旧正月前の激務週間を無事乗り切ったので、ぼちぼちタイ旅行のディティールを決めていくことに。
今回はJALの名古屋-バンコクCクラスダブルFOPキャンペーンを絡めた旅行なので、名古屋からバンコク入り。バンコクからはコーンケン・ウドンタニ・ノーンカイ経由でビエンチャンを目指してゆっくりと鉄道で北上する。
羽田⇔名古屋・名古屋⇔バンコク・ビエンチャン⇒バンコクのフライトは確保して旅行の骨組みは作っておいてあるので、後はタイ国内の移動と各都市での宿泊先決めですね。ホテルは適当にアゴダで予約するから良いとして、問題はタイ国鉄。正月休みのスコータイ旅行ではチケット売り切れで悪夢の8時間立ち乗りという苦行を強いられましたからね…。
一昨日に年内仕事納めの上海日帰り出張をこなし、昨日の香港⇒ピサヌロークの移動は鉄道全席売り切れで、まさかの立ち乗り。車両間連結部での8時間に渡る苦行で体力を消耗し尽くしてしまい、せっかく旅行に来たのにホテルの外に出る気しないw pic.twitter.com/mDWLExdmB2
— ポンズ (@Worldtravelog) 2015, 12月 27
詳しくは追って旅行記でお伝えするが、鉄道駅に当日アタックしたら乗車券が全て売り切れで、ピサヌロークまでの8時間を振動が激しく埃っぽい車両間の連結部で過ごすことになったという辛く苦い思い出。今回利用するノーンカイ方面行きの鉄道は恐らくチケットが売り切れることはないだろうが、それでも同じ轍は踏みたくない。ということで、タイ鉄道の乗車券を事前にネット決済で手配できないか調べてみた。
結論から言えば…
タイ国鉄のオフィシャルサイトでは予約も発券もできないが、100バーツ(≒330円)程度の手頃な手数料で代理発券してくれるサイトを幾つか発見できた。
1. 12Go Asia
2. Bus Online Ticket.com
一個一個見ていこう。
【12Go Asia】
マスター・ビザ・ペイパル等で支払い可。シンプルなページレイアウトで使い易いし、日本語表記なので、言語ダメダメ系な旅人でもストレスフリーでチケットを手配できるかと。
赤枠で囲った部分に「出発駅」「目的駅」「出発日」を入れて「チケット検索」をクリックする。
試しに2月3日バンコク-コーンケン間の鉄道で検索してみると…
バンコクからコーンケンに向かう鉄道の列車番号・出発時間・到着時間・所要時間・座席タイプ・チケット残数・運賃が表示される他、ご丁寧にバスで移動した場合の時間や運賃に関する情報も教えてくれる。
20:00バンコク発04:18コーンケン着の69号で二等車寝台席を選択。運賃は899バーツ。このページでの表示運賃はタイ国鉄の販売価格で、「チケットの購入」をクリックすると、これに手数料が加えられた支払金額が表示される。
総支払額は969バーツなので、手数料は70バーツ(≒90円)。後は乗客情報として「電話番号」「emailアドレス」「名前」「パスポート番号」「座席希望」「性別」「チケットの受け取り方」「復路便の手配」「保険オプション」等を記入・選択して支払いを済ませるだけ。先に選択した席が満席で取れなかった場合のキャンセル・返金希望もできるので、無理な代替便を押し売りされる心配も無さそうだ。
全ての記入・選択を終えれば、後はクレカで支払うだけ。マスターかビザで支払う場合はクレカ手数料として別途39バーツかかってくる。
支払後、この会社のスタッフが駅に行ってチケットを手配してくれる。こうして手配されたチケットを別途の発送費を払ってEMSで送ってもらうか指定場所でピックアップしてから鉄道に乗り込むという訳だ。乗車券買いっぱぐれの恐れもなくなる他、鉄道駅のカウンターで英語やタイ語を駆使して発券する手間や苦労も省けることを考えれば、クレカ手数料込みで109バーツ(≒350円)とは安いものじゃないですか。
主なチケット受け取り場所 | ||
都市 | 場所 | 営業時間 |
バンコク | フアラムポーン鉄道駅の前のDOBビル | 10:00-20:00 |
チェンマイ | チェンマイ鉄道駅前のBossotelホテル | 24時間 |
スラートターニー | スラートターニー駅の郵便局 | 24時間 |
今回の旅行で使う場合、ラマ4世通りを挟んでフアランポーン駅の向かい側のDOBビルでチケットを引き渡してもらい、そのまま鉄道に乗車という流れになる。
バンコクのオフィスだけは営業時間が10:00-20:00と制限される点は要注意。早朝便の利用者は前日までに受け取るか、EMSで指定住所まで送ってもらうようにしよう。発送代金はそのタイ国内が一律100バーツ、日本へは600バーツ程度とのことだ。
【Bus Online Ticket.com】
サイト名が思いっきり「バスオンラインチケット」となっているが、鉄道のチケットも手配可能。こちらは英語ページのみとなる。
こちらも赤枠で囲った部分に「出発駅」「目的駅」「出発日」を入れて「Serch Now」をクリックするだけ。とりあえず先ほどと同条件で検索してみる。
検索結果ページの内容は12Go Asiaとほぼ同様。こちらもバス移動の情報も教えてくれる。
クリックし、発券数を決定→proceedをクリック。
総支払額は954バーツ。手数料は55バーツと12Go Asiaより15バーツ安い。
出発時刻30分前にピックアップポイントに来るよう書かれているが、肝心のピックアップポイントがどこなのかの記載は無し。10分ほど探しても見つからなかったので問い合わせたところ、場所はDOBビル内にある12Goのオフィスとのこと。なんやねん!!12Go Asiaの手数料が15バーツ高いのは日本語対応料ということなのか?
サイトを見た感じは12Go Asiaの方がユーザーフレンドリーで分かり易いし、何より日本語表記があるので日本人には使い易いんじゃないかな。Bus Onlineticket.comより数十バーツ高いけど。
というわけで、私のような立ち乗り苦行を避けたい方は、是非事前の発券サービスをご活用下さい。タイの鉄道だけでなく、マレーシアやカンボジアのバスチケットの予約・発券にも使えるのでアジアを旅する者には重宝するかと思う。
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