成田本館4階のJALファーストクラスラウンジ

広州への戻りは成田発のJL855。久っしぶりの成田、都内某所からの移動で道中渋滞に巻き込まれて肝を冷やしたが、なんとか出発時刻1時間前に空港に滑り込む。「広州行きのお客様は搭乗手続きを~」のアナウンスが流れる中でチェックインし、そこから専用のファストレーンでの荷物検査から自動化ゲートでサクサックっと流れるように移動する。マラドーナの目に突破可能なドリブルコースがはっきりと見えていたように、この日は小生の目にも混雑の間をすり抜け目的地に辿り着く為の最適ルートがパッと見えていた(気がする)。後は絶好調時の香川ばりの軽い身のこなしと機動力で人ごみを駆け抜けるのみ。ホント記録物のスムーズさで、リムジンバスを降りてからファーストクラス/サクララウンジの入り口に至るまで要した時間は10分足らず。お蔭でラウンジで一杯引っ掛ける時間でできましたわ。この日の成田の職員の手際の良い仕事ぶりも称賛に値するが、小生の敏捷性もまだまだ捨てたものではないとついつい己惚れてしまいそうになる。

3階のメインラウンジはアジア各方面行き社畜仲間の皆さま方で混雑してそうだったので、メインラウンジ入り口手前のエスカレーターで4階のラウンジへ。

07:30~12:30と午前中のみのオープンの4階Fラウンジにダイヤマルコを振りかざして入場する。4階はあくまで3階メインラウンジの混雑緩和策として設けられたアネックスくらいの位置づけなんだろう、シャワーや有人マッサージ、職人による握り寿司サービスなどは無い。でも、そのぶん利用者が少なく、ゆったり落ち着けるんだ。

デザインコンセプトは3階のラウンジとほぼ同等。できればもっと思いっきり和のテイストを加えて欲しいものだんだが、やっぱり難しいものなんかね。
ひだり みぎ
ダイニングルームも利用者は疎ら。座席数は多くはないが、3階のように知らんオジサンと相席を余儀なくされることもない。

ダイニングメニューはサクララウンジと比べて小分けメニューが多いかな、程度。寿司バーが無いのは残念だけど。
ひだり みぎ
それでも味噌汁やスクランブルエッグ、ソーセージ、ハッシュドポテト、サラダ、メゾンカイザーの菓子パンなんかの基本メニューはおさえられているし、名物の特製ビーフカレーやゴッホの玉葱スープも用意されていて、朝の小腹を満たすには十分な内容ではある。

ひだり みぎ
ビバレッジコーナーにはクッキーやチョコレートなどの軽食類からエスプレッソマシーンにティーパックのお茶類、フレッシュジュースなどのソフトドリンク、 シャンパンから白・赤ワイン、ウィスキー、リキュールなどのアルコールが置いてある。もちろんビールは自動サーバー機により注がれる。


ラウンジルームは流石に詰め込み過ぎ感は無く、非常にゆったりと落ち着いた作りになっている。おススメは窓際に配置されたオットマン付きの1人用チェアー。サイドテーブルやコンセントも完備されているので、酒を仰ぎながらゆっくり寛ぐことができる。

その他、パソコンやプリンターが並ぶビジネスセンターや、羽田のFラウンジのような靴磨きサービスもありますよ、と。靴磨きは4階では07:30-12:30、3階は15:00~20:00と、午前午後でサービス時間が違うので要注意。通常は搭乗開始時刻の30分前までに受付が必要らしいが、朝は空いていたからか搭乗開始まで20分を切ってても対応してくれた。そりゃそうだよな、ラウンジの利用者が私以外に2人しかいないんだから、忙しいわけはない。


こんだけピカピカにしてくれたんで、早速履いて帰ることに。靴磨きの手間とお金が省けて助かるわ。八重洲地下街の靴磨き本舗だとオールデンで3000円超しちゃうんで、ラウンジで磨いてもらうと凄い節約した気分になるwちょっとアッパーにキズ入れちゃったんで、次は図々しくも補色クリーム持参で補色もお願いしてみようかなww

てなわけで、出発前に静かにリラックスしたい方には4階のラウンジも意外とおススメです。……なんて言って4階のラウンジが込んでしまったら困るので、皆様これからも3階のメインラウンジをお楽しみください。

JALファーストクラスラウンジ@成田空港
【営業時間】
・本館3F 7:30~22:00
・本館4F 7:30~12:30
・サテライト 7:30~19:00
HP:http://www.jal.co.jp/narita-t2/lounge/

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