CX 金丸子(マルコポーロ ゴールド)に昇格

昨年9月に銀丸子ステータスを獲得したのだが、そこからキャセイ便に搭乗すること40回、ついにゴールド(通称・金丸子)に昇格した。丸子はグリーン、シルバー、ゴールド、ダイアモンドと士農工商4段階のティアに分けられているので、漸く『工』まで上り詰めた格好だ。金丸子パワーで出発3日前までのvクラス保証の恩恵に預かれるようになるのだし、東南アジア向けの出張も中国南方航空を切ってCXに一本化していきたい。今年は毎月コンスタントに4回程度は飛行機移動を伴う出張を組む計画なので、今までJGCにマイル加算していた香港⇔日本便もCXに一点集約させれば、何とか来年にはダイヤモンドまで登りつめることができるのではないか。

やばい、これは丸子の修行僧と化してきてしまっているぞ…

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こちらがMPCより届けられた会員カード。今まではUS$50と言う中途半端な入会金が必要とされる中途半端なクラブという印象を拭い切れなかったマルコポーロクラブだが、ゴールドまで来るとメンバーズカードもお上品で高級感さえ感じる。中華系のド派手なゴールドとは一線を画した品のあるシャンパンゴールドで、サービスの方も期待ができそうだ。

マルコポーロクラブ各ティアの達成ノルマ
ランク 必要マイル 必要セクター One World ランク
ダイアモンド 120,000     80 Emerald
ゴールド   60,000     40 Sapphire
シルバー   30,000     20 Ruby
グリーン   N/A    N/A N/A

ダイアモンドとなると120,000マイル or 80セクター。安いエコノミー便(Vクラス)をコツコツ乗って数稼ぐ私みたいな地道タイプはダイヤモンドになっても余り贔屓されない“不良”上級会員といった位置づけになるんだろう。噂によるとダイヤモンドの中でも上位1%の年貢納め高(噂によると相場は航空券費用の総額約200KHK$!!)を誇る乗客にはダイヤモンドプラスや、限られた世界の大御所のみしか手にすることができないダイヤモンドインビテーションなる隠れティアなども存在しているというが、いずれも私には遠い夢の話である。不良ダイヤ会員と陰口叩かれようが、今年一年はVクラス中心に80セクターを稼いでやる。

では、ゴールドやダイアモンドになったらどのような特典があるのだろうか。今一度おさらいしたい。
≪ゴールド≫
・シルバーの特典全て
・HKG、FRA、LHRにてアライバルラウンジが使える
・Vクラス席の保証(出発前72時間前まで)
・インボラ(インボランタリーアップグレード)率アップ(!?)←未確認
・CX姐 CX兄の対応が良くなる(搭乗後、金服・黒服が笑顔で挨拶に来たりもする)

≪ダイヤモンド≫
・ファーストクラスのチェックインセンターとラウンジが使える
・Vクラス席、PE席、ビジネスクラス席の保証(出発前72時間前まで)
・インボラ率が更にアップ(!?)
・CX姐 CX兄の対応が更に良くなる

この他にもマルコポーロクラブには、ダイアモンド会員の隣席ブロック、ゴールド・ダイア会員の誕生日にインボラ(シルバー時、誕生日に香港⇒シンガポール便に搭乗するもインボラ不発だったので、ゴールド以上かと思われる)、通算100回搭乗記念のインボラ、50万、75万、100万など通算飛行マイルが大台に乗った際のインボラなど、不文律的な特典も様々な場面に用意されているらしい。一説によると、香港在住者が200万マイルに達した時には食事会に招待されるとかなんとか…明文化されていない隠れ特典も丸子の上級会員のお楽しみの一つですね。

私個人としてはやはりインボラが一番ありがたい。グリーン⇒シルバー修行中の20回の搭乗機会では2度、シルバー⇒ゴールド修行中の40回の搭乗機会で2度のインボラに遭遇しているが、ゴールドでは果たして…先日はチェックイン時に『ゴールドへのご昇進おめでとうございます。』との一言を頂き、インボラへの期待に胸が膨らみましたが、その後、普通にVクラスチケットが発券されるという…無駄に期待を抱かせやがって!!

この点、あくまで参考情報になるが、flyer talkのCX板などに流れている情報に拠ると、満席時におけるインボラ割り当ての優先順位は下記の通りであるらしい。
情報元がCX関係者になるのかは定かではないので、あくまで参考だ。

1.VIP (Heads of State, Government Bodies, or Canto Pop/Movie stars)
2.CX Diamond Plus
3.CX Diamond Invitation, Diamond
4.CX Gold
5.CX management staff on travel duty
6.Oneworld Emerald
7.CX staff on duty nominees , other airline staff nominees, CX staff on personal travel
8.Oneworld Sapphire
9.CX Silver
10.Oneworld Ruby
11.CX Green
12.Asia Miles
13.Non status

JGC身分(Oneworld Sapphire)では20回の内3~4回はインボラに遭遇していたので、金丸子になることで確率的には相当のインボラが見込まれそう。身分差が無いタイブレーク時はBorading Nunberが若い順に振り当てられるらしいので、48時間前にオンラインチェックインが開始後速攻でチェックインし、BN1を目指すのも一つのテクニックとなる。

ただ、flyer talkの記事を漁っていると、CXでシートアップグレードの入札システム導入を進めるという不穏な動きもあるようなので、動向を注意深く見守っていく必要がある。
http://www.scmp.com/news/hong-kong/article/1521047/cathay-pacific-explores-online-auction-seat-upgrades
こんなことをされた日にはインボラは激減してしまうこと必至である。非丸子客も含めてより高いクラスが売れるのなら、直前の入札制度で売り切ることで各フライトの収益を増加させる狙いだろうが、中長期的にはどうなんですかね。上級ステータスを毎年毎年維持していくモチベーションは薄れること間違いなしだし、露骨なまでの依怙贔屓で上顧客を囲い込む戦略とどっちが得なのか。少なくともこれからダイヤモンドを目指す私には不利だわなぁ。とりあえず今年一年はDM狙いで、キャセイの動向も見ながら再来年にDMを防衛するか否かは決定していきたいと思う。

8月4日追記
早速、出発前72時間保証のVクラスチケットを確定させようとCXウェブサイトに乗り込むも、普通に売り切れ状態になってる…CXコールセンターに電話したところ『Sorry, please wait for a moment. All the V class seats are fully booked but I’ll put you thru the guaranteed seat (超英国訛り)』で言って10分以上待たされる羽目に。72時間保証の威力の程は無事に確認できたのだが、ログイン時に会員のティアが分かるんだから、ウェブサイト予約でも72時間保証をねじ込むめないものなのだろうか。この点お詳しいお方がいらっしゃいましたら、どなたかお教え頂けませんでしょうか。

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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    キャセイディライト様
    コメント頂きありがとうございます!
    やはり、一部上顧客の為に他の誰かが「蹴落とし被害」の憂き目に遭うような依怙贔屓システムを全自動のオンライン予約で運用するのは厳しいですよね…
    DMになったらDM専用のホットラインで電話予約もスムーズになるかと思いますので、社畜魂でDMへの最後の追い込みをかけていきたいと思います。
    クリパは例年通りですともう招待状が回る頃でしょうか。「人民」だらけのイベントに招待されてもなぁ…との気持ちもありますが、大陸クリパが開催されて招待されれば参加してレポを上げたいと思います。

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