インターコンチネンタル東京ベイ クラブフロア宿泊記

この日はインターコンチネンタル東京ベイのクラブフロアでマッタリホテルステイを楽しむことに。

宿泊費は一泊US$272.12⁺。Mr. Rebatesで費用の10%(US$27.21)が還元されるので支出の合計はUS$244.92⁺。素泊まりならUS$170台後半から様々なプランがあったが、ロイヤルアンバサダーでもない限りSPGのように最安値部屋ではラウンジアクセスが付かないのでクラブフロアに泊まるとお高くなってしまうのがIHG最大の難点。

レギュラーフロア(8-17階)・エグゼクティブフロア(18-19階)・クラブインターコンチネンタルフロア(20-24階)というフロアカテゴリーに加え、ビュータイプや部屋面積、チェックイン・チェックアウト時間によって事細かく値段が設定されている。勿論、チェックインが遅くなれば15時からのアフタヌーンティや17時からのクラブディナータイムを逃すことになる訳で…。プラン設定がキメ細か過ぎて迷いに迷ったが、今回は15:00チェックイン⇒16:00チェックアウトというフルサービスでホテルステイを堪能させて頂くことに。

ゆりかもめの竹芝駅に直結のインタコ東京ベイ。JR浜松町と品川駅から無料送迎バスも運行されているけれど、この日は天気が良かったので品川から心地よい海風を浴び青春を感じながら徒歩で向かうことに。

お台場や浅草方面とを繋ぐ水上バスの日の出桟橋も直ぐ近くなんで、船でのアプローチなんてのも乙。

24階建てのインタコ東京ベイはホテル名の通り東京湾に面しており、客室からの眺めの良さは都内でも屈指。外に出れば東京湾に面した遊歩道を歩いたり、ベンチでぼ~っと東京湾を眺めたりできるし、「ホテルの中はもちろん、外に出ても落ち着ける」という東京都心には珍しいマッタリ気分を存分に味わえるタイプのホテルである。


客室は海側のレインボーブリッジビューを始め、隅田川のリバービュー・東京タワービュー・スカイツリービューと、東京を代表する名所を望める4つのビュータイプから気分や好みに合わせて選択できる。ラウンジがレインボーブリッジ側に面しているので、ラウンジ付きなら隅田川側の部屋を選択すれば両方の景色を楽しめて良いかもしれん。

ひだり みぎ
海側から建物の反対側に回り込み、高級ホテルの趣きに溢れる正面エントランスからロビーへと足を踏み入れると、ホーウッドオイルなど計11種類の香りがブレンドされたオリジナルアロマの香りに包まれる。

ひだり みぎ
天井が低いからか小ぶりな印象のロビーだけど、高級感あるシックな内装と落とし気味の照明で女子ウケが良いのも頷ける雰囲気だ。匂いも良いし。リゾートホテルでの単独利用すら躊躇なくしてしまうボッチ好きな自分だが、特別な人と特別な機会に利用するような特別な雰囲気のホテルだけに、ボッチ利用だと流石に寂しさが込み上げてくる。

ひだり みぎ
江戸時代の京都の様子を描いた洛中洛外図屏風が展示されるなど、日本の雅やかさでゲストを歓迎する外国人相手の粋な演出も見て取れる。この日の利用客はほぼ日本人客だけだったが。

ひだり みぎ
さぁて。今回は奮発してクラブフロアを予約していたので、寂しさをぐっと押し殺してエレベーターでクラブラウンジのある20階へと単独で向かう。

ひだり みぎ
15:00過ぎということでアフタヌーンティの利用客とチェックイン客で混み合っていた為にスタッフの皆様も流石に手が回らなかったのだろうか、ドリンクはセルフサービスでどうぞーという放置プレーを受けつつチェックイン。

【クラブ インターコンチネンタルラウンジ】
営業時間:07:00〜21:00
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クラブフロア以外の宿泊でも1室あたり1日10,000円(税・サービス料別、同室2名まで)を払うことでラウンジアクセスを買うという選択肢もある。

部屋

ラウンジでチェックインを済ませ、21階レインボーブリッジビューの客室へ。東京タワービュー部屋のお隣で、頑張れば東京タワーも拝めるというオイシイ部屋である。
ひだり みぎ

ロビーと同じくダークブラウンを基調としたシックで大人な装いの部屋。その一番の特徴は、ホテルの経営母体であるベストブライダルとシーリーが共同開発した「Black Lavel by Intercontinental Tokyo Bay」というベッドだろう。31cmもの厚みがありどっしりとした弾力を感じられるマットレスに、スレッドカウント300の滑らかシーツ、そして、業界初のポリジン加工(抗菌防臭加工)を施した羽毛布団…。ベッド横にはプラズマクラスターも用意されているし、インタコ東京ベイでは最高の熟睡が約束されている。


ひだり みぎ
ひだり みぎ
そしてこの窓からの展望ですわ。目の前にはレインボーブリッジと宝石のように輝く都心のビル群と東京タワー。そして、眼下には水上バスとクルーズ船シンフォニー号が停泊する日の出桟橋とゆりかもめの日の出桟橋駅があり、船や鉄道が行き交う美しい夜景を思う存分に満喫できる。部屋でこの景色を独り占めできるというのはこれ以上ない贅沢であろう。



