アジアティーク リバーフロント

バンコクの夜の楽しみの一つであるナイトバザール。2010年に完全クローズしてしまった巨大ナイトマーケット・ルンピニナイトバザールに代わる新たなバンコクの夜の顔として、チャオプラヤー川沿いに『アジアティーク ザ リバーフロント』がグランドオープンしました。

時は19世紀、タイが未だシャムを国号としていた時代の事、アジア近隣諸国に欧州列強諸国の植民地化の波が押し寄せる中、当時のチャクリー王朝の王・ラマ5世は植民地化を免れるべく国家の近代化を推し進め、貿易面で深い親交のあったデンマーク王国と友好条約を締結。当時、チャオプラヤー川沿いに幾つもの物流倉庫、貨物船の船着き場を所有していたデンマークの貿易企業イースト・アジアティーク社が初めて開いたチャルンクルンの船着場倉庫が修復・復元されてできたのが、『アジアティーク ザ リバーフロント』です。当時のアジアティーク社の栄華を再現するかのように建てられた巨大なナイトバザールは、実に東京ドーム2.5個分の広さで、「チャルンクルン地区」、「タウンスクエア地区」、「ファクトリー地区」、「ウォーターフロント地区」という4つの地区に合計約1,500もの店舗がひしめきあっています。

【行き方】:

BTSサパーンタクシン駅から無料シャトル船か陸路(タクシー又はトゥクトゥク)で向かうかのどちらか。トゥクトゥクでの移動では10分弱、言い値100バーツから40バーツまで値切れましたので参考まで。

シャトル船での移動の場合、BTSサパーンタクシン駅の2番出口直結のサトーン船着場から30分間隔で出港している無料シャトル船で向かうことができます。

●時刻表


無料シャトル船の乗り口は、川に向かっていちばん左側の桟橋。夜7時を過ぎたあたりからは行列となり、1船~2船待たなければならないこともありますので要注意。

ひだり みぎ
まるで囚人搬送船かの如く人を詰め込んだボート。乗船客の半分は日本人といっても過言ではない程の日本人率。それも殆どが10代~20代の若い女性陣で、小生は一人で場違いな雰囲気でした。おっさんだって買い物しますわ!

ひだり みぎ
チャオプラヤ・エクスプレスよりは航海速度が若干遅く、ゆっくりとチャオプラヤー川の情景を楽しめます。これが無料とは何とも粋なお計らいである。

波に揺られること10分程。アジアティークのシンボルの一つである観覧車を過ぎ、船着き場に到着。
ひだり みぎ
ナイトバザールというからには人と店とでごちゃごちゃとした場所かと思いきや、キレイでこじゃれた最新ショッピングセンターといった外貌。何となくお台場のような雰囲気であり、確かにオッサンには場違いな空気が流れている。

ひだり みぎ
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川沿いを歩いてシャム王国の時代に想いを馳せていると、夕日が母なる川・チャオプラヤー川に沈んでいく。何ともノスタルジックな気分にさせてくれるスポットだ。このウォーターフロント地区は川沿いに300m超の散歩道とリバービューのオープンテラスレストラン、ワインバーなどで構成されている。

ウォーターフロント地区の一つ奥はファクトリー地区。100年以上前の木材裁断工場跡を修復して造った1~10までのWarehouseに、ファッション店舗中心に合計500軒の小店舗が密集しています。
ひだり みぎ
区画整理がきっちりされていて、建物だけでなく、通りにも番号付けされています。建物自体も工場跡とは思えない程明るくて開放的。天井も高くて閉塞感はありません。

お次はアジアーティーク中心部に位置するタウンスクエア地区。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
モールの中心部には芝生の休憩所があり、疲れたら芝生に寝転がって月を見上げながら休憩することも可能。2000㎡の敷地には課外イベント用の広場の他、ビアホール、和洋中だけでなく、タイやベトナムなど各国料理のレストランが出店していて、屋台村のような雰囲気を醸し出しています。時計台や観覧車の周辺は絶好の記念写真スポットの為、タイ人の若者と日本からの旅行客でごった返しています。

川側から内陸側に向けて歩き、一番奥のエリアは土産物屋やタイ雑貨、アンティーク品などの店舗合計約1000店に、オカマショー“カリプソ”にタイの伝統人形劇“ジョー・ルイス・シアター”などが楽しめるチャルンクルン地区。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
殆どの店舗が2~3坪程度の小規模なものですが、店内にはエスニックで魅力的な商品がギッシリ。ここでは土産用スカーフを2枚購入。小物アクセサリーや部屋の装飾品が多く売られていて、一店一店じっくり回ったらゆうに2時間近く使ってしまいます。MBKセンターよりは一点物のお店が多くてユニークな土産物の探索には最適ですし、オバサンの売子が多いMBKと比べて、こっちは店員が若くてオシャレなので、買い物していてこっちまで若返った気分になる(笑)

夜市だけあって各店舗は17:00からのオープン。閉店は24:00のところが多いようですが、サトーン船着き場に戻るボートの最終便は23:00なので、それ以降まで滞在する方はタクシーで戻ることになりますので要注意。タイのナイトバザール特有の喧騒は味わうことができませんが、純粋に買い物や食事、チャオプラヤー川のリバービューを楽しむには良い場所かと思います。


営業時間:店舗によって異なるが、概ね17:00~24:00

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「アジアティーク リバーフロント」への2件のフィードバック

  1. 詳しい情報とても参考になりました!
    バンコクナビのサイトよりもずっと分かりやすかったです。
    多くの写真の添付もお疲れ様でした^_^
    来週からバンコク行ってきます!
    ありがとうございました。

    1. Junny様
      この度はコメント頂きありがとうございます!ほとんど自己満足でやっているようなウェブサイトですが、そう言って頂けるとは何ともブログ冥利に尽きますし、これからもマイペースに続けて行こうというモチベーションになります!バンコクは現在雨季ですがお天気に恵まれると良いですね!私は時間的制約があり逃してしまいましたが、毎晩開催されているニューハーフショーが面白そうでしたよ^^良い旅を!

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