チェンラーイの街をぶらぶら→寺院いろいろ

さて、お次はチェンラーイ市内きっての観光名所であるワット・プラケオに向かう。チェンラーイはランナー王国の首都だった古都もあり、ランナー建築の仏教寺院や庭園が町の至る所に点在している風情あり歴史薫る古都なのだ。お寺ごときが町の見どころなんてどうなのよ?とも思うが、きっとそれだけ旅行者を引き付ける魅力溢れる寺院に違いない。メンラーイ王の像からは1Km近くありそうだが、今日は街歩き以外の目的が無いのでぶらぶらと時間をかけて歩いて行くことに。


先ず、メンラーイ王像近くの個人経営の衣服店の大安セールに度肝を抜かれる。幾らで仕入れてるんだか、20Bって60円とかそこらですよ!セカンドハンドの古着専門のようだが、何故かオリックスのファン感謝祭の参加者に配布されたのであろう記念Tシャツや、どこどこ野球部のアンダーシャツなどが売られていて、ご丁寧に鈴木とか名前入りだったりする。「貧しい難民に衣服の援助を」的な流れで寄付された服なんじゃないかと思うのだが、元の所有者はまさかこんなところで20Bで売られているとは思いもしないだろう。

続いて、道の途中で発見したWat・Sriboonruangと書かれた寺院をチェック。

観光マップには載っていない無名寺院だが、威風堂々と建つ本堂の造りは中々のモノ。

ひだり みぎ
どうですかこの精巧な派風。芸術でしょう。ダイヤモンド社さん、来年度の○球の歩き方に是非!


入り口に立つすっきりとした顔立ちの像も特徴があり、最近の高校球児が如く凄く手入れされた眉毛に口髭、オシャレなパンツが目を引く。これがランナースタイルか。

ひだり みぎ

ひだり みぎ高ーい天井が開放感があって気持ち良い。地図に載るに値する立派な寺院だと思うんだがなぁ。


続いて更に西に進む。チェンラーイは市街地でもこんな大木が多く、散歩していて心が洗われる気分になる。寺院も数百年の歴史があるが、これらの木も街の歴史を感じさせてくれて古都・チェンラーイの雰囲気作りに大いに貢献している。


続いて見えてきたのは14世紀に建立されたとさせる格式高しワット・プラシン。どこかで聞いたことがある名前だと思っていたらチェンマイのワット・プラシンと姉妹の寺院だそうで、チェンマイの仏像のレプリカがこちらに安置されてるそうだ。流石ランナー朝の王都として栄えた歴史ある街だけあって、ラスボスのワットプラケオに辿り着く前に次々と歴史ある寺院たちが姿を現してくる。

ひだり みぎ
おっ、袈裟をまとった像がこっちにケツ向けて(寺院側を向いて)立っている。

ひだり みぎ
ワット・プラシンの「シン」はシンハービールの「シンハー」と同じで獅子を意味するのだろう。本堂の前には首輪を付けた二体の獅子の像が嬉しそうに吠えている。

ひだり みぎ
本堂内では漫画化(!?)された仏教神話を楽しむことができるので、タイ語の説明書きが分からずとも何となくの雰囲気で楽しむことができる。


存在感ある大菩樹。

ひだり みぎ
大菩樹をぐるりと囲むように各誕生日ごとの守護神が並んでいる。

ひだり みぎ

ひだり みぎ


もう寺院はお腹一杯だが、せっかくなのでやっぱり最後にワット・プラケオも見ることに。15世紀に建立されたワット・プラケオは、バンコクのワット・プラケオの本尊・エメラルド仏が安置されていた由緒ある寺院で、1990年に国王の御母堂90歳の誕生日の祝い品として造られた翡翠を彫ったレプリカが収められているそうだ。翡翠って水晶クラスでしょう、エメラルドは宝石よ。レプリカと聞いて期待値は下がるも、まぁせっかくここまで来たんでね。疲れた足を引きずって拝みに行きます。

ひだり みぎ
境内に入って先ず見えてきたのはこの御堂。こいつは翡翠じゃねえよなぁ。

ひだり みぎ
こいつらでもないだろうしなぁ。


これだな!多くの白人旅行者がカメラをパシャパシャいわせてる!間違いなくこれだ!


やっと見つけた。この翡翠はカナダ産のものを北京で加工したもので、高さは65.9cmとバンコクのオリジナルと同等の大きさとのこと。………ふーん、で、何?なんて思っちゃだめなのかなぁ。タイ人は凄く熱心に額を床に打ち付けんばかりに祈ってるし、きっと凄いものに違いない。ガイドブックでも一推しされてるくらいだし。良いもの拝めたと思って帰りましょう。

ひだり みぎ
何かこのライトアップの色が下品で徳を落としてる気がするんだよなー。

ひだり みぎ
他にもランナー・タイ様式のチェディがあったり亀がいたりと見どころはあるんですがね、今日はワット・ローン・クンを合わせると既に4か所目の寺院となったので、有難味が薄れてきているというか…。ここいらでホテルに戻り、シャワーを浴びてからナイトマーケットへと向かいます。

【ワット・プラシン】
開放時間:06:00-19:00

【ワット・プラケオ】
開放時間:06:00-18:00

Related posts(関連記事):

名前負けしたゴールデントライアングル
オピウム博物館の見学を終え、他の旅行者に混じって観光地化されたゴールデントライアングルの中心部をぶらつくことに。まぁ観光地化されたといってもラオス・ミャンマー・タイの3国の国境が見渡せるビュースポット近くに巨大な金ぴかの大仏があり、単調なフレーズの音楽が延々と流されるだけの退屈な場所だ。皆、大仏やメコン川をバックにシャッターを押し、満足そうに帰っていく。ただ、それだけの場所のように見受けられ、観光...
怠惰な土曜日昼下がりはエラワン祠とアマリンプラザへ
本日は土曜日で一日まるまるフリー。午前中は伊勢丹、セントラルワールド、ゲイソーンと周ってショッピング・エクストラバガンザを満喫し、午後は御利益が凄いと評判のバンコク一のパワースポット・エラワン祠の四面神にご挨拶しに行くことに。ここ、どんな願いも叶うもんだから、観光客から地元民まで、いつ来ても参拝客が途切れることなくごった返してて、線香の煙がムクムク立っている。とにかくエラワン神の“願い事成就率”は...
渋さ際立つワット・パンタオ
今さらだけど、昨年末のチェンマイ旅行記の続きを思い出したように書いてみる。 ラーンナー建築センターからチラっと見えたワット・パンタオへと向かう。チラリズムの魔力に魅了されたのか、チラッとしか見えなかったことから俄然ワット・パンタオへの興味が湧いてきた。さっそく手持ちのガイド本に情報を求めると、チェンマイで一、二を争う格式高き名刹ワット・チェディルアンの隣にポツリと建つ、ラーンナー様式のこじん...
魅惑のミャンマー タチレイ(タチレク)中編
気の弱そうなトゥクトゥクドライバーによるタチレイ観光ツアーが始まった。タイ側ではチェンマイからメーサイまで豊かなプランテーション地帯が続いてたのに、ミャンマーに入ったとたん険しい坂道だらけで、山肌に張り付く集団墓地なんかも見えてくる。道路は一応舗装されているものの至る所に穴や段差などのトラップが張り巡らされていて、段差や穴を越える度に腰が浮き、着地をする度にケツを固い座席に打ち付ける。走行スピード...