この日はマリオットのプロモもあったので、コートヤード上海徐家匯(上海徐家匯西蔵大厦万怡酒店)にお試しステイしてみることに。プロモは2ブランド目以降新たに1ブランドに宿泊するごとに2,000ポイント貰えるっていうQ2のグローバルプロモ。まぁ冷静に考えれば2,000ポイントってたかが666スターポイントでしかないんだけど…。
地下鉄の最寄り駅は1号線・9号線・11号線が乗り入れるターミナルステーション・徐家匯。
徐家匯は南京東路・南京西路・淮海路と並ぶ上海四大商圏で、駅付近にはデパートや百貨店が立ち並ぶ。上海は他にもコートヤード上海セントラル(旧コートヤード上海浦西)・コートヤード上海浦東・コートヤード上海インターナショナルツーリズムリゾートゾーン・コートヤード上海嘉定・コートヤード上海奉賢と5箇所のコートヤードが運営されているけれど、徐家匯のコートヤードが立地と価格のバランスが一番良く利用しやすいかな。
思わず立ち寄りたくなるナイスな食事処も多いんだけど、ここはホテルでの乞食活動の為にグッと我慢。巨大な徐家匯駅の20番出口を出てホテルに向かう。
駅からの移動距離は500m程だろうか。なんか天辺に神々しく輝く立派な寺みたいな建築物を載せた風変わりなコートヤードが見えてきた。西蔵大廈(チベットビル)という有名な建物らしいが、チベット仏教の寺院には見えんわな…。チェックイン時に聞いたら、ゴールデンパレスとか言ってたけど、あくまで飾り付けということで、宗教的施設としては機能していないようだ。
ビルのてっぺんに太陽のように眩い輝きを放つ黄金寺という偉容を皆様にもご覧頂きたく、画像をホテル公式サイトから拝借した。どうです、これ。金ぴかの寺がガッツリ載っているというね。なんとも御利益のありそうなホテルなのである。
そんな奇抜な外観とは裏腹にロビーは無難な造り。こじんまりとしていて362ある部屋のホテルにしては少し窮屈過ぎるかな。時期的なこともありツアー客が多いという事情もあるんだろうけど、朝も晩も家族連れの人民様でごった返してしまってたし。
列を割り込まれ気分悪くでチェックイン。すると、武骨な野武士みないな風貌の男性スタッフが「gift」と不愛想に言い放ってコーヒーカップを目の前に置いてきた。隣の非会員ツアー客にも渡してたんで、宿泊客全員に配布されるウェルカムドリンクなんだろう。しかし、これがコーヒーと見せかけてすっごい水っぽいお茶で不味いのなんの。嫌がらせにしか思えない味だった。
チェックイン・チェックアウト時共に順番待ちの列の形成が仕切られておらず、割り込んでこようとする輩がいたのも印象が悪い。ハードはコートヤードにしては頑張っているだけに勿体ない。
部屋:プレミアルーム
部屋は至って平凡。ルームカテゴリー的にはコーナーのプレミアルームということで、「大多数の部屋にはバスタブ無いんだけど、バスタブ付きのコーナールームにアップグレードしましたよ~」とのこと。日本人は湯船好きと相場が決まっているんだろうな。確かに自分も中長期出張の場合はMy“バブ”を持っていくんで湯船がないと困るんだけど。
コーナールームのもう一つの特徴として、ベッドボードの上が“お隣マンションビュー”の窓になっている。コーナールームだけあって二面の窓で採光良いなーと思いきやマンションから室内が丸見えになるので、どうせ室内にいる時はカーテン閉めっぱなしになるんでコーナールームの魅力半減。
ベッドの上にある窓からは隣のマンションしか見えないけど、ソファサイドからは徐家匯駅の西側を見下ろせる。今は更地で味気ない景色だけど、立地が立地だけに今後、ごっつい開発プロジェクトが進んでいくに違いない。
うーん。ここらへんは中国のビジホクラスだな。備品の置き方とか仕事が色々と雑。流石に飲みかけの缶や開封されたティーバッグはなかったけど。
決してラグジュアリー感はないけれど、水周りはかび臭くもなく至って清潔。立地も含めて考えると上海のホテルとしてはコスパは悪くないのかな。
プラチナ特典はウェルカムフルーツ・ラウンジアクセス・チェックイン日のプレシングサービス2pcs・飲食ランドリー代金20%オフといったくらいの一般的な内容。まぁ中級ブランドコートヤードなんでこんなところでしょうか…
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジは23階。スタッフがやる気ないんで基本的には全部セルフサービス方式。構ってちゃんには物足りんかも。
営業時間:06:00-24:00
朝食:06:30-10:30(祝日・週末は11:00まで)
アフタヌーンティ:10:30-17:30
オードブル:17:30-19;30
カクテルアワー:17:30-21:30
アフタヌーンティは朝食終了からオードブル開始まで楽しめるようになっているけど、内容はケーキ3種・クッキーにソフトドリンクくらいの簡素なもの。
カクテルアワーはガッツリとした肉系ホットミールも用意されているが、総じて味付けが舌に合わん。まぁコートヤードですからね…過度の期待は禁物です。
朝食
一方、朝食会場で食べる朝食は期待以上。メリディアンのアイオープナーのようなスムージードリンクも用意されていたし、ペストリー類も平均以上に充実してた。ルアー組みは外で小籠包ツアーにでも駆り出されてるのか比較的人も少なく静かだったし。
ジム・プール
プールは家族連れの人民様だらけで利用できず…。あぁ、あと参考までにジムの受付には「当ホテルは世界で800番目のコートヤードなんです~」なんてリアクションに困るアピールされたので、最後にコートヤードバイマリオット上海徐家匯は800番目のコートヤードホテルという情報もシェアしておこう。
いやー、それにしても最近の上海のマリオット・SPG系ホテルはコートヤードやフォーポイントあたりのミドルブランドも値付けが強気で、一泊税サ別で900元(≒1万5千円)を上回ってくることもしばしば。それでいてコートヤード徐家匯もカテ2とカテゴリー属性は低めなので、有償の修行よりもポイントを使って宿泊数を稼ぐ使い方にした方が良さそうだ。
【コートヤード バイ マリオット上海徐家匯】
Booking.com
ホームページ:Courtyard By Marriott Shanghai Xujiahui
住所:上海市浦東新区東方路838号
電話:+86 2138874500
チェックイン/アウト: 14:00/12:00
マリオットカテゴリー:2
Booking.com
コメント
luluさん
コメント頂きありがとうございます。
いやー、流石ホテラー界の大御所様!6年も前にマリオットのプラチナチャレンジに挑まれている
いたとは…。当時からあの金閣寺は健在だったんですね。マリオットはアップグレードに
渋ちんという印象ですが、当時はもう少し気前良くU/Gしてくれたんでしょうか…
今回の自分の滞在でも当然スイートへのアップグレードは無しで、ギフトもフルーツと水っぽいお茶だけでした…
ご友人が爆笑する程のギフトが何だったのか気になるところですw。春麗の人形とかかな。