シックなデザインの中に香るモダンゴージャス感。家具の一つ一つに高級感が漂っている。


ひだり みぎ
冷蔵庫もフルストックだし、ネスプレッソも完備。ただ、冷蔵庫のネスプレッソは罠で有料(一個400円)となる模様。キャビネットの方は無料らしいが…これは本当に分かりずらい。

ひだり みぎ
クローゼットの中には軽くて肌触りに優れるバスローブ・パジャマ・金庫・体重計・アイロン・スリッパ・ブラシに靴ベラ・懐中電灯・傘など、必要な物はたいてい揃っている。


アンバサダー会員用のウェルカムギフト(チョコレート)に予めカットされたウェルカムフルーツ。
*2017年8月7日更新:アンバサダーギフトはチョコレートからタオルに更新されたようです。


続いて水周りを見ていくと…シャワーブースの他に大型のバスタブもあるが、バスタブ周り以外はタイル貼りがメインとなっているからか、ベッドルームのような高級感は無い。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
バスアメニティは他のインタコ同様にアメリカのフレグランスブランド・アグラリアのシリーズで、シャワーブースには別にミキモトのバスアメニティも置かれてる。

クラブ インターコンチネンタルラウンジ


ひだり みぎ
20階のベイ側にゲストルーム6室分のスペースに展開し、窓からは一面のベイビューが開けている。

どんなもんかとディナータイムに押しかけてみると、これはこれは大人気なようで、窓からは程遠いテーブルしか空いておらず、スタッフも食事の補充とテーブルの片づけに忙しなく動き回っていた。
ひだり みぎ
ポテトと茸のソテー・サーモンのソテー・ビーフピラフ・ローストポーク・四種の豆サラダ・茸サラダ等々。種類は少ないですが、クラブディナーというだけあって問題無く胃袋は満たせるレベル。ただ、「カナッペ」や「オードブル」ではなく敢えて「クラブディナー」と表現するまでのレベルにはなかったかな…。参考までに、ホテル公式サイトにメニュー例の一覧があったので以下に記しておく。

【メニュー例】

スナック:オリーブ、チップス、クッキー
前菜:温製カナッペ類、冷製カナッペ類、野菜スティック、シーフードマリネ、チーズ類
スープ:ポタージュ、中華スープ
温製料理(日替り):ローストポーク、鶏のトマト煮唐揚げ、サーモンソテー、ビーフピラフなど
寿司:巻き寿司
デザート:おまかせフルーツ
ドリンク:
ドラフトビール、ブラックドラフト、スパークリングワイン、赤・白ワイン、ウイスキー、ジン、ウォッカ、カンパリ、ピーチツリー、ディタ、グレナデンシロップ、ウーロン茶、アイスティー、アイスコーヒー、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、レモン水、ジンジャーエール、コーラ、トニックウォーター、ソーダウォーター、ミネラルウォーター、コーヒー各種、紅茶各種

ひだり みぎ

ナイスタイミングで空いた窓際のカップル席にスポットインしてKYなことに一人で占拠。景色は良いんだが、このクラスのホテルならシャンパンを出して欲しいところ。

ひだり みぎ
朝食の方も特に称賛すべき内容ではなかったが、卵職人が作るオムレツの出来が絶妙過ぎた点だけは、どんな仕事でも与えられた職務を極める日本人の職人気質を感じれて感動した。

【メニュー例】
コーヒー、紅茶、ジュース類、牛乳、サラダ、温野菜、パン類、お粥、シリアル類、卵料理、ベーコン・ソーセージ・ハム、フルーツ、チーズ、ヨーグルト

ひだり みぎ
食後は16:00までまったりと部屋の中で過ごし、帰りはシャトルバスで浜松町まで。バス乗り場は分かりずらいが、JR浜松町駅南口改札のバスターミナル5番となっている。

海外なら高級ホテルやリゾートホテルでも恐れずにボッチ利用できるのだが、ちょっとインタコ東京ベイの単独利用はキツかったな…。ベッドの寝心地は抜群だし、一人でまったりするのにも最適なホテルなんだけど…。

インターコンチネンタル東京ベイ


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住所:〒105-8576 東京都港区海岸1丁目16番2号
TEL:03-5404-2222
ホームページ:https://www.interconti-tokyo.com/


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コメント

  1. ポンズ ポンズ

    IHG様
    貴重な最新情報をご教示頂きありがとうございます。小生宿泊時(2017年1月)から改悪があったとは…。
    IHG様の情報を基に記事内容を修正させて頂きました。ありがとうございます。

    ラウンジの夕食は、他のホテルでよくある「カナッペ」や「オードブル」ではなく敢えて「クラブディナー」と表現されていたので期待していたのですが…。お酒も値の張る銘柄が揃っていたわけでもなく、確かにあの内容であれば、コスパだけで考えれば他所を利用した方が賢明そうです。良いホテルでしたけど、ロイヤルアンバサダーにならない限りはクラブフロアのリピートは「無し」かなぁ。

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