バンコク出張を終え、いつものキャセイで香港へと戻る。残る楽しみは今年6月にスワンナプーム国際空港にオープンしたキャセイパシフィックのラウンジだ。
ラウンジを堪能する為に余裕を持ってフライト3時間前に空港に来たところ、チェックインカウンターがカオス混み。
バンコク以遠便であるシンガポール行きCX713のチェックイン時間と被ったからだろうか、カウンターの数も十分あるのに列を捌ききれていない。
優先出国レーンもこの通り混んでいて、空港到着からラウンジに着くまで1時間半もかかってしまう誤算。カウンター嬢曰く、日曜日は比較的混むのだと。あの大群は週末バンコク弾丸旅行者だったのか?
土産はウィークエンドマーケットで調達済みなので免税店はスルーして、新ラウンジがある3階コンコースGへ直行。相変わらずここらな内装は殺風景でパッとしない。
新ラウンジは羽田のキャセイラウンジと同じテイストで設計されている。総床面積679㎡、総座席数140とのことで羽田のラウンジよりはやや小ぶりだけど、前のラウンジみたいにトイレが無いなんてことはありませんw
【営業時間】
月水金: 0400 – 1830
火木土: 0400 – 0100
日: 0400 – 2230
ラウンジ室内の作りは、入って左奥にヌードルバー、正面にサラダバーを中心としたカウンター席コーナー、右手に進むとバーコーナーという横に長い設計になっている。
前のオフィススペースみたいな庶民的ラウンジとは違い、新ラウンジは高級感を漂わせる。香港のピアファーストクラスラウンジのようなオットマン付きの一人掛けソファやデザイナー家具なんかもあったりして、居心地は悪くない。
サラダバーにはソムタムなんてタイらしいメニューも置かれてる。羽田だとサラダを盛り付ける専属スタッフがいるので沢山食べるのが躊躇われるが、ここでは自分が食べたいだけ自分のペースで食べられるw
ダイニングエリアではオーダー制のホットミールが供される。シーティングも十分に余裕があったと思ったのだが、またたくまに満席となり、ボックス席は食べ散らかす系の中かな男とまさかの相席。どんだけ食うんだよ!ってくらい次から次へと料理を持ってきて、相席者にお構いなく机上のスペースをどんどん占拠していきやがる。11月にはカンタスラウンジが閉鎖となるようなので、ワンワールド利用客がここに殺到する予感。
お品書き。
【ブレックファースト】
・エッグヌードルのワンタン麺
・卵、ほうれん草、ベーコン
・魚粥
・卵炒飯
【Dim Sum】
・豚マン
・小海老、豚の焼売
・サゴ米プリン
【ベジタリアン】
・野菜スープのマッシュルームヌードル
・パッタイ
・サゴ米プリン
・サゴ米ココナッツプリン
【昼以降のメニュー】
・ワンタン麺
・トムヤムスープと魚身団子
・グリーンカレー
・パッタイ
左は別の日に頼んだパッタイで、右はサゴ米プリンに魚身団子。一つひとつの料理の分量が少ないので色々なメニューを楽しめる。因みにパッタイは甘すぎ、魚身団子のトムヤムスープは辛すぎた。
薬味やソース類が充実してるので、お好みのテイストにアレンジできる。
続いてバーカウンターのドリンクメニュー。シャンパン(パイパー・エドシック ブリュット)やカクテルも楽しめる他、モクテルやフルーツジュースまであったりとノンアルコールメニューも充実してる。
ガリガリ君のソーダ味みたいな色をしたラムベースのブルーハワイ。こいつをストローでグビグビと飲み干してから慌ただしく出発ゲートへと向かう。
今回は混雑しててじっくり見て回れなかったが、一見したところシャワーが無い点を除けば素晴らしい出来に纏まっている。サクララウンジのシャワーはいつも鬼のような順番待ちだし、営業時間が5:40~9:45と18:00~0:20に限られてるので、これでBKKのシャワー問題が解決される!と楽しみにしてたんだけどなぁ。
コメント
おっ、疾風様、コメントどうもどうもです!
CXは新塗装機の外観や新ラウンジのコンセプト、会員プログラムの改定内容等から、お上品なハイソ路線、上級国民選民思想的な方向に走ってるような気がしてます。BKKも新ラウンジコンセプトに基づいて設計され、殺風景なオフィスかのような以前のラウンジからはお上品な隠れ家的ラグジュアリー空間に大改良されましたので、お立ち寄りになられる価値はありますよ!
カンタスのラウンジに関しては余りニュースになっておりませんが、先月の中旬頃に公式に案内があったようで、以下の公式サイトにもバンコクではCIPラウンジの利用と書かれています。ちょうど年明けにBKKを利用するので、念の為に確かめてきます。
http://www.qantas.com/travel/airlines/qantas-club-lounge-locations/global/en?loungeCategory=qcLounge#international