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ロンドンヒースローのコンコルドルーム ブリティッシュエアウェイズ


ブリティッシュエアウェイズのクラブヨーロッパでロンドンヒースローまで飛んできて、降機すると同時に走って目指すはターミナル5にあるブリティッシュ・エアウェイズのフラッグシップラウンジ“コンコルドルーム”。名前からして格式高そうなコンコルドルームはファーストクラスラウンジを超えるファーストクラスラウンジとも言うべき存在で、BAのファーストクラス利用者かBA上級会員でも限られた存在であるConcorde Room Cardを所有した人間しか入室が許されない夢の世界である。

場所はロンドンヒースロー空港ターミナル5の南コンコース。ラウンジへの案内板に沿ってターミナルの突き当りまで進むと、このような壁にぶちあたる。

え、ここ?正面には掃除係用の勝手口みたいな扉があるけれど…扉を開けたら中で休憩中の出稼ぎ清掃員に「Stuff Only!」とか怒られるパターンじゃね?


でも確かにコンコルドルームの方角を指す矢印はピンポイントでこの扉を示している。

恐る恐る勝手口の脇でムスッと立っているいかにも気難しそうな鉄仮面のブリティッシュBBAに声をかけ搭乗券を提示してみると、凄くぶっきら棒に秘密の扉を開いて中に入るよう促してくる。なんかイメージしてたコンコルドルームと違ったなー。彼女、醸し出す雰囲気がもうまさに鉄の女だったもん。鉄の女の雰囲気出すとかそんなんできひんやん、普通。

入室するなり晩年のジュディ・デンチばりの貫禄を持ったもう一人のBBAが現れ恐ろしい早口で簡単な説明をされ、ではエンジョイ!と。なんかイメージしてたコンコルドルームと違ったなー。ジュディデンチクラスの英国マダムをオープニングの説明要員に使うとか、ちょっとワイみたいなひよっこには格が高すぎるのかもしれん。

なんだかよく分からぬ内に勝手口から放り込まれたコンコルドルーム。

内部の造りは欧米系高級ホテルのロビー的で、ゆったりとしたイギリスの会員制サロンのような雰囲気が随所に醸し出されている。カタール航空のファーストクラス利用客専用ラウンジも圧倒的だったけど、ここはここで優雅で文化的で上質な空間というか。いかにもBAの最高級ラウンジらしい雰囲気である。



ひだり みぎ
ダイニングはオープンスペースと半個室スペースが連なるプライベートブースの二箇所。ミールについてはアラカルトメニューからの完全オーダー制で、鉄仮面なブリティッシュBBAとは違ってニコニコフレンドリーな移民系給仕さんがテーブルまで案内してくれる。

Starter:
– Soup of the Day
– Wild Mushroom and Chestnut Puree Tart, Truffle Oil
– Carpreolus Smoked Mutton

Main Course:
– British Ox Cheek Bourguignon
– Pan Fried Seabass
– Crispy Oriental Flavoured Tofu
– Rose Harissa Roasted Chantenay Carrots
– Garden Salad

Dessert:
– Almond and Hazelnut Millionaire Shortbread
– Orange, Almond and Pistachio Pudding
– Seasonal Fruit Salad

Cheese Plate:
– Blackstick Blue
– Dorstone Ash
– Snowdonia Red Storm


ドリンクではシャンパンはローランペリエの最高級ヴィンテージ・グランシエクルもオンリスト。
Champagne:
– Henriot Rose NV
– Laurent-Perrier Grand Siecle

White Wine:
– Pouilly-Fuisse Vignes Romanes 2015
– Delheim Wild Ferment Chenin Blanc 2015
– Castro Martin Sobre Lias Albarino 2014
– A to Z Wineworks Pinot Gris 2016

Red Wine:
– Chateau Oliver 2010
– Yering Station Estate Pinot Noir 2015
– Negroamaro di Masseria Altemura 2014
– Geol 2014

幸いなことに香港行きの便が数十分遅れることになったようだが、それでもラウンジでの滞在時間は1時間程度。よって、ここでは時間重視のオーダーを選択することに。

先ずは先陣を切り“本日のスープ”としてワイルドマッシュルームのスープがやってくる。作り置きのものを温めただけだろう、速攻で運ばれてきた。


メインのBritish Ox Cheek Bourguignon。牛頬肉の赤ワイン煮込みも作り置きなのか、スープを飲み干すなり直ぐ出てきた。ドラえもんの秘密道具の一つであるグルメテーブルかけを使ってるんじゃね?


