ビエンチャンのナイトマーケットと呑み処

飯を食い、日中の酷暑が嘘みたいに気温が落ち肌寒くなった夜のビエンチャンを歩くことに。

ひだり みぎ
先ずは宿泊先ホテルから1ブロック離れたリバーサイドへ。ラオスは東南アジア唯一の内陸国なのでビーチリゾートは無いが、その代わりというか海にも似た雄大なメコン川が流れている。


西の空一面をオレンジ色に染めながらメコン川に沈みゆく太陽。なんとも幻想的なサンセットの風景を前にうっとりしながら物思いに耽ってたら、黄昏後に気温急落。最低気温10℃とか、想像してたビエンチャンと違う。こっちは長袖シャツにカーディガン羽織っても身震い・歯軋りするくらい寒いのに、半袖のペラッペラなTシャツ1枚とブリーフみたいな超短パンにビーサンいう何とも無防備な装備でハッスルしてる白人爺たち、なんなの?東洋人とは根本的に人体構造が異なるの?Tシャツ短パン姿で燥ぎ回る白人様の耐寒性の強さにも驚かされたが、こんだけ寒いのに蚊が多いことにもビックリする。ビエンチャンは地理条件的に蚊の繁殖に最適な環境なんだとは思うが、それにしてもこの寒さの中ブンブンと活発に飛び回り過ぎ。こいつら日本に生息する蚊より寒さに強い上位種とかか?

ひだり みぎ
メコン川沿いの広場に整備されたチャオアヌオン公園は夜になると赤のテント屋根が特徴的なナイトマーケットに変身。夜な夜な地元民と旅行者でかなりの賑いを見せる。

ひだり みぎ
どうです、この人口密度。マーケット内には飲食取り扱い店舗が無いからか路上のゴミや汚れも無く衛生的。T-シャツや少数民族のデザイン風エキゾチック雑貨なんかもあったりして、観光客でも楽しめる内容になっている。

ひだり みぎ
ラオスの民族衣装のシンを始め、タイから輸入されたのであろうパロディーシャツなんかも500円~の値段で売られている。


でも、規模の割にはどこも似通った商品ばかり取り扱ってるような印象だし、タイでも買えるような物も多いことに気付き、少し歩いただけで新鮮味が無くなってしまう。

ひだり みぎ
公園に面したパイナム通りの車道では海の幸やバーベキュー物を扱う屋台なんかがモクモクと炭火の煙を上げている。店の前に机や椅子が無いところを見ると、地元民向けテイクアウト専門の商売なのかな。

露店を過ぎ、メコン川沿いの遊歩道をひたすら東に向かって歩いていると、岸辺からタイを睨むように建つビエンチャン王国最後の王・アヌウォン王の像の前に出た。19世紀にタイからの独立を目指したラオスの指導者で、ラオスでは独立戦争の英雄とされているが、タイでは反逆者扱いされているアヌウォン王。右手をタイ側に差し出しながらも左手にはしっかりと剣を握りしめている姿勢がラオスとタイの歴史と今の関係を象徴しているように感じられる。

因みにビエンチャンでは他にもラオス建国の父・ファーグム王、ルアンパバーンからビエンチャンに遷都したセタティラート王、ラオス王国初代の王・シーサワンウォン王なんかが建てられていて、街のランドマークとして君臨してる。

ひだり みぎ
アヌウォン王の像以東は何も無いので、引き返して川沿いのパイナム通りにあるChokdee Café Belgian Beer Barで晩酌を楽しむことに。

ひだり みぎ
折角ラオスにいるんだけど、香港や上海でもなかなか飲む機会のないベルギーのViven Imperial IPAとMaredsousを選択。こんなラオスくんだりの小さなパブのくせして、店の規模にそぐわぬ凄まじい品揃えに感動する。メコン川沿いのChokdee Café、IPAやフルーツビール好きにはお勧めだ。

せっかくラオスに来たのに見ず知らずの中国人酒仙親方と手持ちLAKを使い果たすまでベルギービールを飲み続け、酒仙先輩の奢りでハシゴすることに。
ひだり みぎ
酒仙先輩の奥さんと合流し、カフェJOMAなど人気飲食店が並ぶセタティラート通りにあるJazzy Brickへ。

ひだり みぎ
先程の賑やかな雰囲気のベルギーパブとは打って変わって、落ち着いたアダルティーな雰囲気のジャズバーで、中国人夫妻は何とも居心地が悪そう。

ひだり みぎ
大人の語らいには丁度良いムーディーなバーなので、ワイワイガヤガヤをお求めの方は川沿いのベルギーパブへどうぞ。



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【2016年コンケン・ウドンタニ・ヴィエンチャン旅行記】














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コメント

  1. グリーン

    ラオスって年中寒暖の差があるところなんですか?
    美味しそうなビールですね!
    アセアン諸国制覇、いつも妄想はしますが、外資系のホテル進出がまだまだですね~

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