バンコクで感じるアラブ…

バンコクには日本人だけでなく様々な国籍の人々が集結している。ファランと呼ばれる白人や、物を仕入れに来るアフリカ系、政情が不安定なアフガンから商機を求めてお店を出しに来たハザラ人、遊びに来る韓国人に商売する中国人、こじんまりと個人商店やレストランを出しているインド人にアラブ人…そんな国際都市バンコクの中でも一際強烈に異国情緒を放つ地区が有る。アラブ人街だ。
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勿論、アラブ人街とはいえバンコク市内の中心部。トゥクトゥクも走るし、屋台も出ていて、タイとアラブを混ぜ込んだような不思議な世界になっている。今日は出張前にアラブ世界へと潜入してきました。



アラブ色が濃いエリアは大体ここらへん。ナナプラザがあるスクンビットのソイ3にある。

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オシャレなナナスクエアが目印になるが、周囲にはアラビア語の看板も多いので直ぐに分かる。ムンムンとするアラブの匂い、鼻や直感の利く方なら臭いで分かるだろうw

アラブ人街では普通のカフェなんかを期待しちゃいけない。ここにあるのはArab Cafeだ。オマーン、アラブ首長国連邦、サウジ、バーレーン、イラク、カタール、クウェートの国旗とアラビア文字によるお品書き…完全にアラブ世界で す。ここまで中東国旗が揃えられていると、ハブられているレバノンあたりが非常に可哀想なんだが、レバノン国旗は調達できなかったのだろうか。
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入ってみたかったが残念ながら開店前で閉まっている。何がWelcomeだ!!

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ソイ3に入るとアラビア文字の看板やスカーフをまとったイスラムスタイルな女性、ターバンに長ーい顎鬚を蓄えた漫画に出てくるアラブ人のような男性の姿が目に入る。頭から黒い衣装を被って目だけ出した所謂オバQルックの女性やアラビア半島から抜け出てきたような白いアラブ服を着た男も悠々と歩いていたりするし、朝早くとはいえ独特の香辛料も香ってくる。路地ではアラブ歌謡が流れ、店の中ではシュワルマがぐるぐると回っている。明らかにバンコクの他の地区とは違う雰囲気で、『ああアラブに来たんだな』と実感が湧きます。アラブには来てないけど。

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エジプトやパレスチナ、イエメン、レバノンなど中東料理のレストランが軒を並べている。アラブ素人の私には全部『アラブ料理』と一括りにしてもらいたいところだが、その国その国の料理で分かれているようだ。流石に客先接待には使いたくないが、今度一人の時に改めて来てみよう。
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ていうかちゃっかりインド料理屋も多く店を出しているようだが、君たちは中東じゃないでしょう。でもパキスタンやウズベキスタンレストランもあったりしたので、アラブ諸国だけでなく広義のイスラム圏全体の食事が楽しめるようだ。

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ひだり みぎ

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商われている商品もアラブアラブしています。

香水。アラブの香水といえば、ねっとりとした甘みのあるエロティックで独特な雰囲気の香りというイメージがあるが、日本人には合わないであろう…
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マレーシアのイスラム博物館に行ってからというものの、こういうアラビックなお品に高級感を感じるようになってしまった。

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陶器もいいなぁ。器とセットになっているのは豚カツ屋にあるようなすり鉢セットみたいなことなのだろうか。

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シーシャ(水タバコ)も青や緑の石で彩られたもの、透明のガラス瓶付きのものなど、オシャレなのが揃っている。紙巻きタバコのようにただ吸えればいいというのではなく、デザインも楽しむものなのだろうか。

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実際、水パイプを完備したオープンカフェが多く並んでいて、アラブなおじさんがたが、道行く人を眺めながらゆっくりくゆらせていたりし、前を通りすぎる時に目があうと、パイプをくわえたままニッコリしてくれたりするw中国やベトナムの路地の喧騒とはまたちょっと違った雰囲気だ。

クアラルンプールではアラブ人を多く見かけたが、マレーシアがイスラム圏であることを考えれば不思議ではない。でも何故こんなにも多くのアラブ人が仏教国タイに…それでもこんな完全に違う異文化カルチャーを完全に呑み込んでしまうのがタイの凄いところである。こんな世界が日本のどこかに出現したら官民一体となって排除されること請け合いだ。今回は食事する時間は取れなかったが、次回はアラブ人街で水タバコやレバノン料理などに挑戦してみたいと思う。

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