激しすぎる5D映画

前々から気にはなっていたのですが…

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岐江沿いにある5D映画館『王日韓流』という何ともテーマを絞れていない服飾商店の脇を入ったところにあります。今日のオリンピックの男子サッカーエジプト戦の前に時間があったので行ってきました。

ひだり みぎ
5D体験の看板を見ていると若いお姉さんが売り込みに出て来ました。そういう集客戦法か!

お姉さんに説得され、なすがままに連行される私。
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『切って、貼っただけ』感が出てる手作りファサード看板が映画に対する期待値を大きく引き下げます。

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この中から選べと。サービスで1部10元(≒125円)、2部20元(≒250円)と言われ、迷わず1部を選択。こっちの映画は普通に100元とかするので5Dともなると500元くらいかっ取られるのかと思っていたが、予想外の安値。大人一人でも楽しめるおススメを聞いたところ、『病狂過山?(クレージー・ジェットコースター)』が放映されることに。

こんな感じの暗がりの部屋に通される。前列4人、後列4人で最大8人収容の小部屋。
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完全に自分一人の密室。ここで5D用の特殊メガネを渡されます。

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前方のスクリーンにはアバターの人が。

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ちょちょちょいと映画プログラムがいじくられ

突如として
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スタート!(余りに揺れが激しかった為に手振れが酷いですが悪しからず 

超高速で山間を走り抜けるトロッコで冒険するという設定らしい。
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強烈な風が吹き付け、椅子が激しく暴れ出す!!シートベルトしてないと放り出されるくらい暴れ馬化した椅子!!

レールで入り組んだ山岳地帯。
ひだり みぎ
どういった経緯でこんなところを走り彷徨うことになったんだ。

ひだり みぎ
迫り来る巨大な鳥類集団による襲撃をかわしたと思ったら…

まさかの急落下!
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この時点で画面に酔って気持ち悪い。慢性的な寝不足状態の私には5Dはきつかった。

落下したトロッコは洞窟に突っ込み
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中にいた大蛇のような怪獣に豪快に噛みつかれるが、辛くも回避!

命からがら洞窟を抜けきると、前方に味方であろうヘリを発見!
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ロープ状のハシゴを差し出す山岳救助隊!ヘリに乗り込んでようやく解放されるのか!
と思いきやロープを掴みきれず、そのままブーンと遠くに走り去っていくヘリ…

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諦めるの早いよ救助隊!薄情だな~~!

で、フェードアウェイしていくヘリと共にこの映画も終了。バッドエンディング??何なのこのオチ!

感覚的にはTDLのスターツアーズの小規模版といったところでしょうか。ただ、焦点がずれているのか途中で酔ってしまいましたし、振動が強すぎて首を痛める可能性があるので要注意。

放映時間は5分弱でした。
その他のタイトルは
『鬼屋(お化け屋敷)』
『雪地反●(雪地反撃)』
『南瓜鬼(カボチャ鬼)』
『小恐●(ミニ恐竜)』
『黑暗墓地(黒暗墓地)』
『森林探●(森林探検)』
などなど。多分、どれもこれも似たような内容になっていると思います。

以上、首の強い方にのみにおススメできる5D映画の紹介でした。

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「激しすぎる5D映画」への9件のフィードバック

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    >hiro190さん
    >hiro190さん
    中国は何にしても消費者の視点で考えるということがなされていないですからね(涙)上海の高速新幹線の設計者が『(設計欠陥だらけなので)私だったらこれには絶対乗らない』みたいなこと言ってましたが、このアトラクションを設計した人ももしかしたら自分でトライしていないのかもしれないですね(笑)

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