デザートはスポンジケーキの上のクリームにドライオレンジが突き刺さったPistachio Pudding。そうか、英国ではPuddingはあのプリンではなくプディングだったかと英国初心者丸出しのルーキーミステークを犯してしまうも、難なく完食。お味の方は…まぁ味覚で合う合わないありますからね…メインもデザートも自分にはちょっと…

エレミススパ・シャワー

続いて、ラウンジ内のエレミススパへ。このエレミスのスパサービスは無料でオファーされているが、後述するギャラリーズファーストクラスラウンジとギャラリーズクラブラウンジの利用客も対象としている為に競争率が高く、ゴーショーではなかなか利用できないようである。そこでファーストクラス利用者だけはヒースロー空港出発の28日前からスパサービスの事前予約を受けてもらえる特典が設けられていたのだが、どうせ乗継の時間が不十分だろうなーと思い自分は予約しなかった。

スパメニューを見る限り面白そうなプログラムが目白押しなんですけどね。


この日はスパだけでなく、同じくスパ内にあるカバラも生憎の順番待ち。仕方なく、待ち時間なく使わせて頂けるシャワーを利用することに…ただ、これがまたなんとも色気の無い造りでね。

ひだり みぎ

まぁ深夜便搭乗前にさっぱりするという目的は果たせたので良しとする。

シャワーを浴びすっきりし、コンコルドルームのエントランスを守る鉄壁の老鬼仮面BBBA二人組に香港行き便のステータスを聞いてみると、出発の遅れが決定したとのことで搭乗開始まで残り25分。ゲートが遠く移動に10分かかることを差し引いても残り15分くらいは余裕がありそうなので、荷物をクロークに預けてラウンジ内の他のスペースを探検することに。どうせA380なんで搭乗開始時刻から出発までかなりの余裕を見てるだろうし。

ギャラリーズファーストクラスラウンジ:Galleries First

ひだり みぎ
こちらギャラリーズファーストクラスラウンジは、ワンワールドのエメラルドステータスで入室可能。

ひだり みぎ
HENRIOT BRUT MILLESIMEとHENRIOT BRUT ROSEを大量に備えるシャンパンバーがあるだけでなく、リキュール系ラインナップも中々興味深く、エコノミー系な銘柄の中にジョニーウォーカーブルーラベルやジェントルマンブラック、バルヴェニー12年トリプルカスク、グレンリベット限定品といったウィスキーがさらりと混じり、ウォッカについてもグレイグースやシロックといった他のラウンジではなかなか見ない代物が揃っている。もちろん水だってこだわりのスコットランド産。これでバーサービスまであれば完璧なんだけどね。


更にナイスなブーズアイランドも。ほんと酒に全振りだな、このラウンジはw

ひだり みぎ
ひだり みぎ
楽しいわー。インテリアの高級感やスペースの使い方もファーストクラスラウンジらしさを感じるには十分なものだし、コンコルドルームみたく肩がこることも無く自分の好きなタイミングで好きなだけ気軽に頂けるこちらのラウンジの方が逆に有難いと思える人もいるかもな。

ビジネスクラスラウンジ:Galleries club

ひだり みぎ
一つ上のフロアはビジネスクラスラウンジのGalleries clubとなっている。


ギャラリーズファーストクラスラウンジと同様にイギリスらしくサラブレッドが迎えてくれるが…ラウンジ内は見るからにぎゅうぎゅう詰めだったので実地調査は諦める。

夢の空間での夢の時間を満喫するには些か時間が足りなくはあったが、それでも十分楽しめはしたかな。もうお腹いっぱい…と言いながら機内食を楽しみにA380が待つ搭乗ゲートへと移動します。

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