シェラトン香港ホテル&タワーズ宿泊記/Sheraton Hongkong Hotel and Towers

明日の朝一で尖沙咀で用事がある為、今日はヴィクトリアハーバー沿いに建つ九龍側の定宿・シェラトン香港ホテル&タワーズに泊まることに。定宿といっても最近は専ら香港島側に宿泊していたので、シェラトンはかれこれ1年ぶりになるのだが、どうやらまーた宿泊費が上がっているようだ…新しく改装されたとはいえ、ベストギャランティーレートでハーバービューキングがHK$2,640(≒JP¥40,000)とは強気な価格設定にも思えるが、それでも場所と寝心地を考えるとシェラトンを選択せざるを得ない。とにかく香港は他も軒並み高すぎるのだ。

ひだり みぎ
香港で最も有名な繁華街ゴールデンマイルと呼ばれる”ネイザンロード”の最南端に位置し、ショッピングにもエンターテイメントにも抜群の立地条件。香港の夜景に輝く光と音のショー・シンフォニーオブライツを楽しめるプロムナードもホテルのすぐ目の前だし、ショッピング、グルメ、スターフェリー乗船など香港らしさを思う存分味わうことができる便利なロケーションで、初香港の方々にもお勧めできる。


エントランス。地層はショッピングアーケードになっていてレセプションは日本でいうところの2階にある為、ロビーにいるのは宿泊客中心となり安心感がある。

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クリスマスソングにクリスマスツリー。ロビーは早くもクリスマスモードじゃないですか。人肌さみしくなる季節ですな。

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優雅な螺旋階段で二階へ。

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こちらが今回泊まる14階のハーバービューキングベッド。今年改装されてカーペットが張り替えられたり水回りも作り直されている。アースカラーの落ち着いた雰囲気は上品で◎だし、ベッドの寝心地も快適そのもの。ネットが有料なのが残念なところか。至る所でwifiビュンビュンな香港なので無料wifiもつながるかと思ったら全然全然。たまーにインターコンチネンタルのfiwiシグナルが入るくらいだったので、部屋でネットつなげるにはお金を払うしか無さそう。

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特筆すべきはウォークインシャワー。設備自体は至極普通だが、バスとシャワールームとが完全に一体化していて扉で仕切ることが可能なので、バス+洗い場があるような広々とした造りになっている。そして、化粧台の前はガラスの壁になっていてシャワーを浴びながらにしてビクトリア湾も眺められる贅沢な設計。シェラトン香港は1974年築と古いホテルではあるが、改装が大変な水回りをここまで徹底して造り直したのは素晴らしい。


そして何といってもシェラトンの売りはハーバービューの眺め。 眺望の良さについては九龍サイドでも屈指かと思う。この展望が癖になり、シェラトンに泊まる際には毎回ハーバービューの部屋を取っている。

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ハーバーのすぐ横に建つインターコンチネンタル香港や香港藝術館、香港文化中心香港などが視界には入るが気にはならない。摩天楼の最も賑やかな部分は陰りなく見えるし、実際見るとそんなことよりも対岸の香港島のビル群に目を見張るので、ちょちょいと邪魔な建物があったりしても気にならないものだ。


昼はビクトリアハーバーの海、夜は100万ドルの夜景思う存分堪能できる。音が聞こえないので臨場感には欠けてしまうが、勿論シンフォニーオブライツだって部屋から鑑賞。可能。パンツ一丁でビール飲みながら眺めていても誰にも文句は言われない(はずです)。

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こちらは屋上にあるプール。狭いながらも日光浴にぴったりのサンデッキとスナックバーも完備。

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ジャグジーもある。

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夜の食事はホテル二階の天宝閣(セレスティアルコート)で済ますことに。コンシェルジェ曰く、天国の庭という名前にふさわしい優雅な雰囲気で長い伝統に磨き抜かれた高級中華が楽しめるとのこと。エントランスから店内へのアプローチはゴージャスで期待が持てる。


が、しかしだ。肝心のダイニングはだだっ広い大箱店となっている。ウッドパネル、シルクの壁、中国画などにより高級感を漂わせようと頑張ってはいるが、大陸からの家族連れのせいで大衆中華食堂のような雰囲気に成り下がってしまった。残念の極みである。


6種類のウーロン茶や2種類の鉄観音茶、3種類の龍井茶など、旬の食材を使った本格的な中国料理に合う種類豊富な中国茶を楽しむことが出来る。こちらは初めて口にする20年物のプーアル茶(HK$128)。嫌味がなく深い味わいで、どんな料理にも合う万能茶。よくぞまあ20年も成熟させましたわ。

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メニューは広東料理や海鮮系が中心。とりあず前菜として蒸し海老水晶餃子(HK$58)に生蟹身とチーズの甲羅詰め(HK$178)をオーダー。何かの受賞料理らしい。


メインは「鶏、食用蛙、トリュフ、各種キノコ、ピーマンの土鍋料理(HK$268)」これは完全に失敗した。好き嫌いあるだろうが、小生にはちょっと味が濃すぎた。中華は大勢で沢山頼んで多くのメニューを少しずつ突っつくのが食べ方の正解であり、一人で来るとメインが一つくらいしか頼めないし、その唯一のメインを外してしまった時のガッカリ感と言ったらもう…

ディナーは外れたが、気を取り直して最上階18階のスカイラウンジへと向かう。

スカイラウンジからはハーバービューの夜景がきれいに見えるので、少し安めのシティービュー側の部屋にして抑えた宿泊費でスカイラウンジから夜景を楽しむのもアリかと。

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普段は最高のビューに最高の雰囲気が楽しめるのだが、今日は日本人のオジサマ軍団が大声で騒いでいて辟易。誰かさんが帰任になるとか何とかで空気を読まずにバカ騒ぎ。楽しむのは大いに結構だが、騒ぐのであれば居酒屋にでも行ったらどうだろう。

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左からDaiquiri(HK$148)、Sparkling Punch(HK$205)、Sky Lounge Mojito(HK$148)。ディナーを外した悔しさをぶつけて3杯も飲んでしまった。

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一部カクテルメニュー。騒いでいた酒呑童子もいなくなってからはいつもの洗練されたラウンジへと復活。香港内のラウンジでも指折りの居心地の良さだと思うし、一日を締めくくるには最適な場所。リフレッシュしたし明日からまた頑張れそうだ。今週は金曜日にシェラトン東莞にも宿泊予定。SPG修行の追い込みって訳ではないけれど、たまたまシェラトンが続きます。

シェラトン香港ホテル&タワーズ/香港喜来登酒店 Sheraton Hong Kong Hotel Towers





住所:香港 九龙彌敦道20号 20 Nathan Road, Kowloon, Hong Kong
TEL: +852 2369 1111
FAX: +852 2739 8707
SPGカテゴリー: 5



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