海外でクレカへの不当請求被害に遭った

海外のホテルから不当請求を受けた話。

一応の名誉の為にホテル名の一部を伏せようと思うが、バレバレかな。
4月末にJW ●arriott 香港に宿泊したんですわ。週末香港ってホテル代がむっちゃ高騰するし、予約サイトによっても価格差異があったりするから色々と比較した結果、Agoda経由JW ●arriottのクラブアクセス付きプランがお得感あったんで泊まってみました、と。公式の●リオットサイトにベストレートギャランティー依頼を仕掛けるのも面倒だったので、そのままアゴダで予約をポチッとな。全額前払いディール。

宿泊記は後日アップするけど、今思えばチェックイン時から危なげな対応というか、トレイニーレベルの白人兄ちゃんがやったら不慣れ。遅くてぎこちない対応の白人さんにより部屋がアサインされ、最後に「デポジットの為にクレジットカードの提示をお願いします。」と。これ自体は不自然ではない。幾ら前払いでも幾ばくかの預かり金を抑えられるのは一般的な事なので、素直にクレカを手渡しましたと。

その後、クラブルーム特典の説明を受け、ルームキーを渡される。「では、良い一日を。」って。おい!!「では。」じゃねーよ。クレカ返せよ!!!本当危なっかしい。

で、だ。翌日チェックアウト時、支払いも発生せずに解放され、もちろん請求書なども受け取らずにホテルを後にした。問題はここから。
6月中旬にクレカ明細を確認したところ、AGODAからの請求に加えてちゃっかり○リオット香港まで請求してきてやがるのだ!!!!!!!

Luxury Hotels Int’l of HongkongによるHK$3,520の請求。4月末にはAGODAへ同額を完済しており、一泊で合計HK$7,040(≒11万円超)を請求された格好だ。因みに●リオットからの請求も請求日から1か月超が経過しており、既にしれーっと決済されている。こちら側からしたら不当な二重決済被害だ。東南アジア奥地の家族経営の民宿じゃない、全世界でチェーン展開なくせして、どんだけ管理が杜撰なんだ。

どうしてこうなったのか。
請求元がアゴダと●リオットの二か所なんだから、クレジットカード会社の問題ではないだろう。そして、今回はAGODA経由での予約なので、AGODAからの請求は正当。問題はしれーっと宿泊費を二重取りしてる●リオット香港だろう。早速、●リオット香港と●リオット本体のカスタマーサービスに異議を申し立てる。早急に調査し、電話で原因報告の説明を求むと。

半日後、●リオットから返信メールが届く。「問い合わせ受領。ちょっと待ってね」の自動メッセージだ。チッ。
その翌日、●リオット香港からメールが届く。以下、意訳。

「予約システムにテクニカルエラーが発生した可能性があることを発見。アゴダでの前払い予約ではアゴダがクレカ情報をホテルに送るのだが、貴方のケースの場合、貴方のクレカ情報が間違っていた為に二重請求になっちゃった。アゴダのシステムサポートチームには話してあるから、二度と同じ問題は発生しません。ついては、添付ファイルのリファンドレシートを確認あれ。すまんね。次回お泊りになる際にはハーバービューにアップグレードしますよ。また近いうちにお目にかかれることを楽しみにしてます。良いサービスをお届けできる自信があります。」

感じたこと。
・えっ、なんかアゴダに責任転嫁してる?本当にアゴダの責任なの?怪しい。
・エラーが発生したという断言でなく、発生したかもしれない(there may have been)といういい加減さなのにAgodaをディすってる?
・香港の高級ホテルって●リオット以外にも星の数ほどあるんだが、この問題の後にまた●リオットを選択すると思っているの?
・Sorry for inconveniences causedって便利な言い回しだよな。日本語で言う「誠に遺憾である」的な。
・事務的に終わらせようとしてる感が強すぎる。

とにかく、ホテル側はあれこれ苦しい弁明をして返金手続きもすると言っているが、どうも腑に落ちないというか釈然としない。アゴダはかれこれ40回も50回も利用してきてるのに、アゴダのミスに起因する二重請求なんて発生したことがないのだ。もう少し戦ってみることに。

⇒アゴダに連絡。
●リオット香港から二重請求され、原因説明を求めたところ、貴社(アゴダ)のミスに起因しているとの弁明を受けている。本当にそうなのか、貴社に於かれても事実確認をして頂きたい。もし貴社サイドに問題があるならば、問題再発ふ未然に防ぐ為の然るべき対処を望む、と。

そしたらだよ。日本語で返答を受けた。
「弊社では、安全のためにPCIセキュリティスタンダードを遵守しておりますので、お客様のクレジットカード情報は一切保管しません。また、個人情報保護法の為にも、お客様の連絡先等はホテルへ一切連絡しておりません。」

え?????えぇえええぇえぇえ!!?何なの○リオット香港の説明は????????
ホテルと確認取れ次第、追報を入れて頂けるとのことで、現在AGODAさんからの連絡待ち。これに関しては進展が入り次第アップデートしようと思う。

⇒更新
AGODAさんから返信が来た。
我々は悪くないですよ。ホテルのシステムミスにより二重請求となりました。ホテル側にコンタクトとってみて下さい、と。客に仕事を丸投げすんなよ。
あぁもう堂々巡り。●リオットはシステムエラーシステムエラー、不運な事態だったって呪文のように繰り返すだけだし、客のサインも得てない請求を回すというミスに対して謝る姿勢も希薄。やっぱアメカスって糞だわ。

AGODA以外にも楽天トラベルや一休、Expedia、るるぶ、booking.comなど無数のホテル予約サイトを使ってきたが、今回のような二重支払い被害に遭ったのは初めてであり、基本的にはホテルと予約サイトのシステムが確立されていて問題はないのだと思う。だが、何かしらの原因で二重に請求されることは起こりえるので、きちんとクレジットカードの利用明細は確認すべし。自己防衛としては当たり前のことだけど、忙しいと意外と確認を怠ってしまうもの。貴方のもとにもしれーっと二重請求がいってるかもしれません。気を付けましょう。

【二重請求被害者を減らす為の注意喚起が当投稿の主目的で、事実に基づいた公益目的の情報発信です】

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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    匿名様
    はじめまして。コメントを頂きありがとうございます。
    二重請求を未然に防がれたようで、何よりでございます。

    Agodaの場合、利用客がオンラインで予約した際に、Agodaの口銭を引いた金額でAgodaが各ホテルに予約を入れるシステムになっているようです。よって、ホテル側はAgodaから料金回収すべきところ、不案内なホテルスタッフがチェックアウト時に誤って客人に請求してしまうのでしょう。キャンセル時に「通常はチェックアウト時の支払いなんだけど…」とこぼしているということは、客人がチェックアウト時にホテルがAgodaに対して請求書を切るところ、当該従業員がAgodaではなく客人に対して宿泊費を請求するものだと誤認していたのかもしれませんね。

    いずれにせよ、客側からすれば宿泊時にホテルから請求された場合は不当な二重請求のケースとなりますが、それでも請求書にサインをしてしまったら盲判とはいえ支払を認めることになりますからね…。今回は匿名様が直ぐに気付いたことで二重請求分をキャンセルできて良かったです。こういってしまえば当たり前の結論となりますが、「請求書にサインする前に良く考えよ。自分の身は自分で守れ。」ということですね。

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