快適な避暑地・ダラットから混沌とした雑踏の街・ホーチミン市へ

週末休暇を利用した弾丸ダラット観光の旅程も全て消化し、ダラット空港へと向かわねばならぬ時間がやってきた。どんな旅にも終わりはあるとは分かっていても、これだけ快適な避暑地・ダラットから混沌とした雑踏の街・ホーチミン市に戻るのは、やはり思いっきり後ろ髪が引かれる思いである。

さて、ダラット市内から空港への足はタクシーかベトナム航空手配の有料シャトルバスになる。タクシーだと概ねVND200,000-300,000の費用がかかるところ、シャトルバスはVND40,000で済む。シャトルバスの予約は航空券発券時ではなく、フライト当日出発2時間前までにダラット市内のベトナム航空オフィスに行けば乗車させてくれるとのことだったので、バイタクのケツにまたがり急いでベトナム航空オフィスへと移動する。


流石はおフランスでオシャレなダラットだ、ベトナム航空のオフィスもメルヘンチックなピンク一色・三角屋根で何ともお上品。ここまでやられると新婚さん限定のハネムーン旅行用オフィスで、「男一人の入店お断り」という感じすらあるが、こんな建物が許されるのもまた、ダラットの街に漂う独特の甘~い雰囲気が成せる業だろう。流石はハネムーナーのメッカと呼ばれるメルヘン都市だ。ここで壇蜜似のお姉様にシャトルバスに関して問い合わせると、どうやらここはシャトルバスとは一切関係ない部門らしい。直ぐ近くにある別のオフィスに行ってくれとのことで、住所を書いたカードを渡される。

地図ならまだしも、住所だけ渡されてもなぁ…とりあえず道端で地図を広げてみると、くそ暑い中ダウンジャケットとフルフェイスメットを装備した恰幅の良い原付ライダーが私の前に停まり、ヘルメットを外してどこにいくのか?と聞いてくる。怪しい…メットを外した彼の顔を伺うと、浅黒の肌で、目がまん丸く渋みがある。あ!モーガンフリーマンだ!モーガンに住所を見せたところ、「乗ってけ」と言って(多分、そう言ったのだと思う)バイクのケツをパンパンと叩く。


モーガンのバイクに乗ること1分、ここだと言われて白亜の建物が眩しいNgoc Phat Hotelの前で降ろされる。なんだい、こんなに近かったのかい!!モーガンは金もとらずに私を下ろすと、代金も請求せずに何かを言って颯爽と消えていった。粋な奴もいるもんである。


確かにありました。Ngoc Phat Hotelの一角にベトナム航空のオフィスが入居しています。手続きは至って簡単で、便名と名前を伝え、パスポートを提示するだけで完了です。


意外にもかなり清潔なシャトルバス。ここから空港までは30分強でダラットの空港に到着する。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
2009年に開港したばかりとのことで、発着便数が少ない割に綺麗で立派な造りとなっていて、ダラットフラワーや民芸品、ドライフルーツなど一通りのダラット土産が買えるようになっている。肝心のフライトはというと…予想通りのディレイ。ここベトナムでのディレイは予想通り過ぎて驚きも怒りもしないが、搭乗口近辺を見回しても明らかに搭乗者数が少ない…これはまさかのフライトキャンセルになるかと肝を冷やしたが、21:30、無事に搭乗開始のアナウンスが流れて胸をなでおろす。


空港にはボーディングブリッジはおろかシャトルバスすら用意されておらず、ターミナルから飛行機までは各自徒歩で移動。ホーチミン市までの飛行距離を考えたらプロペラ機だろうと予想していたが、まさかのエアバスA321がだだっぴろい飛行場に一機ぽつりと放置されていてワロた。

