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ワット・プラケオとワット・プラ・タート


カムペーンペット遺跡公園での見学を終え、町のもう一つの見所である古代の城壁へとバイクを走らせる。

城壁内は広くはないのでバイクを停めて徒歩で見て回ることに。城壁内の中学校にバイクを停め一息つこうとしたところ、何やら視線が…。
恐る恐る視線の先に目をやると、城壁内に住み着いているのであろう野良犬が近距離から私を凝視してるではないか。こちらが少し離れると離れた分だけ距離を詰めてきて、こちらが少し近づくと吠えてから少し遠ざかり、アウトボクサーみたいに微妙な距離を保ってこちらの様子を伺ってきやがるではないか。吠えられるのも噛まれるのも勘弁だし、どうすりゃ良いのか分からず睨めっこしながら一進一退の探り合いを続けていたら、気付いたら遺跡の敷地内に足を踏み入れていた。

どうやらここがワット・プラケオらしい。神聖な場所だからか、犬も遺跡の中までは追ってこず、諦めて敗走していった。

ここは名前の通り王宮寺院跡で、カムペーンペットの寺院の中でも最大級の規模だったそうだ。

南北に長いワットプラケオの一番北側に回ると、ラテライトの組み合わせで造られた祭壇の上で静かに座禅を組む一帯の仏像と対峙する。

仏像は表面が風化しきって黒ずんでしまっている上に両手は破損し、首も後から取って付けたようだ。顔なんかただの丸っこい石同然で表情も何も無いが、それでも悠然と座禅を組む御姿はむしろ清々しく見える。


転げ落ちてた生首を胴体に繋ぎ合わせたんだろうな。首だけ真っ白いブロックが使われてる。

坐像の背後には比較的新しめの仏像3体の姿が見える。寝仏1体と座仏2体である。スコータイの仏像とは明らかに異なった造りをしていて、角張った顔と大きめの顔のパーツ、絶壁後頭部が特徴的だ。

セクシー要員と思えるほど色っぽい寝姿を披露する涅槃仏。半眼に薄~く開いた目とわずかに口角を上げた口元が全体として穏やかな表情をたたえているように見えるが、顔が余りに大きすぎて、最終的には顔のデカさしか印象に残らない。


彼等仏像3兄弟の裏手にも漆喰が完全に剥がれ落ちたボロッボロの御姿をした坐仏が数体並ぶ。


森の中でも修行僧のような仏像がポツンと修行に励んでいる。


仏像群の南側には煉瓦造りのベル型ストゥーパが聳え立つ。


ワット・チャーンロムと同様に基壇の最下部には半身の象が、 その上部には仏像を祀った龕が塔を取り囲む。

ひだり みぎ
仏塔の更に南側には細長い基壇がある。どうやらここは本尊仏を祀った高い祭壇の跡のようで、ここにプラケーオ仏が祀られたのではとも考えられている。とくに面白味のある遺跡ではないが、山賊の基地みたいでカッコいい。


細長ーいワット・プラケオ。ここで発掘された各種仏像や金銀、陶器等はカムペーンペット国立博物館に展示されているそうだ。

隣にはワット・プラ・タート。ワット・プラケオとの境界線は無く、気付いたらワット・プラ・タートの敷地内に足を踏み入れていた。

八角形の台座をもち、上部に漆喰による装飾が施された大小の仏塔が建つ。


随分とずんぐりむっくりした感じの仏塔だな。他の観光客が一切いないのでひっそりとした森の中に佇む神聖な遺跡の雰囲気を存分に味わうことはできるが、なーんか、ワットばっかり見てきて流石に飽きてきたなw。スコータイからは距離あるし、旅行に充てられる時間が少ない方はスコータイ+カムペーンペットORシーサッチャナーライで良いかもしれん。

【2016年スコータイ・ピサヌローク旅行記】







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