カラベルホテルのハイティーと牛角ランチは不完全燃焼な結果に終わる

3月某日、久しぶりのホーチミンに降り立った。仕事での訪問だったけど日曜日がまるまるオフだったので適当に町をぶらつくことに。ここホーチミンは四季はないが、二つの季節区分がある。即ち、5~10月の雨季と11~4月の乾季。雨期は雨が降ってもどんより蒸し暑く、乾季は殺人的直射日光で焦げるように暑い。なんだよ結局いつ来ても暑いじゃん、ということで、今回も暑さからは逃れられません。


あるんですよガラス張りの高層建築がホーチミンには。そしてその足元に伸びる中心街のグエンフエ通りの全区間(ホーチミン市人民委員会~ サイゴン川)とレロイ通りの一部(市民劇場~ケム・バクダン)は未だに地下鉄工事で封鎖中。貧乏くさくてごみごみしながらも風情を感じさせた田舎町サイゴンがどんどんと近代都市へと急変を遂げていくのが何となく寂しい。


グエンフエ×フエ通りの交差点もこの通り重機が稼働していて通れない。サイゴンのランドマーク的存在として130年以上も営業を続けてきた国営百貨店も地下鉄工事に伴い閉店となってしまったし。


オスカーホテル内のレストランに登って上空から眺めてみた。ホテル前の通りが封鎖になってしまって商売あがったりという感じで部屋代もビュッフェ料金も相当落としているようだった。


何がすごいって、現場のおっさんの汗が飛んでくるくらいの距離まで近寄れてしまうというww地下鉄工事は日本のゼネコンが請け負ってるので、監視員とでも思われているのか。


グエンフエ×フエ通りはあんなだが、ショッピングストリートのドンコイ通りには影響なし。市民劇場前やカラベルホテルも健在だ。


殺人的日差しで肌がミディアムレアくらいまで焼けあがってしまったので、冷房ばっちしのカラベルホテルに避難。昨年末に泊まった時はロビーの改修工事が行われていたが、どうやら既に工事を終えているようだ。

ひだり みぎ
真新しいピッカピカのロビー。


バンコクでも見るようなモエ・エ・シャンドン専門の洒落たバーカウンターなんかがあったり。ドンペリもあるのかな。


カジノVEGAS CLUBも健在。

ひだり みぎ
ロビーラウンジもCafé de l’Operaとして改装オープンしてた。12:00-17:00にハイティーをやっているようで、白人ビジネスマンや駐在妻風の貴婦人などが思い思いにゆったりとした時間を過ごしている。中々の雰囲気だし、ちょっと入ってみよう。


メニューを見るとハイティーは一般的な英国式の他、ベトナム式ハイティーもあったので、ベトナム式をチョイス。

飲み物はラバッツァのコーヒーかロンネフェルトのティーが選択できる。そこはベトナムコーヒーじゃないんだwお茶はメニューを渡される口頭で説明を受けたのだが、その中でカモマイルという名前が引っかかる。名前から察するにハーブ系だろうが、なんだったっけカモマイルって。何だか分からないのに語感からカモマイルを選択。

結局、カモマイルは菊でした。菊花茶、さっぱりしてて疲れがスーッと引いていく。

ひだり みぎ
窓の外に市民劇場がばっちりと望める優雅でくつろげる大人な空間。 だが、暑い。日差しを避けにカラベルに入ったのになんでわざわざ日が全開であたる窓際を選んでしまったのかwww汗をかきながら通り行く人々の人間観察をしながらベトナム式ハイティーを待つ。その間、20名ほどが脇の通りを通ったが、日本人女子率の高いこと高いこと。


定番の3段トレーではなく、ベトナムっぽいアジアンテイストなお盆でワンプレーとでどんと来る。第二ラウンドがあるのかと聞くと、that’s allと。


全10品、ちっちゃなのが所狭しとぎゅっと詰められていて、内容はちょっとした軽食のよう。お値段はこれでVND280,000(≒1,600円)。ヴーヴ・クリコのシャンパン付きでVND380,000。美味しいし、まぁ確かに安いから値段を考えたらこんなもんなんだろうが、やっぱりどうも足りん。腹七分目というか、三分目にも達してない。そういやパークハイアットのアフタヌーンティーが17:00までやってたよな、と思い足を運ぶも残念ながらホテル全体が改修クローズになっていた。改修されてることすっかり忘れてた…そこで、ビンコムセンターを歩いてみると、地下の角っこに牛陣を発見。ハイティーから牛陣とかどんな流れだよと思いつつも、胃袋がハイティーをアペタイザーと思ったらしく体がガッツリとしたメインを欲しているのでしょうがない。

ひだり みぎ
しゃぶしゃぶ、すき焼きがメインなので具材が並ぶが、一人しゃぶしゃぶはちょっと寂しいということでハンバーグ定食を選択。因みに店の中の客は小生一人。それに対し従業員が5人。謎の人海戦略発動中だが、特に何をするわけでもなく、なんか談笑していて煩いし…


ふぅ。味は必要以上に濃い。肉は必要以上に固い。うわーと思い茶碗蒸し食べたら今度は水のように味が薄いという。デザートに食べたもっちりしたタロイモ(?)アイスが一番まともだった。

くっそー、せっかくのホーチミンなのに食欲不完全燃焼。夜はシェラトンサイゴンのシグネチャーレストラン「レベル23」で食欲の赴くままに食べ漁りたい。

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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    ジャランこ様。
    失礼なコメントにサラッと返答して頂き、ありがとうございます~~^^是非、2種類制覇してください^^
    それにしても、まさかあんなクオリティーのスイティエン公園がテレビに取り上げられるとは…まぁ、あんなとんでもクオリティーだからこそ、ネタにし易いのか。私も貧乏性なもので、良いホテル泊まったら大体はラウンジで食い倒し飲み倒し、プールもジムもフル活用。もとを取ろうと必死になっちゃいます。

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