チェンマイっ子の精神的支柱 ワット・チェディルアン

数百あるチェンマイの寺院の中でも随一の格式の高さを誇るとされるワット・チェディルアン。チェディ=仏塔、ルアン=最も大きなという名が表す通り、創建当時にチェンマイ一の巨大仏塔が築かれ、その偉容を今なお半壊状態ながら見ることができる。また、チェンマイ王朝建設の基礎となった「国の礎の柱(サオ・インタキン)」も境内に安置されていて、1年に1度だけ守護柱が開帳されるサオ・インタキン祭には毎年大勢の参拝客が国家の安寧と繁栄を願い、お花やロウソク・聖水・お線香などを持って参大挙して押し寄せるそうだ。なんだろう、チェンマイ的には日本で言うところの皇居くらいの扱いなんだろうか。とにかくチェンマイっ子にとっては由緒正しき重要な寺院なのである。


一歩境内に踏み入れると、宝石が散りばめられているかのうような派手派手な本堂に圧倒される。日本人的には何となく「由緒正しき」というと地味で控えめながらも自然とオーラを身にまとっているようなイメージだが、ところ変われば考えも変わる。ここで重要なのは一に派手さ二に派手さ三に派手さとなっているようだ。

元の始まりは1391年にメンラーイ王朝第7代セーンムアンマー王が亡くなった父を偲んで建立したと伝えられている。父子家庭で育ったのだろうか、なんという父親思い。泣かせます。
ひだり みぎ


中も金箔ぺったぺたで、目が痛くなるというか色彩の感覚が麻痺する程の豪華爛漫さ。

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封筒に願いを書いてお布施を包ませたり、天井から吊るされた帯みたいなの買わせたりと、様々な形でチャリーンとお金が落とされるマネタイズの仕組み作りがしっかりと構築されている。


こちらは本堂の西に建てられた女人禁制、男限定の祠堂。

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壁面びっしりに仏教の世界観が描かれていて、どこか神秘的な空間。ただ、特にいかがわしい表現が描かれている訳ではなく、何故女性の入場を禁止するのか分からない。よほど神聖な場所のようだが、もしかしたらこの祠堂にサオ・インタキンが保蔵されているとか。


本堂の裏手にある高く聳える仏塔。残念ながら1545年の大地震の際に部分崩壊し、近年になってタイの文化庁やユネスコなどの主導で一定の修復がなされたが、当時の姿を取り戻すには至っていない。それでもその存在感たるや、凄まじいものがある。


半壊とはいえ近くで見上げると凄い迫力だし、仏塔を支える巨大な四角形の基壇(1辺が約60m)の大きさから考えても如何に往時の規模が大きかったか伺える。なんというか、仏塔というよりは、神殿とか城のようにも見えてくる途轍もないスケール感。天国の御父上もさぞかし満足されたことでしょう。

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仏塔の上部四方にはナーガ的な像に護衛された仏像が安置されているようだ。陰に隠れながらもニコっとしたお顔がチラリと覗く。

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「あぁー、食った食ったー」みたいな感じでお腹をさすってるようなB級感満点の脱力系仏像も。格式高い仏塔とのギャップに萌える


僧房の脇では旅行者に仏教に関して正しい知識を身に付けてもらおうという趣旨で始まったモンクチャットが絶賛開催中。旅行者が仏教や僧のライフスタイルやタイの文化などについて自由に若い僧に英語で質問することが出来るこの「教えて僧侶さん」的なコーナー、大人気を博しているようだ。僧の皆さん、普通に英語ぺらぺらでワロタ。ほんと、そこらへんの大学生を僧侶コスプレでバイトさせてるのかってくらい流暢な方もいらっしゃった。これはナイス試みだが、煩悩まみれの白人旅人なんかと接触することで欲望を抑えつけてきたであろう若い僧侶が変な道に進まないか心配だww

ひだり みぎ
夜もライトアップされて偉容を誇る。

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パンチパーマのこいつもバッチリとライトアップ。


【Wat Chedi Luang】
住所:103 Road King Prajadhipok Phra Singh, Muang District, Chiang Mai
電話:+66 53 276 140



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【2014年チェンマイ旅行記】














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