厦門からの帰りはお馴染みの中国東方航空(MU)で。MUはJALとも提携しているのでJALマイルも加算できるけど、南方航空(CZ)での修行を行う身ということもあり今回のマイルはCZ付けで。
MUで飛んでCZにマイルを付ける場合の加算率一覧表。ビジネスクラス(J, C, D, I)でも1セクターしか貯まらないというのは不満。
参照:CZ公式サイト
アモイの空の玄関口は高崎国際空港。廈門航空(MF)のハブ空港としても機能しており、思ったよりデカい。元々は1941年に旧日本帝国陸軍が建造した飛行場跡を利用した空港らしいが、今や国内航空会社のみならず、非チャイナ系キャリアも10社以上が乗り入れする立派な国際空港である。ただ、wikiに拠ると、厦門翔安国際空港なる新エアポートが2020年の開業を予定していて、高崎空港は閉鎖されることになるらしい。親近感湧くんだけどね、高崎空港の方が。どこの群馬だよって。
稼働中のターミナルはT3とT4の2箇所。ターミナル4を利用する厦門航空・南方航空・河北航空・各社国際線以外のはターミナル3に押し込まれているので、今回はターミナル3へとタクシーで乗り付ける。ターミナル間は歩いて移動できる距離じゃないんで、利用ターミナルはお間違えなきよう。
多数のマイナーな大陸系航空会社も利用するターミナル3。チェックインカウンターも各社共有のもので大変に混雑していたので、誰もいないプレミアチェックインカウンターを利用する。これがまた秀逸で、身分証チェックと荷物検査のレーンに直通しているので、パパッとタイムロス無く制限エリアへと入ることができる。JALだとイミグレの長蛇の列に並ばされるホーチミンも見習ってもらいたいものである。
制限エリアは他の中華都市にある空港と同じデザインを基調としながらも、ところどころに熱帯植物が置かれてて南国風の趣き。国内線専用ターミナルながら意外と飲食施設や服飾系店舗も充実してる。
ラウンジは搭乗階の中央に各航空会社共通のFirst Class Loungeが1箇所あるのみ。レッドカーペットを進み上階へと進む。
改装されたばかりとのことで綺麗だし広い。その上、リーディングルーム風や茶室風などの席もあり、シーティングバリエーションも豊富。この日は遅延連発で大量の難民が待機してたけど、これだけ座席数があれば椅子取り合戦を強いられることもない。
ただ食事がね。しょうもない中華な餌ばかりが並んでて食欲も湧きやしない。
幸いにして自分のフライトはオンタイムでの出発とのことで、足止めをくらい殺気立つ難民を後目にラウンジを離れてゲートへと向かう。
青い座席カバーに真っ赤なブランケットが映えるA320。アモイ-上海区間なんてショボショボリージョしか飛んでないから仕方ないんだけど。
何故かエアコンガンガンの冷凍庫状態の機内で待つこと20分程、最後の搭乗客が悪びれることなく搭乗するのを待ってドアクローズ。メリディアンを見下ろしながら高度を上げる。
厦門きっての観光スポットであるコロンス島上空で旋回。せっかくだからもっと観光らしいことをすれば良かったと今更ながらに後悔する。
機内食はショボいは担当CAは女性版サモハンキンポーみたいな恰幅の良く武術の腕に覚えがありそうなオバサン(しかも不愛想)だったし、今回の週末旅行は余り良いことなかったな。
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