リッツカールトン ジャカルタ宿泊記(Ritz-Carlton Jakarta Pacific Place)

今日の宿泊先はリッツカールトン ジャカルタ パシフィックプレイス。パシフィックプレイスから車で10分ちょいのところにはテロアタックを受けたリッツカールトン クニンガンや同じくテロの標的とされたJWマリオットがあるし、ジャカルタではマリオット系列が結構頑張っている。JWマリオットはJWのくせに大衆的な感じで心に響かなかったが、ここリッツ・パシフィックプレイスは全62室しかなく全てクラブルームという特別な構成なので、滞在客一人一人にきめの細かいホスピタリティが提供され、滞在していて気持ちが良い。

ホテル外観。
ひだり みぎ

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証券取引所や高級ブティック、有名企業のオフィスなどが密集するジャカルタのビジネス街・スディルマンエリアの中心地にそびえるガラス張りの近代的高層ビル。こちらがリッツ・カールトン ジャカルタ パシフィック・プレイスだ。昼も夜も抜群のイケメンっぷりで、いつも周囲の注目を集めている。格好良すぎでしょ、ほんと。


上品なシャンデリアを配した高い天井のロビーは豪奢で優雅な空間になっている。今日は昼前にホテルに着き、スーツケースを預けてホテルに隣接するショッピングモールで昼食を、と思っていた。すると、「いやいや、お部屋の準備も直ぐにできるので、是非当ホテル自慢のクラブラウンジで昼食をお取りください。」と、21階のクラブラウンジに通される。マルコポーロベネフィットでアーリーチェックインが受けられるのは知っていたが、まさかチェックイン日の昼飯まで頂けるとは。モール内の大戸屋か一風堂でのエコノミーランチを予定してたのに、5つ星ホテルでのラウンジランチに思わぬアップグレードにニヤけてしまう。チェックイン前だというのに恐縮過ぎる。

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21階のラウンジはインテリアもスタッフも非常に洗練されている。居心地が良くついつい長居をしてしまいそう。しかも朝食・昼食・夕食でメニューがガラリと変わるようなので、乞食活動にはもってこいの良ラウンジだ。


ラウンジからはジャカルタ一のオフィス街・スディルマンエリアのパノラマビューが楽しめる。


相変わらずの渋滞ぶりを高みの見物しながらランチを頂くことに。

ひだり みぎ

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素晴らしい。ガッツリ系は少ないが、アフタヌーンティー系のスイーツが豊富に揃っていて、色々と目移りしてしまう。


何とも美的センスの無い盛り付け方で上手さが伝わらないと思うが、デザート類がどれも絶品。特にプリンはキャラメルの膜がカリッカリになっていて、2個でも3個でも平らげられる衝撃的な美味しさだ。

ちょうどこのプレートを食べ終えると、オリエンタルな魅力たっぷりのマレー系美女がやってきて、ラウンジにてチェックインを済ませてくれた。私もまだまだ若いようで、Welcome to your home in Jakartaなんてキラースマイルで言われた日にはドキッと来る。

ラウンジを離れる時にはラウンジスタッフ一同からシーユーアゲインミスター○○と名前で呼ばれたりして、パーソナルな対応が徹底されている印象を受ける。聞けば、ラウンジの利用客は139戸のレジデンスに住まう固定客に全62室のホテルにステイする流動客のみに限定されているので、一人一人に親身な対応が出来るのだという。マンダリンオリエンタルも良かったが、リッツのホスピタリティは更にその上を行く。

今回はラウンジを出て直ぐ目の前の部屋となった。ラウンジに入り浸る魂胆がバレてたのだろうか、ラウンジ乞食には最高のロケーションだw
ひだり みぎ
重厚なドアを開けると、左手にシックで落ち着いた大人の雰囲気にまとめられた寝室が現れる。3.5メートルという高い天井にジャカルタのビジネス街が一望できる壁一面の窓による視覚効果で、面積以上にゆったりとしたゆとりが感じられる。一通りの部屋の説明を受け、ここでマレー美女とはお別れだ。


入り口右手はウォークインクローゼット。


高級感ある大理石のバスルームはクローゼットと寝室の両方から出入り可能。

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ダブルシンクの洗面台に独立した大理石のシャワーブースがあり、水回りも広々。トイレにはウォシュレットまでついていて、言うことなし。

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埋め込み式の大理石のバスタブも長さ深さ共に非の打ちどころ無し。ロールブラインドも勿論全自動式で、ボタン一つで上がり下がりする。

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バスタブからの眺め。ビルに囲まれたスペースにプールと南国風ガーデン、テニスコートがあるのが確認できる。後でプールに行こうと思うが、雲行きが怪しいのが気がかりだ。

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バスアメニティはリッツクラブフロアお馴染みのAsprayパープルウォーター。

ひだり みぎ

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こちらは寝室からの眺め。

ひだり みぎ
近代的で煌びやかやのぅ、ジャカルタの夜は。


ただでさえ高層ビルが立ち並んで近未来的なスディルマンだが、2020年までには高さ638メートル(111階建て)の超高層ビル・シグネチャータワーが完成する予定となっていて既にプロジェクトが少しずつ動き出している。ジャカルタ凄いわ。
*写真はシグネチャータワーの公式サイトから拝借しました。


ちょっと休息を取った後は8階にあるスイミングプールへ。緑もいっぱいで、近代化が進む活気に満ちた忙しいエリアのなかにある寛ぎの空間だ。

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よっしゃ!ひと泳ぎしようと思ったところでスコールに降られたので、ラウンジ乞食タイムへ。雨だし渋滞も酷いしとで、今日はもう引きこもりのラウンジ乞食コースだな。

ひだり みぎ

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部屋に戻ると、ターンダウンが終わっていた。300スレッドカウントのすべすべリネンにフカフカ羽毛ベッド、そしてガチョウの羽毛使用の抗アレルギーのスポンジ枕など、快眠を誘う良質な寝具が揃っている。居心地良すぎて離れたくないわ。

翌朝、朝飯を頂きにラウンジへ。乞食精神全開の私にも優しく接してくれるラウンジスタッフ一同。

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ジュースは生絞りで搾りたてのフレッシュなものが供される。素晴らしい。

やっぱりホテルレベルが高くないジャカルタではリッツカールトンが一番洗練されてるかな。スタッフの質、部屋の広さにクオリティ、ラウンジサービスの内容、立地条件など全てに於いて高得点で文句無し。次はジャカルタ内にあるもう一個のリッツカールトンに泊まってみようと思います。

リッツカールトン ジャカルタ パシフィックプレイス





住所:Jl. Jendral Sudirman Kav. 52-53, Jakarta, 12190, Indonesia
電話:62-21-25501888



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