メリディアン ジャカルタ クラブフロア宿泊記

通算3度目の宿泊となったルメリディアンジャカルタ。過去の滞在では余り良い印象を抱かなかったが、残念ながら今のところジャカルタ市内で手頃な価格のSPGホテルはここだけなんで、修行なんだと自分を納得させて泊まることに。ジャカルタには新しいシェラトンが今年10月、ウェスティンが12月、セントレジスが2016年、アロフト2か所が2017年、Wが2018年にそれぞれ開業予定とSPGオープンラッシュが待っているので、今後は余程の事情が無い限りメリディアンに再訪することはないだろう。

ひだり みぎ
さて、今回もCX797の移動から夜中にホテル着(画像は別の日のもの)。夜も更けきった真夜中だった為か、荷物検査の係員からフロントスタッフまで眠気を隠そうとしないヤル気の無い対応で、残念ながら今回も気持ちの良くない滑り出し。徹夜勉強明けの中学生みたいな生気の抜けきった接客態度はホテルマン/ホテルウーマンとして御法度でしょ、いくら眠くても。

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ホテル館内は妖しげなインドネシアテイスト満載でコンセプトとしては面白いけど、いかんせん箱自体がえらく古すぎるので、どうしても調度品の質がチープに映る。

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ホテルの古めかしさと妖しいインドネシアカルチャー要素が融合した独特な雰囲気のパブリックエリアは、節電中かよと思うくらい全体的に暗めのライティング。それがまた妖しい異国情緒を増長させている。


お祈りルームもありますよ。

プールはグランドフロアの中庭にポツンとある。宿泊客以外でもアクセスできるのが気になるところ。
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南国風の中庭の真ん中にあり、雰囲気は良いけど、場所がら空気汚染が酷いんで泳ぐ気にはなれず。

部屋はSPG上級会員でも平気で旧館5階とかの低層階をあてがわれたりする。満室御礼頂いてる為にこの部屋しかないと、2回連続の旧館5階。景色が悪いとか部屋が狭いといったことなら我慢の範疇だが、大通りに面していて車のクラクションで安眠や仕事への集中を妨げられるのは本当に頂けない。
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最安値の旧館スーペリアルーム。最低限のメンテナンスはされているものの、カーペットやソファのファブリックはくたびれきっていて、古さを隠しきれていない。比較的築年数の浅いタワー棟の部屋は多少マシらしいので、このホテルに泊まられる際は旧館は避けられた方が宜しいかと。価格的には旧館スイート>新館デラックスのところが、クオリティ的には新館のデラックスルーム>旧館のスイートになるようだ。


スディルマンの渋滞ビュー。騒音が酷い他、カーテンの遮光性も悪く、どうしても光が漏れ入ってきて夜明けと共に起きてしてしまう。ネットも遅いし、決して5つ星ホテルの居心地じゃない。


ベッドの正面に掛けられた不気味な絵画。メリディアンバンコクの生首も気持ち悪かったけど、こういう凡人には理解できないアートで楽しませてくれるのがメリディアンのセンスである。特に東南アジアのメリディアンは本当にアーティスティック。

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異臭を放つ古臭ったエアコンを止める為にリモコンを探すも見つからない!!なんと、ベッドサイドの棚の中に隠れてました。レトロ過ぎるだろ。

水回りは一応清潔に保たれているが、水質は絶望的。また、ハウスキーピングも仕事が雑!
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グリーンチョイスを申請してるのに勝手に部屋入ってタオル交換してくるし、ハウスキーピング後にフロアが濡れていたせいで滑る滑る。大理石なんだからちゃんと拭いといて下さいよ!!


夜はホテル内のミュージックバーTiga Puluh(ティガプル)を攻めることに。18:00-21:00はグラスドリンクが半額と大変お得。仕事終わりにも間に合わせることができるカクテルアワーは大変良心的で、賑やかな環境で酒を楽しみたい人にはおススメ。


エレベーターで地下へ。めくるめく大人の夜の世界へ入り込んでいく感覚だ。

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バーカウンターのある手前の部屋ではNeyoやPuff Daddy、Usherなんかが流れてまったりした雰囲気。

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一方、奥の部屋は音楽ガンガンのディスコ風スペースになっている。

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バースタッフは年齢層がやや高めだが、皆様気さくで可愛らしい。

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20:00時を回ったあたりから店の雰囲気が一変。個人客の白人様が次から次へと降臨してくるのだが、その度にやたらと薄着の売春婦風女史が隣に座って白人様のご機嫌を伺ってる。そりゃあ単独で乗りこんでくる個人客が多いわけだ。


羽振りの良い中年男は女三人で隙間無く完全包囲し、彼がトイレに行くと女もすっぽんマークでついていく。圧倒的なスタミナと激しいプレースタイルで鹿島の黄金期を支えたキャリアピーク時の本田泰人ばりのマーキングで狙った獲物を離しません。


女性陣はビリヤードの相手も可。彼女らはショバ代を払ってここで働くメリディアン公認のプロ売春婦なのか?傍から見てたら完全に売春窟のようなんですが。

白人様と売春婦とのやりとりの顛末を見届けぬまま、この日は撤退。
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翌朝。ロビー階にあるレストラン「ラ・ブラッセリー」で朝食を。なかなか広くてメニューも豊富。

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アイスカフェラテを頼んだところ、本当はメニューにないけど特別に作ってあげると言って出てきたのが右の写真。なみなみ注がれたホットカフェラテ+アイスw渾身のサービス精神を披露してくれたのは嬉しいし、客の要望に応えんとする積極的姿勢は褒めて然るべきであるが、これをどう飲めと??


因みにこのラ・ブラッセリー、朝だけでなく昼も夜も営業してる。上の写真は昼のアラカルトメニューの一つで、ミーゴレン(RP120,000)。外の屋台の10倍の価格だけあって流石に美味。おススメです。

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もう一つおススメは旧館エレベーターホール奥にあるレバノン料理レストラン・アルナフォーラ。仕事終わりに部屋に戻ろうとするところでスタッフと目が合ったことから入店する流れに。

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エキゾチックすぎぃぃぃ。IS関連のニュースで見る古い中東の遺跡のような造りで、音楽ももちろん中東系。完全にミドルイーストワールドです。

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ピタサラダケバブ。店の奥にある巨大な窯で焼かれたケバブはジューシーで食べごたえがある。


〆は中東デザート詰め合わせ。Halawa Beirut, Mohalabia, Asaba Halawa, Baklawaという4種類だが、この中で分かる単語はベイルートだけwそれでも頼んでみたけど、プリン以外はちょっと癖があって口に合わず…

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テラス席はアラビアンナイトの世界。レストラン内の雰囲気もスタッフの愛想も良いし、味も◎。エキゾチックな夜をお求めの方にはおススメです。

この他、ロビーラウンジや日本食屋の葵、ベーカリーなどもあったりと、飲食施設が充実しているから長期滞在のビジネス需要が高いのだろう。それでもやっぱりSPGカテゴリー4は過大評価も良いところかと。安眠できない程の居心地の悪い部屋は流石にもうコリゴリなので、メリディアンジャカルタは今回で見納めでしょう。

ルメリディアンジャカルタ


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住所: Jl. Jend. Sudirman Kav. 18-20, Karet Tengsin, RT.10/RW.11, Karet Tengsin, Kota Jakarta Pusat,
電話: +62 21 2513131


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