いよいよ二泊したヤンゴンから夜行バスでバガンへと向かう。
バガンはヤンゴンから北に約600km離れており、飛行機・列車・バスのいずれかで移動することになる。
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今回は夜までヤンゴンで目いっぱい観光を楽しんでから移動できる夜行バスでバガンを目指すことにした。寝てる間に移動できて、翌朝も朝一からバガン観光に時間を充てられるし。
利用するバス会社はJJ Expressことjoyous Joueney Bus。他に大小無数のバス会社がヤンゴン⇒バガンのドル箱路線に参入しているようだが、座席配列が1-2でゆったりとした座席スペースがウリのVIPバスを持ち、更にはオンラインで事前決済と座席の事前指定が簡単に出来るJJ Expressを選択した。一人旅なら是が非でも1人席を事前に確保したいですからね。
ミャンマーのJJバスことJoyous Journey Busのシステムは新興国のバス会社にしては秀逸で、ちゃんと決済前に座席の事前指定もオンラインでできるようになっている。
運賃はUS$19で、ヤンゴンを20:00に発ち翌06:00にバガンに着く。やっぱ限られた旅行の時間を有効に使うには寝ながら移動が一番 pic.twitter.com/wIty8Rdhj3— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年1月6日
事前予約は非常に簡単。とりあえずJJ Expressのホームページにアクセス。
トップページで出発地・目的地・出発日等を選択し、Searchボタンをクリック。
その後、バスの便を選択してBook nowをクリック。空席状況もリアルタイムで表示されるし分かり易い。
あとは座席を指定して決済へ。自分の場合は出発1か月前に予約をしたが、33席のうち2席のみが予約されているという状況だった。夜行バスは旅人の利用が多いので、事前予約よりも出発前ギリギリになってバスターミナルや旅行会社でチケットを買うといった人の方が多いのであろう。
サービスチャージとしてUS$0.76が加算され、最終決済額はUS$19.76となった。決済後は登録したメールアドレスにバウチャーが送られてくるので、プリントアウトして出発当日にバスターミナルにあるJJ Expressのオフィスで見せるだけ。至極簡単な手続きだ。
アウンミンガラーバスセンター(Aung Mingalar Highway Bus Station)
ということでヤンゴンを離れ、世界最大規模の仏教遺跡群が遺るバガンの町へと移動する。
JR東海バスや下呂温泉直行バスが停車するアウンミンガラーバスセンターへ。ヤンゴン以北のバガンやマンダレー、ピイなどへ発着するバスはアウミンガラーハイウエイバスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)が拠点となる。
ヤンゴンの市街地から北に約20キロと空港より更に北に位置していて、タクシーで行くと片道8,000-10,000チャット程度の運賃がかかる。朝夕を中心にひどい渋滞地獄に巻き込まれる可能性もあるので時間に余裕をもって市街地を出られた方が良いでしょう。
JJ Expressのオフィスでバウチャーを見せチェックインをしてもらい、あとはバスの出発時間まで適当にぶらぶら過ごすことに。
Elite Express, Famous Traveller Express, Shwe Mandalar Bus, Khine Mandalay Expressといったバス会社のオフィスだけでなく、飲食店やつまみ等を調達できる商店も並んでいるので出発前に腹ごしらえすることができる。
JJ Express Bus
事前の情報通り座席配列は1-2。座席指定時はガラガラだったけど、実際はほぼ満席。やはり予約なしで当日になってウォークインで乗車券を買う人が多いのだろう。
座席にはコンセントも付いてるし、出発前には水、おしぼり、スナックパック、ブランケット等を頂けたりと、思いの他サービスも充実してる。
出発も定刻通り。道中は真っ暗なので車窓の景色を眺めるといった楽しみ方が出来ないので体力回復の為に眠りにつきたかったのだが、冷房が効きすぎていて中々眠れない。熱帯の国では冷やせるだけ冷やすのがおもてなしとでも考えているのだろうか…前方のモニターには18℃と表示されていた。荷物を預ける前に衣類を取り出しておいた方が良いでしょう。
映画の雪山遭難シーンで見る「寝るな!寝たら死ぬぞ!」的な体験をミャンマーでするとは思わなんだ pic.twitter.com/hJ3AEfIkeL
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年2月16日
ありったけの衣類を身に纏い就寝…と思ったが、眠りに就いた矢先に起こされた。
全行程の1/4強ほど走ったかな。いい感じに寝付けたタイミングを見計らってのトイレ休憩ナウ。有無を言わさぬ全員強制下車の令発令 pic.twitter.com/sHW4ljff4m
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年2月16日
途中、ネピドーのサービスエリア的なところで30分のトイレ休憩を挟むのだが、バスの中での待機は許されず、真夜中にもかかわらず強制的に下車をさせられる。時間は22:30で、まだまだ深夜帯ではなかったので飲食店や露店も賑わっていた。
こんな夜間に油ギッシュなミャンマー料理はちょっと…と思ったら果物も売ってて助かった。アウンミンガラーバスセンターの飲食施設よりは全体的に衛生的かな。30分しかないので急いで食べることになるけれど。
30分の休憩を終え、乗客全員が揃ったことを確認してからバスは再出発。これで眠ってしまえば目が覚めた頃にはバガンに着いている…そう思い深い睡眠状態に入った矢先の02:30、メイッティーラにて本日二度目のトイレ休憩でまたしても強制下車プレー、真夜中に外へと放り出されることに。
この二度目のトイレ休憩後は寒さと激しい揺れと闘いながらひたすら眠り続け、朝の5時15分、当初の予定より45分程早くバガンのバスターミナル(Bagan Shwe Pyi Highway Bus Terminal)に到着した。
案の定、バスを降りるなりバスの乗客とタクシー運転手との激しいせめぎあいが…
バスターミナルからニャウンウーのホテルまでの5.5キロ、複数の運転手から運賃の相見積をとったところ、タクシーは8,000~15,000チャット、バイタクは3,000~5,000チャットと激しいバラツキが… pic.twitter.com/mQO29REfOH
— ポンズ (@Worldtravelog) 2018年2月16日
3,000チャットでニャウンウーまで送ってくれるというバイタクで移動。
途中、山小屋みたいなチェックポイントで25,000チャット(≒2,000円)の入域料を支払って憧れのバガンへ!二泊しかないんで、初日から電動バイクを借りてガンガン遺跡を攻めますよ!
【バガン入域料】
バガン周辺に無数に散らばる寺院やパゴダに入り放題のフリーパスで、一回の支払いで3日間有効。
参考情報:バガン入域料、一回支払いあたりの有効期限が5日かんから3日間へ短縮へ
【JJ Express ヤンゴン⇒バガン】
運賃:US$19
20:00 ヤンゴン発
22:30 ネピドーにて30分の休憩
02:30 メイッティーラにて10分の休憩
05:00~06:00 バガン着
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