出たぁぁぁぁぁぁあああああ~。
今しがた何気なくメール見たら、「AccorHotels_to_acquire_iconic_brands_Fairmont_Raffles_and_Swissotel」という題のメールが届いてまして…
もうメールの題名そのまんまなんですが、アコーホテルズがフェアモント・ラッフルズ・スイスホテルブランドを買収しましたよ、って内容。2016年の半ば程の買収完了を目指しているそうだ。
業界人の人たちにとっても青天の霹靂のようなブレーキングニュースであったようだが、実は今年の2月にフェアモント上海に泊まった後に、この買収劇が夢に出てきてたんですよ。
バジェット~中級ホテルが多くヨーロッパ中心に内弁慶なアコーと、ヨーロッパ以外を中心にラグジュリーブランドを展開するフェアモントって互いの補完性ばっちりだよな、と。アコー頑張って吸収しちゃえよって。それがまさか正夢になるとは。
予てからアコーの上級ブランドラインナップの弱さを嘆き悲しんできた小生にとっては、アコーホテルズによる高級チェーン・フェアモント・ラッフルズ・ホテルズインターナショナルの買収は歓迎すべき吉報だけど、アコーホテルズが従来の自社ブランドとは毛色の異なるフェアモントやラッフルズをどう扱っていくのかは気になるなぁ。
会員プログラム的にはマリオットとリッツカールトンみたいに互いのプログラムを共存させる流れでいくのかなとも思うが、アコーってibisのようなバジェットプランドとソフィテルのようなハイエンドブランドでポイント加算率を使い分けてるので、やっぱりフェアモントグループ宿泊実のポイント加算率を高めることでプログラムも統合させる流れになるのだろうか。これに関しては現時点では「アコーのプログラムに変化は無いのでご安心あれ」というアコーCEOによる第一報しか配信されておらず、正式な発表が待たれるところ。貯まってるアコーポイントをシンガポールのラッフルズやフェアモントにぶっこみたいわぁ。
先日マリオットによるSPG買収から各チェーンのステータスマッチオファー投げ売り大会の幕が切って落とされ、更にアコーのフェアモントグループ買収と続くホテル業界の地殻変動。ホテラーにとっては目まぐるしくて眩暈がするような1か月だったな。今後もサプライズが待っているのかもしれん。
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