カタール航空QR1142 A320ビジネスクラス搭乗記~オマーン入国

ドーハ名物のアルサファファーストクラスラウンジでの短すぎる滞在を終え、いよいよオマーンへのフライトへと乗り込んでいく。

カタール出発が1:45でサラーラ着が5:25のカタール航空1142便。今日は深夜便で夜が明ける前にサラーサまで移動し、休むことなく朝一で謎の失われた古代都市ウバールを攻める計画を立てている。荒涼としたルブアルハリ砂漠に埋もれた砂漠のアトランティス・ウバール。数千年前の古文書に言及があるものの長らく伝説の存在として考えられていたのだが、近年になってNASAの人工衛星により存在が確認されたというまさにロマンの塊のような遺跡なのである。
ひだり みぎ
搭乗ゲートはコンコースCのC26で、ボーディングブリッジではなくバスでの搭乗となる。どこぞやの航空会社と違ってきちんとビジネスクラス専用車も用意されていて、年末年始休暇の為にオマーンを訪れるというフランス人家族と共に機体へと運ばれる。



オマーン第二の都市・サラーラまでは2時間40分の短い空の旅ということで、小型機のA320が待機。


ガラガラなんだろうなーと思いきや、先に乗り込んでいた白人ファミリーの乗客でビジネスクラスはびっしり。皆さんおフランスから来られた休暇満喫組のようなのだが…独りで行動するワイに向けられる好奇の目が痛いが少し隣のマダムに話しかけてみると、なんでもヨーロッパの方々にとってオマーンって気軽に楽しめるエキゾチックなビーチリゾート的扱いなんだって。自分の中ではルブアルハリ砂漠のイメージなんだけど、確かにインド洋に面して長い海岸線を有していて、シンドバッドの国なんて呼ばれ方もしてるくらいだからな。オマーン航空のマイルプログラムもシンドバッドクラブというくらいだし。


A320でもリージョナルファーストクラスの設定機材だとフルフラットのシートが積まれてるみたいが、オマーン行き便にそんな華やかなエース機材があてがわれるはずも無く。また、改装後の席で採用されたシェル型ライフラットでもなく、恐らくカタール航空A320のなかでも最古のものだと思われるひび割れたレザー席だった。これなら搭乗ゲートから乗ったバスのシートの方がマシw


通路側席に座る隣の豊満マダムの膝の上を失礼して狭い座席に着くなり、中東風マリオといったベテランCAが眠そうな笑顔でおしぼりとウェルカムドリンクを運んでくれた。シャンパンも選べたけど、アルサファラウンジでお酒は十分すぎる程頂いていたので、ここではサッパリ系モクテルで。

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ブランケットはプリセットで、ヘッドフォンと機内エンタメ用タブレットはウェルカムドリンク後に希望者に対してのみ配られる。CZのエンタメデバイスみたく画質が荒くて乗り物酔いするといったことは流石になかった。流石5つ星エアライン!


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【ビジネスクラスドリンクメニュー】
Lanson Black Label
Lanson Rose
Jean-Mark Brocard, Chablis Premier Cru 2015
Attems, Venezia Giulia 2016
Leone D’ Almerita, Terre Siciliane 2016
Chateau Branaire-Ducru, St. Julien 2011
Hollick, Wrattonbully 2015
Luigi Bosca de Sangre, Bodega Luigi Bosca 2013
Royal Takagi, 5 Puttonyos 2013
Gran Cruz, Porto 1992
その他カクテルやスピリッツ、ビール等はバンコク⇒ドーハのファーストクラスと同じメニューだった。この便でカクテル頼んでも無いって言われそうな気がしないでもないんで頼んでみたところ、普通にシャンパンカクテルがサーブされてきた。マリオがギャレーで作ってるんだろうが、こんな深夜の短距離便なのに優秀だわ。


ミールも深夜便なのにしっかりしてて、メインはチキン・ラム・ベジビリヤニの3種類から選ぶことができる。


デザートやナッツと共に運ばれてきた前菜のメゼからしてガッツリしすぎw



メインのラムシャンクもめっちゃガッツリw。肝心のお味の方も、葡萄の葉に包まれた中身の何もかもが強烈な中東スパイスで煮込まれていて、香辛料の塊を食べてる感じというか…少なくとも満腹に近い状態で深夜に食べる物ではなかった。オマーン時間02:45発ー05:25着の深夜短距離便でこんなガッツリと食わされると思ってなかったし、量が多くて激マズという最悪のパターンだわ。冒険して中東系メニューを頼んだ自分が悪いんで悶絶しながらもなんとか食べたけど、何でもおいしく食べれる雑食系な自分でもだいぶきつかった。


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食後の口直しとしてゴディバを食べながら中東ミュージックを聞きテンションを高めていると降下開始となり、窓の外には街の灯りが見えてきた。早朝5時にもかかわらず街灯が非常明るいし、街の規模も思ったよりデカい。

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前日14:20に香港を発ち、バンコク・ドーハ経由で20時間かけて遂に辿り着いたぞオマーン。

空港では入国審査場脇にある両替商でオンアライバルビザを要取得。やっぱりRO5(≒1,500円)で取れるシングル10日間のビザは廃止されていて、OMR20(≒6,000円)もする30日のビザしかなかった。そんな1か月もかけてガッツリオマーンだけを観光する人はあまりいないだろ。

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こちらのビザはUS$57・EUR52でも支払い可能。自分はUS$100払ったらOMR15.9(≒JPY4,770)の釣銭が戻ってきたので両替レートはどこかのインドネシアと違って良心的。

*2018年3月14日以降はe-Visaの事前申請が必要になった模様。
在オマーン日本国大使館HP:http://www.oman.emb-japan.go.jp/japanese/3stay_j.htm

日本人がオマーンに入国・滞在するためには,査証(ビザ)が必要です。2018年3月21日以降,オマーンを訪れる日本人は原則,e-Visa(オンライン査証)を事前に取得する必要があります。従来のオンアライバル査証の取得は当面可能なようですが,事前に査証を取得しなかった場合には,入国手続に相当な時間を要する可能性も排除できませんのでご注意ください。

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ビザ取得後はレシートを持ってイミグレに向かうだけ。近代的だし看板等も多くて分かり易いし、砂漠の中にポツリと建つ風と日除けの為の小屋くらいのしょっぱい空港を想像してたので、良い意味でビックリしたわサラーラ国際空港。空港スタッフも砂漠の民というより陽気な船乗りシンドバッドのような感じで皆さん朝からすっごいヒャッハーしててフレンドリーだし。


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国王の爽やかスマイルが眩しいSIMカード屋各社は営業時間外。カフェなんかはオープンしてるけど、パブリックスペースも椅子が多くて快適なので、適当に座って運転手との待ち合わせ時間まで空港の無料Wi-Fiを使って時間を潰すことに。

しかし、約束時刻になっても一向に現れない運転手。心配になって運転手の手配を頼んだツアー会社に連絡するも営業時間外で繋がらないし…

結局、約束時刻から遅れること30分、遅れてきた運転手のSuhail氏と無事に合流…。その第一声が「ミスターポンズですよね?早く着きましたね!」。早く着きましたねって…あなたが遅いんですよねw もしかして集合時間を間違えてるのかと思ったけど、「はっはっは、外が暗くて出発を遅らせたんだよ~」とサラッと言いのけるし、終始あたかも時間通りに着いたお前が悪いんだよくらいの論調で見事な被害者ポジションから話してくる氏に驚きつつも、ホテルに寄って休憩する時間も惜しんでウバールへと直行する。

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