プルマン バンコク ホテルG クラブフロア宿泊記

えー、暫くホテルの宿泊記が続いておりますが、この日もバンコクのプルマンホテルGの宿泊記を…。履いて捨てる程コスパの高い外資系5つ星ホテルのあるバンコクでプルマンを選んだきっかけはコレ。


アコーホテルズの会員規約改悪を受け今年はアコー宿泊数が激減。今年度をもってプラチナから平会員への大降格が待っているというのに、8月にプラチナの会員カードとモレスキンの手帳がフランスから送られてきた訳なんですよ。これでなんか申し訳なく思ってアコーホテルズに泊まろうと思った訳。



主に根拠地となるフランスを中心にヨーロッパを主戦場として戦うアコーホテルズだけど、バンコクではなかなか健闘しているようで、プルマンだけでも今回泊まるプルマンバンコクホテルG・プルマンバンコクキングパワープルマンバンコクグランデスクンビットの3箇所、これに加えてアコー最高級ブランドのソフィテルバンコクスクンビットSOソフィテルバンコクも展開してる。上級ブランドだけでも中々の充実ぶりだ。

これだけ揃ったバンコクのアコーホテルズ上級ブランドの中で、今回は自分の都合に一番合った立地条件のプルマンGを選択。一昔前のバンコクを知る事情通のお方に拠ると、ここも昔はソフィテルだったらしいが、改装を機にプルマンにリブランドオープンしたそうだ。

BTSの最寄り駅は徒歩5分のチョンノンシーで、シーロムの繁華街まで真っ直ぐ歩いて10分程度のところにある。大通りに面しているが繁華街からは外れているので騒がしさは感じない。

ひだり みぎ
ホテルに着くと、綿パンにTシャツ姿のラフな格好をしたチャラ男がスーツケースを奪うようにして館内に運んでくれて驚いたが、どうやらポーターさんだったようだ。館内もホテルというよりイベント会場の様なラフでオープンな雰囲気で、「あぁ、タイのプルマンだなw」って妙に納得する。

ひだり みぎ
フロントもやっぱりイベントの受付のようだし、ブランコのようなチェアーやカウンターバーがあったりと、館内に足を踏み入れるなりいきなりカジュアルなプルマンワールド全開だ。

ひだり みぎ
夜はライトを落としてクラブのエントランスかのようなムーディーな雰囲気。

ひだり みぎ
容姿端麗なお姉様方が揃うフロントにパスポートを提示すると、「待ってました」とばかりのウェルカミングなおもてなしを受け、わざわざラウンジまでエスコート頂き、ラウンジでウェルカムドリンクを飲みながらのチェックインとなった。流石のアコープラチナパワー。特にシステムインフラ面でストレスを感じることの多かったアコーホテルズだけど、今年でプラチナも最後かと思うと少し名残惜しくなってくるな。


ちょっと失敗したなと思ったのはこのラウンジアクセスが付くエグゼクティブルームの価格。この日なんか最安値ルーム+1,800円とかでラウンジアクセスが付くんですよね。これは超絶お得。ラウンジアクセス保証のプラチナステータスを最大限に活かすために、今回はクラブルームの価格が高いソフィテル系に泊まっておけばよかったとちょっとだけ後悔した。+1,800円でラウンジアクセスが付くなら別に平会員の時に泊まったって財布が痛くない訳だし。すまんね、いつもこんなケチな話ばっかりで。

ちょうどアフタヌーンティサービス中だったので、マカロンとパパイヤだけちょこちょこっとつまませてもらってから部屋へと移動。
ひだり みぎ
エレベーターがこれまた強烈で、ファッションショー的な映像が流れる大モニターが設置されている。流石はプルマン、感性が若いね。SPGのWにも通ずるセンスを感ずるわ。

部屋:Gスイート

ひだり みぎ
部屋もGスイートにアップグレードして頂けた。入って正面がリビングなんだけど、ドアを開けた瞬間、目の前に広がる白無垢空間の異世界にビックリする。御洒落美容室かよ、と。

ひだり みぎ
精神と時の部屋のような、とにかく真っ白な世界。このコンセプトを清潔感があると感じるか落ち着かないと感じるか、人により評価が大きく分かれてくるだろう。(ヤニ対策だろうが喫煙ルームは濃いめの茶系のウッドフロアで、これまたデザインコンセプトが異なるらしい)

ひだり みぎ
ひだり みぎ
白を基調とした部屋の中でピンクのクッションだったり蝶や蜘蛛の標本だったりモノクロアートだったりと、随所に個性を出してきてるのも面白い。カウンターデスクのプラスチックカバーの下に蜘蛛の標本を見た時には流石にぶったまげたがw

