ライブミュージックが響くカンチャナブリーの夜

ダークツアリズムの観光産業で栄える観光都市カンチャナブリーの見所周りで思いっきりグレーな気分にさせられて、陰鬱な気分でRiver Kwai Hotelにチェックイン。


ひだり みぎ
ナイトクラブやビアガーデンからスパやマッサージ施設まで完備した老舗ホテルで、一応は市内最高級ホテルの一つに挙げられるとのことだ。とりあえずシャワーを浴び冷房の効いた部屋で一休憩。更にレッドブルの元にもなったとされるタイの危ないエナジードリンクでヒットポイントの回復を済ませ、ロビーで貰った地図を片手に夕暮れの市内を歩いて回ることにした。


Krating Daeng(クラティンデーン)。クラティンデーンとはタイ語で赤い野牛という意味らしい。まんまレッドブルじゃないですかwww当時エナジードリンク市場でシェアを握っていたリポビタンDに対抗する為に開発されたこちらの赤い野牛。これを基にオーストラリア人が数年をかけて改良を重ね、Red Bull「レッドブル」が生まれたとのことだ。オーストラリア開発品のレッドブルに対してタイ産のレッドブル原形バージョンは多量に服用した場合の危険性が指摘されているとかなんとかと実しやかな噂が流れているが…まぁ一杯飲んだだけじゃあ分かりません。副作用もなく普通のエナジードリンクでした。

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さて、街へと繰り出します。特に特徴の無いカンチャナブリーの街の様子。バンコクから片道3時間程度とアクセスが良いからか、地図を片手にウロウロとしている白人観光客の姿を多く見かける。

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クウェー川沿いの木陰ではハンモックで半裸になって爆睡するオヤジの姿が。何て幸せそうなんだろう。10cmの距離で犬がめっちゃ吠えてるのに微動だにせず、まさに死んだように寝ています。


ミス・カンチャナブリーのパネル。健康的な肌と眩しい笑顔にうっとり。


バスターミナル付近は大通りは大通りとなっていて、交通量も多く賑やか。一見して地味なメガネ屋がメタルチックな音楽を爆音で流してるのには恐れ入った。

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バスターミナルから西に1Km、目も眩むようなまっ黄色の看板が眩しいカンチャナブリーの鉄道駅へとやってきた。黄色はプミポン国王の生まれた月曜日のシンボルカラーだからまぁ多少はね。でももしプミポン国王が火曜日生まれだったら火曜日のシンボルカラーであるピンクのペンキで駅構内が塗りたくられたのだろうかと思ったりすると草生えるw。

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駅前のナイトマーケットでは路上に所狭しと各種商品が置き売りされていて、その周りを通る隙間もないくらいにびっしりと地元民が賑わしている。いや、本当にすごい人口密度。売り物としては香水や衣類、偽DVD、電動工具など、一観光客としては面白味のないものばかりだったので、さっさと冷かして屋台コーナーへと移ります。

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寿司に焼き鳥、イカの姿煮、チャーハン、パッタイなどなど。

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もちろん南国フルーツも忘れちゃあいけません。

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焼き鳥とパッタイ、パパイヤで腹を満たした後はバーストリートへと向かう。タイは食事が美味くて安くて言う事無し!

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カンチャナブリーもやはり観光地。白人観光客向けのパーティー地帯が広がっていて、それも、中々の規模だ。川沿いのMae Nam Kwai通りに1Km弱程の距離に眩いネオンを発する観光客用飲み屋やゲストハウスが密集し、悪酔いしたデーブスペクターみたいな白人が半裸で奇声を上げたりしている。

ひだり みぎ

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通りを歩いていると薄着のお姉さんたちに声をかけられる。「この誘いに乗るか、乗らないか」「怪しいか怪しくないか」「こっちを選ぶか、あっちを選ぶか」などなど、タイの町を歩く時は色々と旅勘を発揮させながらリスク評価を迫られるケースが多くある。警戒心を強く持ちすぎると楽しみの機会を失うことになるし、警戒のガードを下げ過ぎれば自ずと痛い目に遭うリスクが高まるので、見極めのバランスが非常に難しいところだ。さて今日はどうするか。これだけネオンが輝き眩しいバーストリートを歩いているんだから、先ずは一杯行こうかと、はち切れんばかりのピチピチタンクトップが似合わない姐さんに促されるままに生演奏中のバーへと入店。

[youtube]ttp://youtu.be/zGSTCRFnN-g[/youtube]
おっちゃんの生演奏。この何とも言えないダラッーとした緩い感じがまた良いではないですか。演者と客の距離めっちゃ近いし。

ひだり みぎ
続いて、路上で白人観光客に声をかけられ、怪しげな小屋へと入店。

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もうかれこれ半年もアジアで沈没していると誇らしげに語るフランス人の若者グループと、アジア各国の都市を巡り音楽活動をしていると言うオーストラリア人。ここで放浪者の白人酒飲み野郎のペースに飲み込まれ、バケツ酒を喰らうことに。
[youtube]http://youtu.be/EW-HjDaIIN0 [/youtube]
客が客を呼び、気づいたら狭い店内が満席になっていて活気にあふれている。時計を見ると時間は22:00を回っていた。明日は早いしここは一人で先にお暇することに。

ひだり みぎ
最後はバイタクでリーバークウェーホテルへと戻り、卵チャーハンとチャーンビールで〆。

[youtube]http://youtu.be/tVoFwyXBnTM [/youtube]

[youtube]http://youtu.be/8qBd2nK4WvY[/youtube]
酔っぱらいながらビアホールで聞くタイ人バンドの生演奏が心に染みる。良い思い出になりました。一泊二日の小旅行も折り返し地点を迎え、明日はヘルファイヤーパスとカオプーン洞穴を訪問した後、ロットゥーにてバンコクへと戻る予定だ。

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