広州ー羽田 JL88 スカイスイートB767 ビジネスクラス搭乗記

広東省各都市での巡業を終え、いつもの日本航空便で広州から羽田へと帰還する。

この広州-羽田便には早い段階でスカイスイート搭載機材が投入されるなど、なんだか並々ならぬJALのヤル気が伝わってくる。殆どの企業はひと昔に比べて出張の際のヒコーキ運賃に対して厳しくなってると思うんだが、それでも仕事での利用客が多い路線は平均単価が高くオイシイんかね。ダブルデイリーで飛ばしてるジャカルタ便しかり、サラリーマン率の高い路線ではJALさんすっごい頑張ってる。

Kクラス以上だと10,000マイルでビジネスクラスにアップグレード可能と大きく宣伝してるくらいで、C席はいつもガラガラなんだけど。

*因みに9月1日からは当日のアップグレード申請に必要なマイルが更にディスカウントされて9,000マイルになっている。詳しくはこちらのJALホームページへ。


アップグレードの宣伝の横には「搭乗口は出発時間10分前に閉まりますので…」との案内もあるが、悪びれずに遅れて搭乗するような輩に対しては「指定時刻に現れなければ容赦なく置きざりにする」とか「厳罰に課す」とか厳しく対処してほしい。じゃなきゃ確信犯的に遅れてくるC国の遅延魔を矯正することはできんよ。買い物袋を両手に引っ提げて満面の笑みで遅れて乗ってくる奴とかは本当に排除してもらいたい。

ひだり みぎ
搭乗手続き後は保安検査⇒出国手続きという流れ。C客F客・軍人専用の優先レーンは保安検査のみなので、空港が混みあう朝の便だと出国手続きで長蛇の列に巻き込まれてしまう。

税関スタッフにパスポートを仏頂面で投げ返されイミグレを抜けると、搭乗ゲートまでは一本道。JAL指定のプレミアラウンジや南方航空やドラゴン航空指定の南方航空ラウンジは一本道の線上にあるので迷うことは無いだろう。

細長い形のラウンジ内部には幾つかの部屋が連なっており、肝心のミールコーナーは一番奥の部屋にある。全体的にライティングを落として落ち着いた雰囲気で、本丸の筈なのに大衆的この上なく安っぽい南方航空ラウンジよりはマシな印象かな。

ひだり みぎ
ただ、中華色全開なホットミールはどれもこれも不味いので、今回は無難にスイーツとラテだけ頂いてから搭乗ゲートへと向かう。

優先搭乗の意味を為さないくらい混みあった優先搭乗レーンから機内に乗り込むと、残念なポカミスが発覚した!

今回もアホみたくいつもの癖で最前列窓側席を取っていたんだが、767の偶数列窓側席は窓から距離が離れてるんだった。その分だけ通路との距離が近く、プライベート感が損なわれてしまっている。今回は機内がガラガラで奇数席に移れて事なきを得たけれど、座席指定時にもっとしっかり確認せんとな。

ひだり みぎ
前に乗ったジャカルタ線(往路復路)での奇数列窓際席の画像。肘置きが窓際にあるか通路側にあるかの違いだけで、座席の構造自体は殆ど同じ。それだったらやっぱり通路から離れた奇数列の方が良いな。

着席後はおしぼり・新聞・雑誌の配布といういつも通りのマニュアルに沿ったサービスが展開され、いつも通りな感じで離陸する。なんかもう最近はJALメインで飛んでるけど、そろそろお腹一杯というか…。長期目標としてはミリオンマイラーを目指してはいるけれど、有償JALオンリーで100万マイルというのは財力や体力よりもマンネリに対する辛抱強さの方が試されてくるようだな。たかが20万マイルで早や飽き気味で、ミリオンマイル達成に早くも黄信号が灯る。

そんな飽き飽きし始めたJALでの空の旅ではあるが、救われることに767の新機材はwifi完備。今迄はwifi機材をアピールしてたくせに中国大陸上空では使えずに宝の持ち腐れ状態だったけど、秋くらいから規制緩和されたのか大陸上空でもwifiアクセスできるようになった。もちろん通信スピードは快適なネットサーフィンを楽しむには遅すぎて有料なら絶対に利用しないけど、無料で暇潰し程度に使うには十分だ。

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結構お高いけど、JGP・ダイヤモンド会員用だと40回まで無料でフライトプランに繋げられる。JGP・ダイヤモンドな皆様はこちらのキャンペーンをお見逃しなく。

マイラー・ホテラーとしてご活躍される皆様方のブログを拝見し楽しんでいたところ、上海の手前に差し掛かったあたりで機内食タイムに突入する。

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今回は大好物の「鶏の唐揚げ」という文字を見て迷わず和食を選択。自分が「これは!」と意気込んで頼むと期待値が高いからか満足いく味に恵まれたことがないんだけど、これに関しては珍しく納得の味。


〆はアイスクリーム。想像していた居酒屋のジャンクフード的唐揚げとは違ったけど、これはこれで満足のいく機内食であった。

食欲を満たした後に満足させるべきは知識欲。ということで、ネットでマイルやポイントの情報を探し漁る。こんな地上でもできることをわざわざ機上でやるなや!と飛行機フリークな方々におりを受けてしまいそうだが、常に雑音や邪魔が入る下界と違い、機内での情報収集ってすっごい捗るんで好きなんです。

とはいってもこの日は有益な情報にはありつけず、某御方の搭乗記3年分を読み漁ったところで残念ながらwifiサービスが打ち切られ、そのまま降下開始。


そしていつも通り定刻通りにランディング。ミリオンマイル到達まで残り80万マイル。目標は果てしなく遠いけど、マンネリと戦いながら一歩一歩頑張っていきまっせ。

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