ひだり みぎ
ウェルカムスイーツも凝っているし、ウェルカムドリンクのクーポンで館内のシグネチャーワイナリーのドリンクを飲めるなど、プラチナ特典の満足度は高い。

【エグゼクティブルーム特典】
特典1:27階のエグゼクティブラウンジ利用無料(06:00-23:00)
特典2:ラウンジでのプライベートチェックイン&アウト
特典3:部屋でのインターネット利用無料
特典4:ラウンジでの朝食無料(1室につき2名まで、06:00-10:30)
特典5:ラウンジでのアフタヌーンティー(14:00-16:00)
特典6:ラウンジでのイブニングカクテル(17:30-19:30)
特典7:1スーツのプレス無料
特典8:レイトチェックアウト16時まで(当日空室状況による)
特典9:ローカル市内電話利用無料
などなど。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ちょこちょこっとした小物アメニティのプレゼンテーションも洒落が効いているけれど、これは流石に自分の親には泊まって欲しくないと思えてくる。

ひだり みぎ
窓の外の見晴らしも抜群だし、これでラウンジアクセスが付いて1諭吉とは信じられんな。アコープラチナ様様である。

ひだり みぎ
続いてベッドルームへ。こちらもリビング同様のデザインコンセプト。


ひだり みぎ
クローゼットの中も勿論真っ白。極々一般的な黒のセーフティボックスが白に映えて凄く御洒落に見えてくるw


ひだり みぎ
バスルームも勿論徹底の白一色攻め。

ひだり みぎ
バスアメニティはアポカセリーブランドCO Igelow製。大手ホテル予約サイトには歯ブラシが用意されていないといった苦情も寄せられていたが、この日はデンタルキットを始め、滞在に必要なアメニティは全て用意されていた。

エグゼクティブラウンジ


エグゼクティブラウンジは27階。ダークなウッドフロアと茶系のインテリアでシックで高級感ある空間となっている。

アフタヌーンティ
ひだり みぎ

南国フルーツにマカロンなどのスイーツ、ディルマの各種ティーにコーヒーが供される。ちょうど自分のチェックインの時間とかぶったから中を覗いてみたけど、利用客はまさかの0人でラウンジ独り占め状態だった。

イブニングカクテル
ひだり みぎ
ひだり みぎ

細々とした内容のオードブルが並ぶ。恵体な白人集団がガンガン取っては食べ取っては食べを繰り返すので、残念ながら配給が追い付いていなかった。


ひだり みぎ
ひだり みぎ
ドリンクは氷付けでギンギンに冷やされたビールや安物赤白ワインの他、各種カクテルなんかも振る舞われる。Pullman Breezeなるラムベースの爽やかなオリジナルカクテルまで用意されているし、カクテルまで飲み放題というのは素晴らしい!

それでも飲み足りなければ37階のワインバー&レストラン・Scarlettへ。

ひだり みぎ
自然の木々が配置され、都会のど真ん中なのに南国気分も感じさせてくれるテラス席。身を乗り出すとそのまま落ちてしまうスリルあるカウンター席がウリ。


チャオプラヤー川の対岸までを望むことができる。


ウェルカムドリンク用メニュー。ウェルカムドリンクってアルコールはビールとせいぜいハウスワイン程度しか飲ませてくれないホテルが殆どだけど、ここは気前良くカクテルもオーダー可能。カクテル党には堪らんバイ。

ひだり みぎ
チャオプラヤ川から吹き付ける夜風を浴びながら無料で飲むカクテルは別格w。お金を落とさずに一等席に居座り続けるのも忍びないので、結局は追加でバンバンとオーダーして散財しちゃいましたけど。

朝食
朝食はラウンジで。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
サラダ・フルーツ・ペイストリー・チーズ・サーモン・ハム・シリアル・ヨーグルト等はバッフェ式、ホットミールはオーダー式となっている。


卵料理やワッフルといったアラカルトメニューだけでなく、中華・ベトナム料理・タイ料理・日本料理といったセットメニューもオーダー可。ここでは無難にオムレツとワッフルを頂いた。

ひだり みぎ
配膳されるまでにえらい時間かかるなーと思ったら、こじゃれた料理屋で出てくるような本格的なのが運ばれてきてビックリ。ワッフル美味かった。

ジム・プール

ひだり みぎ

ホテルに不満があるとしたらプールとフィットネスセンターかな。とても469室のホテルの大きさではなく、昼も夜も混みあってしまっていた。最上階のボールルームをプールにしてくれれば…

まぁこの価格だからある程度妥協しないといけないところは出てくるのかな。ソフィテルになる前もMonarch Lee Gardens(モナークリーガーデン)というホテルとして長きにわたり営業していたらしいく建物の基礎の古さもあちこち気になったし、安いには理由がある。それでもプルマンのエグゼフロアが12,000円+そこらというのは随分とお値打ちだし、コスパの高いホテルだと思う。

プルマン バンコク ホテルG(Pullman Bangkok Hotel G)


Booking.com


公式ウェブサイト:http://www.pullmanbangkokhotelg.com/ja/
住所:188 Silom Road, Bangrak, Bangkok 10500 Thailand
電話:+66-(0)2-352-4000


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