ホイアンそぞろ歩き ~夜編~

ホイアン最後の夜。軽く一杯ひっかけてやろかと、ネオン代わりにランタンが光る夜のホイアンを酒を求めて歩くことに。


健全な町ホイアンでは、乱痴気騒ぎをする無法者なども皆無で、夜の帳が下りた後の町は静寂に包まれる。いや、本当、池波正太郎の時代小説の中の舞台を歩いているような気分になるんだな。前から歩いてくる男が岡っ引きに見えたりなんて。


初めに行き当たったバー、ここはどうか。いや、ビール1杯5000ドン(20円)はいくらベトナムとは言え安すぎて心配なので敬遠だ。


こちらはイエローリバー(黄河)というレストラン。これまた歴史ある中国式家屋を改装したようなムーディーなお店で良い感じ。陰陽窓子という中国の陰陽思想に基づいた建築設計になっていて、向かって左側が女(陰)性の窓、右側が男(陽)性の窓になるのだそう。店員の愛想も素晴らしいし、オリジナルカクテルもあるというので、ここに決定。


ケバケバシイ感じではないが、中央から入ると正面の上に祭壇があったりと、やっぱり店内も中華な雰囲気だ。店員さんも気さくでいい感じだし、一生懸命に英語を話そうとする姿が可愛らしい。

ひだり みぎ


店内中央のスペースには井戸があったりする。

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ドリンクメニュー。


オリジナルカクテルを頼んだら、Cham Island Ice Teaという凄まじいディスクリプションのカクテルがやってきた。「Olmeca Tequila、Wyborowa Vodka、Rhum、Havana Club、Dark Rhum Captain Morgan、Malibu、lemon Juice、Top Up Coke。」うん、死ねる。どうゆうこと?結局アルコールはそこまで強くなくアイスティーの味が勝っていたが、美味しいものではなかったな。


次いでおススメを伺うと、ちょっと来なさいアンタとレジに連行される。「こいつよ。」と指差された先を見ると…。メニューには無かったが、霊芝と朝鮮人参を白酒で漬けたオリジナルの漢方薬用酒で、滋養強壮に良いという。不気味なほどに色が出てて、ちょっとたじろぐ。確かに、高麗人参酒も霊芝酒もそれなりの効能があると耳に挟んだことはあるが、こいつはちょっと迫力があり過ぎる。


くわぁー。こりゃあ効く。滋養強壮の効果は分からんが、とにかく強烈な味なので体が燃えてくる。こりゃあ凄いの飲んだわ。小生の飲みっぷりに万雷の拍手が送られる中、店を後にする。もうそろそろホテルに戻ろう。漢方薬用酒のお蔭で千鳥足さ。

ひだり みぎ
小路を通ってショートカット。


すると、大通りに出たところでライブミュージックで賑わうローカルバーを発見。

ひだり みぎ
なんだこの場末のスナックのような雰囲気は。どういう店なのか読み切れない。完全にアウトなボディースーツ姿のマダムが顔とか触ってくるし…それでいて、普通に子供連れの家族がいたりもする。分からん、ここは一体どういった所なのか本当に分からん。でも、どこだっていいじゃん。さっきの強烈な酒のせいで、思考回路は思いっきり停止した。

ひだり みぎ
ビールを一杯頼んで周りを観察していると、どうやら歌好き素人の喉自慢の会場的な場所らしいことが判明。オーディンエンスが代わる代わるステージ登って美声(!?)を披露している。旧正月のイベントなのだろうか。順番に一人ずつステージに上がっていってるようだが、これ、私も歌わされるなんてことないよな。最悪、アカペラで何か披露してやるさ。ド下手のド音痴だが、恥の感覚が無くなるまでに薬用酒が効いている。でも、そんな心配も杞憂に終わり、小生にマイクが回ってくることはなかった。当然だよな、幾ら場末のカラオケバー(!?)だからといって、流石に言葉の分からない外国人にマイクを預けるなんて冒険はしないだろう。

[youtube]http://youtu.be/9TyApBo91KM [/youtube]

[youtube]http://youtu.be/gBImRISSrvQ [/youtube]
上手くない。決して上手くない。というか下手。それでも酒の力もあってかベトナム民謡の切ないメロディーにのせた素人の歌声が心にしみる。

[youtube]http://youtu.be/9b-hJrV1F3A [/youtube]

[youtube]http://youtu.be/kVwDXmHzd94 [/youtube]


結局、閉会まで居座っちゃいました。ビール一杯で100,000ドン(約400円)と場末のバーにしてはお高いが、きっとイベント入場込の価格なんだろう。良かった4杯も5杯も飲まないで。

これにてホイアン観光は終了。大人しくホテルに引き上げます。
明日はバイクタクシーでダナンへ移動予定。雨、降りませんように。



Booking.com

【2014年ホイアン・ダナン旅行記】




















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