中国版新幹線

国内出張中は、中国版新幹線とも形容される中国高速鉄道も利用しました。昨年度に死亡事故を起こし、事後対応の拙さでも世間を大いに騒がせたアレです。

事故の主役だった和諧号。

今回はまさにこの和諧号に御世話になりました。上海紅橋⇔蘇州の84Kmを30分足らずで走り抜けます。前回の蘇州訪問時は最高時速350Kmで運行していましたが、昨年の事故後に『安全面の理由』で最高時速を300キロに引き下げたらしいです。但し、時速300Kmなら問題無いとの科学的裏付けや保証があるわけでなく、前鉄道省幹部の汚職や品質規格外の資材の使用等のおから工事の全容が明るみになりにつれて高まった鉄道当局への反抗的世論に対して、『とりあえずスピード落として安全性を考慮してますよ』的なパフォーマンスなのでしょう。あくまで目的が『自己防止』でなく『世論の鎮圧化』であった感は否めない。

上海紅橋駅
ひだり みぎ
『紅橋駅の入り口で落ち合いましょう。』と言って別の担当者と待ち合わせしていたが、入り口が複数個あった為に迷子になる。鉄道の駅というより、もはや空港ターミナルのような規模と雰囲気です。


駅構内に入る前には荷物のX線検査と金属探知機によるボディーチェックが行われます。金属探知機に財布とベルトと時計が相次いで反応するも、追調査は無し。

係員『進んで下さい!』
私『ピーって鳴ってますよ?』
係員『進んで下さい!』

金属探知機が反応しているのに、何も言われず通してくれました。面倒くさいからか?一体何の為の検査なんだろう…手荷物からパソコンを取り出す必要もありませんでした。
駅構内に入り、販売窓口にて当日券を購入。

巨大な電光掲示板には空席状況などが表示されています。


チケット購入後、無料で配布されていたチベットの天然ミネラルウォーターを頂く。レストランのティッシュですら金を取るような中国でミネラルウォーターを無料配布!?確実に何か裏があるな。チベットは中国ですよとのアピールなのであろうか。

水を貰い、2階のファーストフード店に時間潰しに行くと、1階の待合室が面前に。

何だこの規模!!!!!見渡す限りの椅子と人。動き回る人間が蟻のようにさえ見えてくる。それもそのはず、ここは世界最大の鉄道駅で、総面積は26.26k㎡にもなるそうで、高速鉄道だけでなく、ちょっとスピードの落ちる在来線の鉄道や長距離バスのターミナルにもなっています。

喫茶店で時間を潰し、ぼちぼち鉄道の出発時間となったので自動改札口を抜けてプラットフォームへ。

4機中2機が壊れていて、不安にかられる我々一同。日本からの出張者は『ここで死ぬわけにいかない』などと縁起の悪い戯言をほざき出す始末。


いざプラットフォームから社内に乗り込み、自席を探します。

新しいだけあって車両内は想像以上に清潔。

狭い通路を通り抜け…

31…31… あったあった

って!弁当の残骸!!!この駅は始発じゃなかったのか。車内は比較的綺麗だし、走りも至ってスムーズでハード面は予想以上に良かったのに、乗客のマナーが非常に残念。

帰りも晩御飯の時間だったからか、隣の客が臭~い餃子を食べだすし…

軽食は良いとしても流石に公共の場で臭いの強烈な餃子は反則だろ~~(涙)

着いたら着いたで自動改札口は全機故障していているし

代わりに係員(赤いスカートの人)がチケットをチェックしていました。


駅構内のトイレも故障中。


パトロールカーも故障中で放置されている。

大丈夫なのか中国~~。やっぱり形だけは最先端の物に似せられても、中身(品質)までは完ぺきにコピーできていないんですね。『見栄え良ければ全て良し』の精神でコピーブランド品がバカ売れしている中国ですが、昨年に死亡事故を発生させた亜流新幹線は今後どうなっていくのか。昨年のような大惨事が再発しないことを切に祈る。

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「中国版新幹線」への8件のフィードバック

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    >miharaさん
    コメント有難うございます!
    中国の経済発展と国際化が余りに急激だった為、国民の供用レベルの向上が明らかに追いついていないですよね…文化的に言っても世界の『当たり前』を中国に根付かせるのは難しいのかなと思っています。

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