搭乗率は目測で約20%、大幅採算割れ確実だがよくぞ飛ばしてくれた!離陸後はシートベルトサインが消えて水が配られたと思ったら、飲み干す間もなくシートベルト装着の指示が。以前に訳有りで香港⇒広州という超短距離路線に乗った時も離陸後速攻で「Cabin crew, 30 minutes to landing」のアナウンスがあり笑ってしまったが、今回はそれをも上回る短距離ぶりで、僅か30分でホーチミン市に到着した。行きはバスで山道を大きく揺れながら7時間の移動だったが、飛行機は1時間弱でホーチミン市に到着するんだから楽なもんだ。


Ngoc Phat Hotel
Add.: 10 Ho Tung Mau Street, 03 Ward, Da Lat City, Lam Dong Province.
Phone: 0633-68-3979

Related posts(関連記事):

ダラット高原鉄道で隣町のチャイマット村へ
縦に長い国土の南北が統一鉄道という交通大動脈で結ばれているベトナム。山岳地帯にあるここダラットにも1932年~1938年にかけて鉄道が敷設され、統一鉄道南北線のタップチャム駅からの支線が伸びていたそうだ。だが、ベトナム戦争後の主要路線復旧工事に際して行政から不要不急の路線というまさかの戦力外通告を突きつけられ、資材供出のために路線を残して廃線とされてしまう。駅、建てたのに…路線、引いたのに…当時の...
政治臭の強い歴史博物館&革命博物館
ホアンキエム湖から南東へ少しいったところにある歴史博物館。フランス領事館の跡地で、1874年にハノイで初めてフランスに割譲されたとされる屈辱の地に建っています。建物自体はフランス極東研究所の博物館として1932年に完成されたそうで、大変な歴史を誇る建築物のようです。 インドシナ建築様式と呼ばれる東洋と西洋の様式が混じり合った独特の建物で、外装や窓枠はアールデコ調の装飾が施されいる。一見、...
搭乗記 バーレーン⇒ドバイ キャセイ以遠権便とガルフエアラウンジ
本日は、バーレーンからUAEのドバイへと移動します。 飛行距離303マイル、ペルシャ湾を飛び越えるだけのウルトラショート区間。航空券自体はCXでバーレーン⇒ドバイ⇒香港と通しで買ってますが、先ずは以遠権区間のバーレーン⇒ドバイのみを消化。香港へはドバイで1泊してから帰ります。 キャセイパシフィックで飛ぶガルフコース。先ずはBAH⇒DXBのハーフコースのみプレー pic.twitte...
ダラット市民の台所・ダラット市場
ダラット2日目、余りの寒さの為に朝06:00に起床、ホテルの朝食に出た高原野菜サラダと野菜スープを胃袋に流し込む。甘味のある人参に玉ねぎ、そして新鮮な緑の高原野菜…普段は中国で汚染まみれの毒物ばかり食している私にとっては何よりの御馳走だ。今回のだラット旅行で、寿命が延びたと思う。 07:00、ぼちぼち陽が出てきたのでダラットの中心地にあるダラット市場へと足を運ぶ。新鮮野菜の朝飯に澄んだ高原の...

「快適な避暑地・ダラットから混沌とした雑踏の街・ホーチミン市へ」への1件のフィードバック

  1. あなたは知っていますか? 熱帯の国に位置していますが、Da Latは温暖な気候です。 人々がダラットを置くために使用する多くの名前があります:花の都市、恋の国、悲しい街、夢の街…ダラートの自然と人々は、詩、絵画、芸術、そして人々の心に入ります。 しかし、あなたが足を踏んだときだけ、どのようにあなた自身の最も本当の感覚を持っているかを説明しようとしています。
    日本からDa Latへの直行便はありません。あなたがDa Latにお越しいただくには、私たちの旅行をご参照ください:
    ニャチャン(Da Lat):https://goo.gl/XgBEHU
    Sai GonからDa Lat:https://goo.gl/6rkkm8
    Mui NeからDa latまでhttps://goo.gl/Nnye1m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。