クラウンプラザ佛山(旧佛山賓館)クラブフロア宿泊記

この週末は広東省に居たので、思い付きで佛山でのIHG修行を敢行することに。まぁ修行と言っても既に最上級のスパイアになったんだけど、来年以降の為にも修行先として有望そうな佛山を現地視察しておきたくてw。

佛山は安い上に周辺都市からのアクセスも割と悪くなく、重宝しそうなんですよね、修行に。例えば広州白雲空港から佛山は車で50分だし、広州市内からも気軽に地下鉄で来れちゃいますからね。何となく大阪に対する和歌山的な感じというか。因みに香港やマカオからも2時間弱で来れちゃいます。

広州から地下鉄での移動だと、1号線の西郎駅か8号線の沙園駅で広州と佛山を結ぶ広沸線に乗り換えればok。

今回は海珠広場から移動、75分かけてクラウンプラザ佛山に到着した。地下鉄祖廟駅(出口A)から僅か500m、佛山バスステーションから車で5分という位置にあり、佛山近郊からのアクセスは良し。

1981年オープンの歴史・格式ある旧佛山賓館、2008年にクラウンプラザにリブランドされているのだが、今でもマネージメントは佛山賓館なのかな。中国は大手ホテルが名前貸しだけして運営は現地企業に任せるケースも多くある。タクシーの運ちゃん的にも佛山賓館の方が認知しやすいようだ。


安っぽい青のネオンが無ければ歴史ある名門ホテルとしての風格が出るのにな~。

ひだり みぎ
ロビーは広州の老舗であるガーデンホテルを彷彿とさせるデザインで、波打つシャンデリアとフロント背後の巨大切り絵が特徴的。日本人の利用客も多いのか、フロントデスクでは可愛らしくて流暢な日本語を喋る現地スタッフが担当してくれた。対応はめちゃくちゃ緩慢だったけどw。因みに予約は5,000ポイント付きプラン。クラブルームの一つ下のカテゴリーであるBusiness Room(RMB602元≒JPY9,300⁺⁺)で、計算通りスパイア特典で一段階上のクラブルームにアップグレードされた。9,300円⁺⁺で5,000ポイントのボーナス+クラブアクセス付きなんだから言う事なし。

ひだり みぎ
館内ロビーフロアの至る所に現地嶺南の芸術家によるマスターピースの数々が散りばめられているので、ついつい歩いて館内を探索してしまう。

ひだり みぎ
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安っぽくパチモン風のセメントアートやガラクタからいかにも価値のありそうな青銅器までピンキリなアートコレクションの数々が並ぶ。

ひだり みぎ
部屋はオーソドックスながら落ち着いた高級感ある造り。全面リノベされて間もないのだろう、とても歴史ある賓館とは思えない真新しさだ。


ウォークインクローゼットも大きく、デラックスタイプの部屋にしては随分と気前の良いスペースの使い方になっている。

ひだり みぎ
残念ながらクラウンプラザ広州シティーセンタークラウンプラザ広州サイエンスシティのようにクラブ特典でミニバークレジットが与えられることはない。クラブ特典は物足りなく、ラウンジアクセス以外は15:00迄レイトチェックアウトが可能というくらいのもの。レイトチェックアウトなんてIHG平会員でも空席があれば14:00まで認めてもらえるのに…。まぁ最安値部屋とクラブルームの値差の小ささを考えれば仕方がないか。

ひだり みぎ

シャワーを浴びようと脱衣していたところ、ドンディスサインをオンにしてたのにやたらと大きな音のノックが響く。

なんやねん!と思ったらウェルカムフルーツだった。Don’t Disturbをお願いしている時に思いっきりディスターブされた格好だけど、タモリみたいな年配従業員が表情に一点の曇りも悪気も無い爽やかな笑顔でやってきたので、不思議と不快感は無かった。

ひだり みぎ
気を取り直して大理石がふんだんに使われた豪華なシャワーへ。

ひだり みぎ
ブルーハワイの味がしそうなバスソルトやコンドーム(50元)まで用意されているw。バスアメニティにコンドームが突っ込まれてるのは初めてwww。

ひだり みぎ
さっぱりして窓の外を眺めると、どこか埃っぽい古都・佛山の歴史ある街並が足下に広がっていた。祖廟や梁園といった名所も徒歩圏内という旧市街地のど真ん中に位置するホテルなので、窓の外の景色はどうしても雑然として小汚い感じになってしまう。歴史ある下町と言えば聞こえは良いんですけどね。ゴミゴミした景色フェチ向け。


夜はラウンジへ。ここでは朝食(06:30-10:30)とイブニングカクテル(17:30-19:30)が楽しめる。

ひだり みぎ
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全体的にちょっと味付けが濃すぎるのが気になるところだが、用意された給食はガッツリ系が多く、余裕で夕食替わりに使えてしまう。

ひだり みぎ
和洋中揃っている。

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デザート。食べ物のレベルも高いし、スタッフも割とフレンドリーでアテンティブ。中国は大都市圏以外になるとホテルの外れ率が格段に上がってしまうのだが、このラウンジは概ねポジティブな印象。


ドリンクは弱いけど、ギンギンに冷えたビールさえあれば満足な自分には気にならず。

続いて朝食。

食べ物の持ち帰り禁止の注意書きの前で堂々とタッパーウェアに饅頭とフルーツを詰める中国人を見て朝一でドン引き。饅頭すっごいギュウギュウに詰めてましたからw。

ひだり みぎ
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ソーセージ・チーズ・サーモン・ビーンズ・ハム・ポテトサラダバーなどの基本ブレックファーストメニューに加え、点心や寿司、洋食系も揃っていて、ラウンジ飯としては十分すぎる内容となっている。


これだけ食わせてもらえれば大満足。


朝食を摂り、チェックアウト前には5階にあるプールへ。ちょっと古いけど、ウェットとドライ両方のサウナも付いている。

このホテルががRMB413(6,400円)++~なら広東省在住者向け修行先としてなら悪くないし、古都・佛山の旧市街地巡りにもアリだと思う。チェックアウト後はクラウンプラザ佛山とのマットレスラン候補先であるホリデイインエクスプレス佛山へと向かうのだが、その前にホテル前の旧市街地を探索してみることにする。

クラウンプラザ佛山


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公式ウェブサイト:こちら
住所:佛山市禅城区汾江中路118号
Eメール: info@cpfoshan.com
電話: +86 757 8236 8888
リワードナイト:20,000ポイント


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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    グリーン様
    佛山、日本での扱いは地味ながらも広州からのアクセスの良さから日系企業の進出も進んでます。
    IHGはホテルのクオリティはSPGに比べると全体的に劣りますが、比較的安いホテルも多いですし、プロモが多くポイントが稼げるのは魅力的ですよー。ドキドキワクワクするような高級ホテルは多くありませんが(涙

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