅か2時間足らず。プロペラ機による遊覧飛行でワクワク感を味わうというのもたまには良いものです。

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