スコータイの双子の町 シー・サッチャナーライへ

スコータイ二日目はバイクでシー・サッチャナーライ遺跡へと向かう。

スコータイから北に50Km程の地点にあるシーサッチャナーライ歴史公園は、スコータイ・カムペーンペットと並び世界遺産「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」を構成する町の一つ。恐らく川を天然の堀としていたのだろう、ヨム川が大きく湾曲して向きを変える広範囲な地域に140もの遺跡が残っている。


シーサッチャナーライの町はスコータイとほぼ同時期に建設され、スコータイ王朝の副王が統治していたことからスコータイの「双子の町」と呼ばれていたそうだ。窯の遺跡なんかも発掘されていて、陶器産業の発祥地として栄えたと考えられている。


朝九時、B&Bでゆっくり朝食を食べてから行動を開始。

ひだり みぎ
ガソリンスタンドが切れそうなタイミングで都合よくシェルを発見。バイクレンタル時にガソリンを入れることと厳命されていた通り、レギュラー相当の91を満タンでお願いする。価格はリッター当たり23.83バーツ(≒75円)也。スコータイから車を貸し切れば1000バーツはするので、そう考えれば安いものだ。


給油を終え、長閑な田舎道を北へ北へと突っ走る。農村地帯とはいえ、道路はきちんと整備されているし広さもあるので至って問題無く走ることができるが、怖いのは大型トラックが猛スピードで隣を通り過ぎた時に発生する強烈な風圧と、急に横の小路から飛び出てくるバイクくらいか。普通に注意して走れば問題無い。


スコータイ周辺はバナナの名産地と聞いていたが、道中で目に入るのは水田とサトウキビ畑ばかり。ラームカムヘーン王碑文に「水に魚あり、田に稲あり」と謳われたこの地の豊かさ誇示するかのように、延々と変わり映えしない牧歌的景色が続く。

ひだり みぎ
長閑なタイ人の生活ぶりも覗きながら自分のペースで移動できるのがバイク旅の魅力。流石に家の中までは入れんが、現地の方が農作業にあたる姿を眺めるだけでも面白い。


今度はすっごい巨大な黄金の仏像が気になり停車。


ド迫力もいいところ。スコータイ王朝時代の仏像より表情が太々しい。


太々しい感じの仏像を拝み、寺院の脇に出ていた屋台食をトライする。一本25バーツ。看板に8って書いてたので8バーツと思ったんだけどなw


竹の筒にココナッツミルクで味付けされたモチ米と小豆がギッシリ詰まってる。竹が焦げてるところをみると、竹ごと焼き上げてるんだろう。箸が無ければ食べずらいことこの上ないところ竹を割って豪快にしゃぶりついて食べてみると、ほんのり甘くて食べやすい。主食というよりはスイーツだな。カオラームというタイのデザートらしい。

ひだり みぎ
軽く腹ごしらえを済ませ、シーサッチャナーライへ向けた北上を再開。北に進むにつれてサトウキビだけでなくバナナの畑が多くなり、街頭では農作物を乾燥させたり焼いたりしてる。タイ語が出来れば農家の方々との交流が取れるのだがなぁ。


スコータイから1時間半、やっとこさシー・サッチャナーライの新市街地に到達。なんか文具屋やら金物屋ばかりで味気ない町である。


新市街地を抜け、この赤い門のところで左折。その先に遺跡が待っているはずだ。スコータイからバスで移動する場合は、この門の直ぐ隣にあるバス停で下車すれば良いだろう。


ヨム川に架かる橋。こいつを渡れば遺跡盛り沢山の旧市街地に出る筈だ。

ひだり みぎ
遺跡に行くにはヨム川を渡る必要があるのは知ってたけど、こんな橋は想像してなかったわー。吊橋じゃねーかよ。下にピラニアがいないまでも、結構な高さだし橋の幅も狭くでちょっと躊躇する。


いやね、歩いて渡る分には簡単ですけれど、バイクを乗りながら渡るのは非常に怖い。橋の木がギシギシ言ってるし、少しでも中心線を外して走ったら重さで傾いて川に投げ出されそうなんだ。しかもバイクは借りものだし、オジャンにしてしまったら幾ら請求されるか分かったものじゃない…。

【2016年スコータイ・ピサヌローク旅行記】







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