Dhavara Boutique Hotel (ダバラ ブティック ホテル ビエンチャン)宿泊記

ビエンチャンでのお宿はDhavara Boutique Hotel(ダバラ ブティック ホテル ビエンチャン)にお世話になることに。

ラオスってまだまだグローバルチェーン系ホテルの進出は殆どなく、首都のビエンチャンでもメルキュールやイビスなどのバジェット系アコーホテルズがあるくらいという寂しい状態にある。
そんな中でビエンチャンでのホテルをどうするか。ポイント乞食的にはアコーのキャンペーンに食いついていきたいところだったが、今回は体力的に疲れてたし休暇明けにバッチリ仕事に戻りたかったので、チープなアコーよりもラオス風のおもてなしを体験できそうなスモールラグジュリー系ホテルに絞って検討した。幾つかあるラオス内資系と思しきブティックホテル、その中でも評判良さげなのはセッタパレス、サラーナ・ブティック、そしてダバラブティックあたりだろうか。この3箇所に絞って最終選考にかけようとしていたところ、セッタパレスとサラーナブティックが速攻で満室御礼に。ということで消去法によりダバラブティックにお世話になることになったという訳だ。これらのブティックホテルはいずれも部屋数が限られているので、宿泊を検討されている方はお早目の予約をどうぞ。

ひだり みぎ
ということで、こちらが今回宿泊するダバラブティックホテル。ブティックホテルなんでローカルテイストの強いこじんまりとした隠れ家的ホテルかと思いきや、白亜の宮殿風というか、意外にもコロニアル調の立派な建物だった。

そんなお洒落なブティックホテル。私がスーツケースを転がしながらドアを開けようとしているのを見ると、ソファーで携帯を弄ってサボっていたドアマンが大慌てで立ちあがり、苦笑いで迎えてくれたw。確かに客室数も多くないであろうに、ドアの開け閉めだけに制服を着用したドアマンを常勤させるというのも過剰サービスと言えなくもないが、出番が少ないからといってサボるのはどうなんだろうかw。
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吹き抜けのロビーは白を基調に明るく開放的。内装もスタイリッシュなコロニアル風インテリアで統一されていて高級感漂う。

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フロントのスタッフは内気なのか、総じて物静かで事務的。ただ、空港への無料送迎サービスのオファーは嬉しかった。帰りのフライト出発時刻を聞かれ、その時間に合わせてバンを用意してくれるのだと。一日に数本のシャトルバスサービスではなく、各宿泊客それぞれの出発時刻に合わせたカスタムサービスですからね。宿泊客数の少ないブティックホテルならではのキメ細かいサービスである。

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キーカードを入手し、洋館風テイストで統一された館内を部屋へと進む。廊下や階段も新しい白壁の効果で非常に明るい雰囲気だ。

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建物の大きさの割に部屋数は26とブティックホテルらしく多くなく、宿泊客も個人客中心で落ち着いた雰囲気が保たれている。

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部屋は最安値のデラックス。コロニアル風にラオス文化独特の演出が見られる面白い作りになっている。他にもプレミア、スイート、プレジデンシャルスイートとルームクラスが用意されているようだが、一人で泊まるならデラックスで十分かと。


家具類は濃く地味系の色相で統一されているけど、それでも野暮ったい雰囲気が全くないのはやはり真っ白い壁による視覚効果だろうか。


随所にみられる洒落た演出。

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ティッシュカバーやドライヤーが入った小物入れにもラオステイストが見られる。

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ミニバーも揃ってるし、フルーツとマカロンもチェックイン日だけでなく毎日補充されるのは有り難い。

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最安値の部屋でもバルコニー付き。

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目抜き通りであるセターティラート通りの角に位置しているが、ホテルの正面は交通量の少ない横道のマンタトゥーラート通りに面している。それでも中心市街地なのでバイクの騒音は聞こえてくる。夜は9時を過ぎると静かになるけれど、気になる方は少しでも高いフロアの部屋をリクエストされた方が良いだろう。

ひだり みぎ
水回りの作りも格式高い系。決して真新しくはないけれど、手入れは行き届いてる。

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ペットボトルは洗面台に2本、部屋に2本の合計4本。もちろん、飲んだ分は毎日補充される。


続いて2階の朝食会場を調査。

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まるでラオス富豪の邸宅に招かれたような優雅な雰囲気だ。

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テラス席もある。白をベースにラオス風のタイルとカーペットが独特の雰囲気を作っている。全体的にゆったりとしてつくりで、静かに気分よく滞在できる良いホテルかと。

ひだり みぎ
大型ホテルの様に客数が多くない為に点数は少ないが、ベーシックな飲料・果実・ペイストリー・サラダ・チーズ・ヨーグルト・ハム・ソーセージ等は全て揃っていて過不足無し。一点一点の質も悪くない。


コーヒーや紅茶に加え、簡単なお食事メニューはオーダー可能。

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とある日の朝食はラオス版手打ち饂飩ことカオピヤックセンを選択。ほんのり甘みのある鶏ガラスープとモチモチプリプリした弾力ある米麺が良く合うこと。なんでも粳米・餅米にタピオカ粉も混ぜることで餅のような独特の舌触りと歯応えを作りだしてるそうだ。


デザートも素晴らしい。タイではココナッツミルクで炊いた餅米にマンゴーを乗せたデザートがあるけど、ラオスではフレンチトーストやシナモントーストにマンゴーという組み合わせをよく見かける。シロップを垂らしたりホイップを塗って食べたりと甘党には絶頂物のデザートだ。すっかり気に入ってしまい、ビエンチャン市内のカフェでこいつを食べ歩くことに。

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サンセットは屋上で。

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朝晩はかなり冷え込むビエンチャン、肌寒くて気持ちが良い。

バーやカフェが密集するビエンチャンのメインストリートに面しているし、リバーサイドのレストランやナイトマーケットも徒歩数分。その上、タラートサオのショッピングエリアやワットホーパケオ・シーサケートの主要寺院も徒歩圏内と立地的にも魅力的。町歩きを楽しみながらも朝晩は優雅にゆっくりとホテルステイを満喫したい方にはお勧めできるホテルである。

Dhavara Boutique Hotel(ダバラ ブティック ホテル ビエンチャン)


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所在地:25 Manthalath Rd., Ban Xieng Ngeun, Chanthabouly District، Vientiane
電話:+856 21 222 238


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