アシアナ航空 ビジネスクラスB767-300 仁川ー広州 搭乗記

仁川―広州のOZ357は21:10発。アシアナ航空のビジネスクラスラウンジでまったりと暇つぶししてからゲートへと向かう。

ゲートに着くと、慌ただしい雰囲気の中でゲート変更のアナウンスが流された。

新たなるゲートは最果ての49。着いたら着いたで今度は無情にもシステム障害だと…。何のシステム障害か尋ねても要領を得ない回答ばかりで、他の客に凄まれて地上スタッフは今にも泣き出しそう。殺気立つゲート…。ただでさえ到着が深夜0時過ぎなんだから、出来る限り早く出発したい乗客の怒りは尤もである。

機材も変更となり、中型機のB767-300がゲートに鎮座。ウイングレットもなく古そうだし、オールエコのモノクラス仕様じゃないかと心配になってくる。

結局、定刻から1時間過ぎてから搭乗開始となり、怒れる群衆が我先にと機内へと進んでいった。皆さま本能により理性が支配されてしまっており、優先搭乗という社会的ルールは完全に忘れ去られてしまっていた。自分が早く搭乗したところで自分だけ広州に早く着くわけじゃないんだし、ガラッガラでオーバーヘッドコンパートメント争奪戦が勃発する訳でもないのに、皆さま何をそんなに急いでらっしゃるのか…。

ビジネスクラスは2×1×2が3列の15席。ビジネスクラスが存在していたが、相変わらず超低調な搭乗率で、自分を含め4人しか乗ってないw。エコの方も半分は空いてたし、往路の広州ー仁川もそうだったが、閑古鳥も心配になって泣けないくらいの寂しさである。

ひだり みぎ
因みに自分以外の3人の内2人は真ん中D席。満席時ならまだしも、こんだけ空いて隣人もいない状況ならA席またはK席の方がスペース広くて良いと思うんだけどなあ。真ん中で偉そうに踏ん反り返るスタイルが人気なのかな。

ひだり みぎ
ピッチは53インチで幅は20.2インチ。スリムなアジア人向けなのか幅は狭いがピッチは往路のA321と比べれば随分とマシ。あれは本当に酷かったから。


リクライニング角度はショボイし、座席幅が無い分、リクライニングして足元のスペースを削った時には窮屈感がある。

ひだり みぎ
ウェルカムドリンクにシャンパンがあったので、酒を飲みながら機内誌を物色。ミリオンマイラー特典が充実してて羨ましいわ。JALもファーストクラスラウンジの生涯利用くらいの見返りがあれば修行にも身が入るんだけど。

22:25、ドアクロとなり漸く機体が動き出した…。広州市内泊なのに深夜に着くとか嫌だなー。
ひだり みぎ
機内食はコースで。サーモンサラダとふんわりパンに続いて出てきたメインはチーズと刻みハムがたっぷりと詰められた鶏の胸肉。見た目はパッとしないけど、上品な甘さのクリームソースが絶妙。


チーズとフルーツステージまで。ここで我が胃が限界を迎え、この後のムースケーキと茶は辞退することに。まだまだ胃拡張修行が足りませんね。

食後の歯磨きをして席に戻ると照明が落ちてお休みモードになっていたので、降下開始まで自分も就寝。

25:00過ぎなのに明るい広州へ…。

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