ヤングでポップでちょっと残念なアロフト広州大学城 宿泊記 Guangzhou Aloft

SPGプラチナ修行で広州のアロフト&フォーポイント巡りの巻。

初日は広州大学城アロフト。その名の通り大学城にある。広州では最安値のSPGで、レッドホットプロモ中だったりするとRMB300代から泊まれる比較的修行僧のお財布に優しいホテルである。そんなアロフトへのチェックイン日、昼過ぎに流暢な英語を話すアロフトスタッフから電話がかかり、「何時に来ますか?」「禁煙席ご希望ですよね?」と質問攻めに遭う。これらのリクエストは予約時にオンラインでしてあるが、リコンファームが必要なんだろか。電話対応はやっぱりアロフトらしいフランクな印象。友達かよ、みたいな接し方だが、良く言えばフレンドリーで接し易い対応だった。うわー、この子絶対色白美人だろーと妄想させる声だったしw


最寄り駅は広州の地下鉄4号線・大学城南駅。B出口を出てから更地をショートカットして立徳街へ、そこから川に向かってひたすら南下する。人も車も疎らで、全体的に緑化率高し。閑静な中級住宅街といった感じで勉強に没頭するには素晴らしい環境だ。


駅からは徒歩10分くらいでアロフトの看板が見えてくる。真新しい宿舎みたいな外観だ。因みにだが、この珠江の中州に建てられた大学城には10もの大学が詰め込まれ、十万単位の学生が学業に励んでいる。お前らここで勉強しろよ、と。うーん、なんとも社会主義的な。一応“城”の中には、生活区と言われるエリアがもうけられたりして、普通の街と同じ機能がすべて揃っているが、基本は学生の町なので、観光客が来るようなところじゃない。

ひだり みぎ

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傘や自転車のレンタルもあり。大学生カップルを意識してか、二人用のタンデム自転車なんかもあったりする。ホテルのデザインといい、どうしてもラ○ホテル路線にまっしぐらといった印象を受けてしまう。


フロントデスクはDJブースみたいに円形で、若くてポップな印象はまさにアロフトの文法通り。客層もスタッフも若くて何だかパーティーパーティーした感じ。パスポートを渡すと「あぁ、Mr○○。さっき電話した者です。ウェルカム!」とニコヤカな歓迎を受ける。電話の声から想像していた美人タイプではなかったが、しっかり仕事ができそうな地味系才女といった雰囲気の女性でこれはこれで好印象。ゴールド特典はレイトチェックアウトと125スターポイント、それにWXYZバーのドリンククーポン一枚という内容。クーポンは当日だけじゃなく、翌月末まで有効になっていた。

ひだり みぎ
色彩豊かなロビー。ポップな色使いや爽やかな音楽の選定など、典型的なアロフトそのもの。インシンクなんて久しぶりに聞きましたわw

ひだり みぎ

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部屋も「ザ・アロフト」。バンコクのアロフトと似たような作りだけど、バンコクはL字型ソファーが角に配置されてたりして居住性も高いし、リネンやベッドの質もバンコクの方が良いと思う。まぁ広州は値段相応ということで。なーんか安っぽいんだよな。

ひだり みぎ

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シャンプーやボディーウォッシュもアロフトやW御用達のBliss。歯磨きや櫛などの小物はバンコクと違って一通り揃っている。

ひだり みぎ
ウェルカムフルーツもあり。ただ、冷蔵庫は中身なしパターンでルームサービスも無しっていうのは萎える。その代り、1階にある24時間オープンのre:fuelで食べて下さいな、と。

ひだり みぎ
部屋は8階。交通量も多くない川沿いに面していて静か。


朝食バイキングは1階のNookで。見た感じしょぼかったが、周囲に他の食事処がなかったのでしょうがなくここで食べることに。SPGメンバーの15%オフがあって100元弱くらいだったかな。

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カレーや煮込み大根なんかもあるんだけど、取っ手が熱すぎて蓋を開けられない。ウェイターに開けてもらおうと思ったら「これ、熱っ!」て言ってオーブンミット持ってきた。最初から用意しといて下さいよ。

ひだり みぎ
蒸籠があったので楽しみに見てみると、中身は紫芋に安っぽい饅頭、それに蒸かしたミニポテト…とても食在広州で知られる都市にあるホテルとは思えない残念なラインナップにがっかりする。


これにオムレツを作ってもらって100元弱。周りにレストランが無いのでしょうがない。

ひだり みぎ
ジムとプールは24時間開放。プールはカルキがきっつい感じで匂いも酷かったので入らずに即退散。


ジムは器具の種類も台数も少なく、このマルチファンクショナルな一台で全部やっちゃってください、みたいな感じになっていた。一台しかないと混雑時に不便。


汗をかいた後はシャワーを浴びて一階のバーへ。バーとレストランは同じ人が掛け持ちしてるのか知らんが、レストランとの間を行ったり来たりしていて中々オーダーを取りに来てもらえない。ウェルカムドリンク飲みたかったのに。

ひだり みぎ
バーはヤングな内装になっていてアロフトらしくビリヤード台もあるし、ウノの貸し出しもやっている。ビールは9種類あり30元~。カクテルは12種類で48元~、Blue LoveやらLips KissやらFeelingなどオッサン頼むには気恥ずかしいネーミングのオリジナルカクテルも揃っていた。完全に学生向けのバーですな。

全体的にとにかくヤングで成熟しきっていない印象のホテルだった。立地条件も悪いし、広州で安くSPG修行を済ませる目的以外には泊まる目的を見いだせない残念系のホテルだったかな。

アロフト広州大学城(Aloft Guangzhou Hotel University/广州大学城雅乐轩酒店


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住所:No.66 Li De Street, Guangzhou(広州立德街 66 号)
電話: (86)(20) 3100 0888



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