クラウンプラザホテル ランドマーク深セン宿泊記

本日の宿泊先はクラウンプラザホテル ランドマーク深セン。羅湖口岸までタクシーで僅か15分と香港との往来にも便利だし、周辺の徒歩圏内に多くの日本料理店が乱立してていて、何かと利便性の高い日本人御用達のホテルである。

ホテル到着は15:00。チェックインはエントランスを入って右手のフロントで。フレンドリーで且つ丁寧な気遣いのできる素晴らしい女性スタッフがチェックインを対応してくれていたのだが、そこに日本語が話せる中華な若娘まで登場。この女性、ロビーフロアで日本人ゲストの手助けをする役割の係員とのことで、日本人宿泊者が多いことが窺い知れる。
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あと30分程で素晴らしいお部屋をご用意させて頂けますのでロビーラウンジで少々お寛ぎ下されと、促されるままにロビーラウンジへ。IHG会員用のウェルカムドリンククーポンとは別に無料で生絞りのオレンジジュースが振る舞われる。パソコンを広げた瞬間にwifiパスワードを持ってきてくれるし、流石は広東ホテルと並んで羅湖エリアの日本人御用達ホテルのスタッフ、素晴らしく気の利く全力ホスピタリティの姿勢に感心してしまう。

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オレンジジュースを飲みながら暫しロビーで人間観察。宿泊客は白人・日本人が多い印象だが、ロビーには人待ちと思われる行儀の良い系中国人も多数で、ロビーとウィーンカフェは人の出入りも激しい。立地的にワイワイガヤガヤしてしまうのは止む無しか。

ロビーラウンジに移動してきてきっちり30分。先ほどの日本語が話せる娘様がやってきて、わざわざ22階の部屋までエスコートしてくれた。

いやはや、扉を開けてびっくり。巨大なキングサイズベッド・広くて立派なライティングデスクや化粧台・センスの良いソファーにカーペット・深く広い湯船・ガラスで仕切られたシャワーブース・豪華な印象のダブルシンク・中国風キャビネット…古くさい外観のホテルからは想像もできない優雅な空間が出現したではないか。ホテルの外観があれだけに全くもって期待していなかったが、これは嬉しい誤算。

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モダンチャイニーズと欧風インテリアが上手くマッチした上品で広々とした部屋。確かこの日の宿泊費は16,000円程度だったと記憶しているが、香港だと軽く2倍はしちゃうだろう。

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キャビネットは成金華僑が集う豪華な会館に置かれてそうなセンスの物で統一されている。表面を鏡面仕上げにかけたかのように木目がぴっかぴかに輝いているのが特徴だ。

コンセントは日本のプラグがそのまま使える形状のものがデスク周りに3個あり、さらに机の中にUSBの電源やDVDプレイヤーも備わっている。
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42インチの壁掛け型液晶テレビはデスクの目の前というのがちょっと違和感あるけれど、窓際のソファからも見られるよう左右に向きを調整できるようになっている。

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シーツやカバーも真新しいし、ベッドの寝心地も悪くない。古そうなホテルだなーと今まで避けてた自分がアホだったわ。同じく羅湖にあるベストウェスタンやシャングリラよりもコスパは上。

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ウェットエリアも大理石張りで清潔そのもの。レインシャワーの水圧も強力で気持ち良いし、もちろんバスタブだって用意されている。

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見晴らしは期待できないだろうなーと思ってカーテンを開けると、案の定、洗濯物を干した高層マンションビュー。チラっと外を見てそーっとカーテンをまた閉める。

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部屋で簡単に残務を処理した後は、ホテル3階にあるビール工房(Brewery House)を攻めてみる。すると、奥に“Prego”というイタリアンレストランを発見。腹も減っていたし、そっちに身を移すことに。

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金曜日夜だというのにクラシーな雰囲気の店内は私一人。なんか怪しいなーと思いつつも、おススメされたシチリア出身シェフによるシチリアンシーフードコース(RMB268++)とモレッティのビールを注文する。

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海老のカクテルにジェノベーゼソースのパスタは至って平凡な出来。シチリアって地理的にいってもっと地中海料理に近いものかと思ったけど、意外とイタリアンイタリアンしてるんだな。イタリアンに対してのシチリアン料理の特徴をお店の方に聞いてみたけど、まるで的を得た回答を得られなかったのが、ちょいと残念。

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ティラピアのオーブン焼きにカッサータというデザート。カッサータは表面をアイシングで覆れたスポンジケーキみたいなものだったけど、まるで砂糖の塊を食べているようで、甘党の私でも食べれないくらいの激甘ぶる。食べる人が食べたら「おぉ、本格的シチリアン!」と感動するようなものなんだろうが、残念ながら自分には本格シチリアン料理をアプリシエイトできる上等で洗練された味覚を持ち合わせてなかったようだ。かっこつけて勧められるがままにシチリアンのコース料理なんか頼んじゃったけど、分かり易くピザにしときゃ良かったか…。自分の味覚に失望したね。

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食後は深センの摩天楼群を散歩。ついこないだまではジムでかるーく汗を流すのが習慣だったけど、最近はホテル近隣を夜這いするのが趣味に。

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香港に負けず劣らずの高層ビル群が立ち並ぶ深東南路。地下鉄1号線国貿駅B出口から徒歩5分という好立地故、辺りはすっごい煌びやか。この発展ぶりを見て鄧小平も墓の中でさぞお喜びになっていることだろう。

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ホテル脇の小路には妖しいネオンが輝く日本人用のカラオケやマッサージ屋さんがずらり。クラウンプラザだけじゃなくて、付近の粤海酒店や羅湖酒店があって一大日本人エリアが形成されてますからね。中華や台湾系の安いファーストフードから、セブンイレブン、日本人向けバーやクラブなども揃ってるし、焼肉萬福や蕎麦人などの日本食屋も徒歩圏内なので、長期滞在の日本人も飽きることなく深セン滞在を満喫できるだろう。


散歩後は4階の安っちい屋内プールでリラックス。ロビーからのエレベーターとは別に客室フロアから4階まで専用のエレベータがあるのは宿泊客への配慮だろう。意外と考えられている。

部屋に戻り、ミニバーのオレンジジュースを一気飲みしてから就寝。せっかくの深センでの金曜日なので色々とホテル周辺をもっと攻めたかったのだが、明日は朝早くマカオに移動したいので…
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翌朝は6時に起床。ビール工房で食べる朝食は特筆すべきものは特にないが、牛筋と食べるエッグヌードルが美味かった。


モーレツ社員・企業戦士の行き方を地で行く30代前半の知人が病に伏してしまうという悲報が舞い込んできたので、この日のドリンクは健康を考え青汁で。

食後はぱぱっと朝風呂してからチェックアウト。呼んでもらったタクシーで羅湖のバスターミナルへと向かう。フロントスタッフがヘリなら4300元かかるけど15分でっせなんていう小ネタも教えてくれたけど、高所恐怖症の自分は4300元もらっても乗りたくないですわ。

フェリーで向かう手もあったけど、今回は大型バスで。今週末は久しぶりにマカオのタイパを攻めていきまっせ。

クラウンプラザ ランドマークホテル深セン/ 深圳富苑皇冠假日套房酒店


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公式ウェブサイト:こちら
住所:No.3018 Nanhu Road, Shenzhen/ 深セン市罗湖区南湖路3018号
電話: +86-0755-8217 2288
Email: crowneplaza-landmark.sz@ihg.com



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