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アコーホテルズの会員プログラムが超絶改悪


ぐぬぬぬぬぬ。
遂に来た。前置きを掻い摘んで要点から申し上げると、2017年1月からアコーホテルズの上級会員獲得・維持のハードルが極端に高くなってしまうとの情報が発表された。どうも例年のポイントばら撒きキャンペーンが来ないなぁと思ってた矢先の悲報であり、アコーの戦略変更に頭を悩ましているホテラーの方々も多いのではないか。


「Le Club AccorHotelsは進化を続けます」等と会員プログラムの改善を強調しているが、ガチで60泊してプラチナを獲得するようなホンマモンの方々以外にとっては改悪以外の何物でもない。なんともキャセイの会員規約改定時の「マルコポーロクラブ新たなステージへ」と同じ匂いがする案内だ。決して芳ばしい匂いではない。

では、会員プログラムの規定がどのように変化するのか。先ずはアコーの公式サイトから拝借した以下の画像を見て頂きたい。

ヌルいことに、従来のプログラムはキャンペーンで得たボーナスポイント等も漏れなく全てステータスポイントに加算されていたので、上手くやれば10万円以下の支出で最上級のプラチナ会員になれていたのだが、今回はそこに規制が入った。正規の有償宿泊やミーティングプランナーでの支払い分に対してしかステータスポイントを稼げなくなってしまったのだ。まぁ、今までのルールが異常にガバガバ過ぎただけなんだけどね。

では、来年以降のステータス獲得条件はどうなるのか。

「必要なポイント数が下がりました」と、各ステータスに必要なポイント数を引き下げてここでもあたかも改善かのように見せかけている。確かにプラチナに必要なポイント数は引き下げられてますけどさ、「プラチナに必要なポイント数が下がった!やったーー。」て喜ぶ人なんかいないでしょ。

こちらは10ユーロごとに得られるポイント数。

リワードポイントの計算方式は相も変わらずアホみたいに複雑だが、ステータスポイントはアダジオ・アダジオ・アクセス・イビス・イビススタイルズを除いて10ユーロごとに一律25ポイントと判り易い。

それでは、上級会員を維持・獲得するのにどれ程の出費が必要となってくるのか、以下の表に纏めてみた。

シルバー ゴールド プラチナ
必要宿泊数 10泊 30泊 60泊
必要ポイント数 2,000 7,000 14,000
必要投資額(ユーロ) 800 2,800 5,600
必要投資額(円) 100,400 364,000 728,000
注記1:為替レートは1ユーロ=130円で計算
注記2:イビス系、アダジオ系以外のホテル宿泊時で条件で計算

ポイントで狙う場合、プラチナステータスは72万8千円を落として漸く手に入れられる“高値の花”となってしまった。従来の10万円程度の安物プラチナがいきなり70万円超えだからな…安めのブランドで60泊すればもう少し支出は抑えられるかと思うが、退屈なイビス等のバジェットホテルに年間60泊とか、それこそ修行そのものなので、小生的には現実的ではない。

また、来年からステータスポイントの管理を毎年1月1日~12月31日で管理するようになるとのこと。
2016年度内に得たステータスは2017年12月31日まで有効となるように、基本的にはステータスを得た年の翌年末までステータスを保持できるようになるようだ。

ポイント価値や各ステータスのベネフィット等には変化無い模様だが、上級会員数の激減が予想されるので、明記されているベネフィット以外で上級会員に対する扱いが良くなる可能性は十分にある。高級ブランドの買収にも余念がないようだし、微妙にプレミア路線にも目配りしてるようだしな。
……
とはいってもだ。アコーに70万円突っ込んでプラチナを得ようと思う方がどれ程いらっしゃるのか。少なくとも今のアコープラチナにそこまでの価値を見いだせないという方が大半じゃなかろうかと思うし、実際そうだと思う。70万円も出すならアコーじゃなくてSPGの方がホテル自体の質も往々にして優れてるし…。色々とガバガバなアコーのことだから他に安上がりに修行を済ませられる抜け道が出てくれば良いんですけどね。

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