広州⇔バンコク 南方航空修行 エールフランス・KLMスカイラウンジ@バンコク

この週末も広州に滞在することになっていたので、どうせならさくっと近隣諸国への週末旅行に出かけてみよう…ということで中国南方航空のサイトで運賃検索をかけてみると、この週末はバンコクが安かった。ということで即決即断でポチッと発券。ちょっと行き当たりばったりすぎる感があるが、お値段重視でバンコクまで飛んでみることに。

CZ363 広州⇒バンコク

この土曜日に広州からバンコクに飛ぶ飛行機は合計15本。中国人でもビザが比較的取り易いタイの首都だけあって、朝から晩まで万遍なく飛んでいる。

南方航空修行僧の身であることから、自分の選択はもちろん中国南方航空。デイリーで5本飛んでいるバンコク行きフライトのうち、今回は時間帯的に都合が良かったCZ363を利用することに。

この日は20分ほど搭乗開始が遅れたからか、搭乗前のボーディングブリッジで腰高&クビレ自慢なお姉さんによりボトル水が配布されていた。2時間だか3時間以上遅れたらお詫び弁当も出るし、遅延に怒り狂う群衆を鎮める為に何かしらの社内規定があるんだろうな。

機内はガラガラだった先日のホーチミン便とは異なりほぼ満席。エコノミークラスは主に団体客が占めていて、ビジネスクラスも裕福そうなタイ人+ビジネス利用と思しき中国人で全席埋まるという大盛況ぶり。雰囲気も平均年齢が高くてお通夜みたいだったホーチミン便とは異なり、旅行前のテンションを抑えきれないパンパクな若い層が多くてワイワイガヤガヤとしたムードが漂っている。大事な仕事に向かう前のフライトや深夜便でのイケイケアゲアゲムードとなるとカチンとくるが、土曜日夕方バンコク行きの便で静かにしてくれというのも無理があるし、まぁ仕方ないでしょう。夏の湘南行きボックス席みたいなもんだ。


ド満フライトとはいえC席は客層も悪くないので不快にはならないかなぁと思った矢先、隣から「ゴゥゴゴゴゴゴゴ」と爆撃機かのようなけたたましい鼾声が…。見たら必殺のV字腹筋を披露してやがる!寝れて鍛えられてと一石二鳥!今はやりの「ながら」トレーニング…ってそんなことないだろ!あんな腹筋に負担かかりそうな格好でよくあそこまで爆睡できるわと感心させられる。なんとなくセペタの「く」を彷彿とさせるこの姿、芸術点10点満点!

ひだり みぎ
ひだり みぎ
キューバの至宝・セペタが内角にズバッと決まるストレートに対して仰け反るようにして描く美しい「く」。なんでもないストライク球に対して「く」を披露しての見逃し三振という様式美を見るのが好きだった。


機内食の牛肉飯は共に出てきたオードブルも含めて完全にハズレ。強いて良い点を挙げるとしたらレンコンとさやえんどうのシャキシャキ具合くらいかな。メインのビーフはよくこんな機内食の企画が通りましたねというゲロい味付けだったわ。机の上の調味料を全部片っ端から投下したんじゃないの?

V字腹筋爆睡男に配慮してか、機内食後のビジネスクラス空間は照明を落としてお休みモード。自分も直角シートのまま音楽を聴きながらついついうたたねをかましてしまい、着陸の振動で目が覚めた。

お休みモードに入る直前、CAの方にお願いしてプレミアムレーンクーポンをゲット。ビジネスクラス利用時には、もちろんバンコク出発時も同様に頂ける。

エールフランス・KLMスカイラウンジ@バンコクスワンナプーム

バンコクでの短い滞在を終え、空路広州へ。南方航空のチェックインカウンターで自分が乗る飛行機の目的地が貴州と表示されててビックリしたが、どうやら広州経由で貴州まで向かうそうだ。思い付きで適当に航空券をポチったから、やらかして貴州行きの便を取ってしまったかと冷や汗かいた。まぁ貴州行っちゃっても名産の貴州省紹興酒を飲んだ上で深夜便で広州に戻ってエクストリーム出社すれば良いだけの話なんだけど。

チェックイン後もビックリ。ラウンジインビを見たらいつものミラクルラウンジではなくエールフランス・KLMスカイラウンジになっていた。エルフラKLMラウンジがリニューアルオープンしたのでスカイチーム便の利用者はそちらに回されることになったのだと。


http://www.airfranceklm.com/en/news/air-france-klm-opens-new-lounge-bangkok-airport

スワンナプーム空港には歩けばラウンジにあたるといってもいいくらいラウンジが多いが、慣れたら迷うことはない。新しくオープンしたエアフラKLMラウンジはコンコースGの3階に位置するので、出国審査を出て右手方向にずっと進んでコンコースGを目指せば良い。

http://www.suvarnabhumiairport.com/jp/124-suvarnabhumi-airport-map

新ラウンジは660㎡の広さで、旧ラウンジより20%増となる142席が用意されているのだと。エントランスも小奇麗サッパリで期待が持てる。
ひだり みぎ
従来の手狭なエルフララウンジでは去年くらいからプライオリティパスホルダーを排除してたと思ったけど、リニューアルオープンを境にPP会員を再び歓迎するようになったようだ。お蔭でこの日もド満席であり、残念ながら室内の写真は撮ることができなかった。こんなに混雑しては本来の自社及びスカイチーム上級顧客へのサービスレベルが維持できなくなるだろうし、バンコクは他にもクレアラウンジが充実してるのだから、PPは外しちゃっても良いのではと思うのだが…。


ひだり みぎ
混雑し過ぎな点を除けば素晴らしいラウンジなんだけど。アルコールにはスパークリングやブランデーも用意されている。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミールもチャーハンや炒め物を中心としたホットミールからサンドイッチ・各種饅頭・ハムや卵の定番朝食メニュー・マフィン・スイーツなどが揃っていて充実。味もクレカラウンジではなく、おフランス系航空会社ラウンジという先入観があったからかもしれないが、上品な味付けで普通に食べられたし。

ひだり みぎ
アイスクリームもあったし。

CZ362


ホテルで朝食を食べてからラウンジでも食べ、機内でももちろん食べる。中山キンニクン似の客室乗務員によりサーブされたレッドカレーはCZ機内食にしては久々のアタリで無事完食。メインだけでなく、ドラゴンフルーツやパパイヤといった南国フルーツはもちろん、アスパラの牛肉包みもなかなかのものだった。やればできるじゃないですか!

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。